『デート〜恋とはどんなものかしら〜』第5話

なんといってもコレ月9ですし、一日で全部済まそうとドタバタしつつもそのドタバタの中で何かが変わりつつある二人が最終的にまずは「A」の階段を昇るのかと思いきや、009と003のキスがこんな形で行われるとは(笑)。これは「マジかああああああ!」と言うしか(笑)。
つーかマフラーを風に靡かせながら向かい合う二人のキマリっぷり(いつもは背中丸めてるくせに009時は背筋が伸びて颯爽としてる巧オマエww)(バイクで駆けつけコートをばさーっと脱いで003になる依子は素直にさすがすぎ!)に感動しながらも笑いが止まらないw。なんでこんなハイクオリティなんだよwww。
“巧が必死の想いで入れたであろう留守電の言葉をBGMに巧の元へ急ぐ依子”って←こうやって書くとほんと月9っぽいし実際ちょっといいシーンだったのにでもどっちもガチコスプレしててでも違和感ゼロとかほんと意味わかんねーっつのw。
つーか遅れた言い訳が「003には加速装置が備わっていないそうなので」って完璧&最高すぎるぜ藪下さん!!(アニメネタでこういうセリフを書けるところが古沢さんの強みですよね!!)(あとあと『浅倉南は魔性の女』。これに関しては全面同意であり、DTのくせにしっかり浅倉南の魔性を見抜いてる巧のめんどくささを一言で表したドラマ史に残る名台詞かと!!)(あ、でも待って?浅倉南といえば幼馴染の代名詞みたいなもんじゃん?このドラマにおいて幼馴染といえば島田妹なわけで、浅倉南という単語が出たまさにその回で巧のファーストキッスを突然奪う島田妹ってのは、2段ベットでタッちゃんの唇を奪った浅倉南を投影してるというか内包してるというか、そんな意味合いもあったりして!?だとしたら深すぎるー!)。
35にもなって母親にサイボーグ009のコスプレ衣装を作ってもらうなんてさすがに恥ずかしいといいつつヅラまで装着して「正直熱くなってる」とご満悦の息子に「息子が35にもなってニートで引きこもりのDTであることに比べたらコスプレ衣装制作ぐらい余裕」「相手がいなけりゃ適当な娘とやっちゃえばいい」という母親ってなんかすごいw。
いやもう今回もなにもかも面白かった。依子と依子父のしんみりパートも巧と巧母のわりとえげつない会話(笑)もよかったし(最近「byなんとか」ないなーと思ってたら突然歌いだしての「byやなせたーかーしー」ってwww竹内監督ほんっとミュージカル風w演出好きよなー)、四丁目の豆腐屋のおかみさん→首のばすすっぽん&天狗の鼻→依子に両頬ロックされるも間一髪回避して「あぶねー!」と本音が出ちゃう巧に鬼壁ドン決めつつ「根性見せなせいよ!」な依子→クローゼットから泣き声w→泣きながら「「ちゃんと受け止めて抱いてやれよ」と鷲尾くん→「なんであいつが正論を言って去って行くんだ!」って、このドタバタパートの熱量といったら!。ていうか藪下さん思いっきり真顔で「性欲はあります。比較的強い方です」っつってたけどその比較対象は誰(何)だよ!?とw。そしてそれに対する巧のまさに『どん引き』顔www。
あと色気からは程遠い(そういうキャラじゃないという意味で)和久井映見に「むしゃぶりつきたくなるのはワタシの身体」と言わせそれに言い返せない杏ちゃんの図がエッジ効き過ぎ。
あーあと巧が高校の時と大学2年と3年のときにDTじゃなくなりそうになったとか言ってわよね!?。同じ相手なのかそれぞれ別の相手なのか定かじゃないけど、学生時代はむしろリア充だったんじゃないかよと!。まぁ少なくとも3度はそういう機会があったというのに本当に好きな相手じゃないととかなんとか脳内理由をつけて逃げたわけだからその当時から巧は巧だったということなのでしょうが、それまでは“普通だった”男が高等遊民になった理由(面接で何を言われたのか、どんな経験をしたのか)がさらに気になるところ。
つーか藪下さんが「SJとは限らない」と言ったあと、しばしの間ののちに「SJだよなー」ってわかったような顔すんのが超イラ!35歳でDTのお前がしたり顔してんじゃねーよと!!w。
それからこの四角関係の引き金を引いた島田兄。巧のことを放っておけない世話焼きあんちゃん(イイ奴)だと思ってた島田兄がここへきてなにやら結構な闇抱えてそうな感じ?。このドラマってわりとみんな変ではあるもののその「変さ」は真っ直ぐというか、人間としてはわかりやすいと思うんですよ。変人だけど!w。でも今回を見て島田兄はそうでもないのかなーと、巧曰く「手近なところ」で見つけた奥さんがいるはずなのに一人で年越ししてるし(これまでも姿は見えなかったけど、これまでは見えないことに不自然さはなかった。でもさすがに妻帯者が大晦日に一人ってのはおかしいよね)、何か問題を抱えてるっぽい。そう考えると鷲尾くんを焚き付けたのも面白そうだからという気持ちの背後に巧に対する・・・嫉妬のような感情があったりするんじゃないかなーと。そしてもしかしたらそれは巧がモテモテでみんなのヒーローだったという子供の頃から蓄積されている嫉妬かもしれない・・・かなーと。子供の頃はヒーローでみんなの中心だった男が今や引きこもりのニートであることに優越感のようなものを抱き、唯一の友人としてそんな男の世話を焼いてやることで自尊心を満たしてた的な、そんな感情があるんだとしたら、そしてその裏に自分の家庭がうまくいってないこともあるんだとしたら、ちょっとおかしな女とはいえ彼女ができ、結婚目指して進んでる巧に対して面白くない気持ちを抱いてもおかしくないよね。まぁそこまでは考え過ぎであって欲しいけど。


って、今回のラストでダブル初キッス(だよな?)という経験をしたというのに予告では何事もなかったかのように父親と顔合わせとナチュラルに結婚への段階を踏んでるとかこのドラマつくづく先が読めなすぎるっ!!w。


それからこれは余談ですが、髪をかきあげながら上目使いでアヒル口をちょっとやってみたんですよ。やってみたらものすごい実感できたんだけど、あんだけ不気味可愛い顔を作れる杏ちゃんまじすげー!!(みんなやってみ?超難しいからw)。