『民王』第1話

入れ替わりものとしては目新しさはないものの、なんかものすごく面白かった。なんでかわかんないけど面白かったですw。
ドラマ見て笑い声あげたのって久々かもしれん。なんでパンツの中身見て自分だって確認できんだよw。
「更迭(こうてつ)」の意味がわからなくて最終的に「(鋼の)れんきんじゅつし?」ってこれはもう「馬鹿なの?」と言うしかwww。
ふつうこういうのって入れ替わってしまった当人たちだけの秘密で(周囲の人間には秘密にしなければならないと)、バレないようにするそのドタバタを描くものだと思うのだけど、これは片方が“総理大臣”という立場だけあって官房長官と秘書も一緒になってドタバタしてるところがいいよね。ホステスのスリーサイズで泰山だと確認するぐらいだから金田さんの狩屋も頼りにならないというかボケ要員のようで、一生くんの貝原がひとりでツッコミ入れるってかどさくさ紛れにボソリとひどいこと言うのがいいわー(ツッコミと言えば面接中に立ちあがってブラインド下げた学生に「裕次郎か」って突っ込む面接官もワロタw)。
基本原稿読んでるだけで意味はわかってないからって息子に言ったあと「なんだと!?」って顔した父親に向けてわざわざもう一度言うのとかタマラン。総理を自宅まで連れ帰って奥さんが出したお茶を狩屋が超熱がったのを見て飲むのをやめる冷静さタマラン。入れ替わりという驚愕の事実を聞かされ「空き缶蹴って二人で神社の階段転げおちましたか」って返すセンスもタマラン。老眼鏡なしでも文字が「見える・・・!」と驚く翔の中の泰山に「言っちゃダメ」って諭すのも、タクシーで乗り付け「貝原、払っておけ」と偉そうに言う翔(中身泰山)に「バカ息子がっ」って吐き捨てるのも、どっちも素敵すぎてどうしよう!嬉しすぎる!!。
初回からこれだけ面白かったってのは脚本がいいのはもちろんのこと、やはりエンケンさんと菅田っちの入れ替わりに違和感というか、無理してる感がないことだと思う。
初回の見せ場はそれぞれバカヤロー発言についての記者会見と銀行相手に演説ぶちかますことでしたが、前者は素直にホロっとさせられたし後者は笑いながらスカっとしたし、ただ入れ替わっちゃってドタバタってんでなくちゃんと感情に訴えるものがあり、ドタバタの中で二人のキャラクター性が明確に伝わってきたから面白かったんだよね。で、トドメの読み間違い演説だもん(笑)。じかめんからのほちんの流れやべえ(笑)。さすがの西田敏行も食欲失せるってのな(笑)。
つーかエスカレーターとはいえあの頭のレベルで銀行の入社試験で面接まで行けるかよと(笑)。いやまぁバカ息子と同レベルの漢字読み間違えしても財務大臣やってる人がいるんでアレですが(笑)。
もうさ、「総理」って呼びかけられると反射的に手をぴょこっと上げるのとか動物みたいで可愛すぎるしw、パッと見て読めない漢字にぶちあたるたびに口ごもり、たどたどしく読みあげたところで「読めた!」って嬉しそうな顔すんだよねw。読めてねーっつのwwって笑いながらもそのバカ笑顔の可愛さにキュンキュンするし、飴ちゃんの味をひとつひとつ紹介するエンケンさんまじまじ可愛すぎだろう!!!。初回にしてこれはエンケンさん史上最も可愛いエンケンさんだと言うも吝かじゃないわっ!!!。
あとやっぱり菅田っちがテレ朝に主役として帰ってきたという事実は感慨深い。・・・・・・って今「感慨」ってバカ息子読めねーんだろうなーって思っちゃったw。
これはもう諸手をあげて次回が楽しみ!!!。