別に自宅まで出向かずとも適当なところへ呼び出すか捕まえて連れて行くかすればいいわけで(そうするとイクオがそこへ駆けつけられる理由が必要になるし、なにより超絶キマってた二丁拳銃斗真を拝めなかったかもだけど)、わざわざ北川の息子という存在を出してまで北川の自宅に出向く展開にしたのはてっきりイクオが北川を撃とうとしたところを息子(イクオの腹違い弟)が撃つんだと思ったのにー!(結子先生と同じように最初はイクオたちに銃を向けてたんだけど、クルっと身を翻して北川を撃つんだと。あの時は結子先生を撃った北川だけど、今度は息子に殺されるという因果応報展開になるんだとばかり!)。
竜っちゃんはずみで撃たれるとか・・・。しかもめったくそダサい撃たれ方・・・。
つーかウラバラスであれだけ竜哉は不死身だと、撃たれても次の回では回復してると言ってたのはなんだったんだって。イクオは同じように腹撃たれたってのにゾンビ化して大暴れした挙句階段落ちしても生きてるってのになんで今回に限って竜っちゃんダメージうけまくってんだっての。
って、イクオに抱えられながら北川邸を出たら深町がいたもんだから
「車まわしてくれたのか、深町。お前はベストオブ片腕だ」
「何言ってるんですか、こんなときに」
「本心だよ、最初で最後のな。・・・ありがとよ」
そう言いながら血塗れの手で深町の頬を優しく撫でる竜哉さんとか!とかああああああああああああ!!!。
「最初で最後の本心」と言われ、もうこれは竜哉さんを止めても無駄だと、竜哉さんとはお別れだと悟ったんだろうね。必死でイクオに取り縋ろうとする美月を無言で押さえつける深町はまるで泣いてるように見えた。
ずっと竜哉さんの本音が聞きたいと願いながら側に居続けた深町にとって、最初で最後に言ってくれた「ベストオブ片腕」はどれほど嬉しくそして哀しく聞こえたんだろうなぁ。
そして龍崎イクオの選んだ手段を、龍崎イクオと段野竜哉の復讐の結末を目の当たりにし、痛ましげな表情を浮かべることしかできない三島と橘、悔しげに馬鹿野郎と呟く蝶野、泣き崩れる日比野美月
・・・・・・の横に突如流れたポエムはあれナマセファンの日本語訳詩ですか?
とか思ったらちょっとこみ上げてた感情が一瞬で冷めたというか吹き飛んだんですけど(笑)。
その後の追悼オムライスタイムでも深町の涙で再びグッときそうになったのに、でもオムライスにかけられたケチャップであのくっだらねえ言い争いを思いだしちゃってやっぱり吹き飛んだしー!(笑)。
なんのために副音声ナシで初見したのかと!!ノー副音声でも台無しってどういうことですかっ!?。
で、副音声付で見たらマジひでーのなんの(笑)。竜聖マジ空気読め!!(笑)。イクオの弟も斗真の弟もロクなことしねえ!!(笑)。
まぁでも5年越しの念願を叶えた斗真の生の声で最終回を迎えることができた想いを聴けたのはウラバラスがあったからこそ、ウラバラスのおかげなんだけどさ、でもほんといろいろ台無しだったわ(笑)。
でもさぁ・・・ウラバラスのせいでマトモに見られなくなったことを差し引いてもさぁ・・・・・・これ相当トンチキな話だよね?w。
臓器売買用の子供確保施設を公安(警察)が運営してるというそもそもの発端からしてイカれてるけど、家族殺され、愛した女は家族を殺した犯人の娘で、女との間に作った子供を臓器売買施設に送り込み部下に殺させようとし、できなかった部下を自らの手で射殺した男が警視総監ってw。そして主人公は祖父が強盗殺人犯で父が殺人犯+臓器売買犯で自らも殺人を犯しついでに弟も殺人しちゃったってさぁ、なんでそんな作品を5年越しで実写化を望んだんだ斗真!?って聞きたくなるわ。斗真がそれだけ入れ込んでるってことはそれだけの魅力がある原作なんだろうけど、ドラマを見た限りでは正直アホみたいな話じゃんとしか思えない。
でもそんな話なのに画面の力はすごかった。斗真とおぐりさんをはじめとするキャストがみんなとにかくカッコよくて、彼らをカッコよく撮るためにスタッフが全力を尽くしてるってのが画面越しにビンビン伝わってきて、それは間違いなく見応えがありました。斗真の想いがみんなを動かしたんだと思うと、ちょっと感動してしまう。
竜哉は結子先生のために生きて死んだ
イクオは竜哉のために生きて死んだ
そういうことだとわたしは解釈するけど、そんな話を斗真とおぐりさんで観られたってのはやっぱり嬉しい。なんだかんだでウラバラスも超面白かったしねw。