『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』第4話

わたしはほんとに小栗旬という「男」に興味がないんだなーということを実感した回でした。
俳優としてのおぐりさんはいいなと思うこともある(しダメじゃんと思うこともある)んだけど、警官コスで壁ドンダブルからの「逮捕しちゃうぞ」とか白衣コスでアクションとか、まぁ普通だったら沸いてますわな。例えばそれをやるのが斗真はもちろんのこと前回ゲストの有起哉であったならばヤレヤレ安く見られたもんだぜと思いながらも全力でピギャるに決まってるんですが(目をつぶって有起哉にあの美声で「逮捕しちゃうぞ」って言われることを想像してみなさいよー!ヤバイべ?ヤバイべ!念押しするけど目つぶってだよ!?)、おぐりさんだとわたしのセンサー無反応。いろいろあるよね。
話自体も警察の隠蔽(偽装)に端を発する警察官による連続殺人事件って、前回は元で今回は現役、前回は金時計組が関与してるも今回は個人的な怨恨と事情は違うんだけどでも構図的には前回と同じで、1話にあったいい意味での劇画感であり外連味がなくなりつつあるというか、前回は有起哉で今回は大地さんと笠原さんと地に足付いてる演技をしてくれるゲストが続いてることもあって普通のドラマになりつつある・・・気がする。まぁホームレス殺しはともかく刑事が警視正を三人も殺したって時点で(それが成立しちゃってる時点で)普通じゃないんだけどさ。
先生の復讐のみならず、先生の死の背後に謎があって、それに伴い現在において次々に人が死んでいる。そしてその舞台は警察であると。さらにだんだんと蘇りつつあるイクオの記憶・・・と、それはそれでドラマとして面白くはあるんだけど、でも多分コレ普通に面白いじゃ駄目なドラマじゃないかと思うんだけど。美月が「やられたらやり返す。それでは何も解決しません」と言ってたけど、そこを「殴られたら殴り返す」精神で押し切るというか、そういう概念をひっくり返すようなドラマを期待してるんだけどなー。
斗真の壁走りとおぐりさんのエレベーターアクションはかっこよかった!。特に後者はエレベーターという狭い空間なのでカメラの台数が少なかったのかなぁ?カット割りが少な目でアクションのブツ切れ感がいつもよりもなかったし。凝りたいのはわかるけど、それスピードとか破壊力とか痛みとかアクションに必要な何かを見せるのに別段役立ってないし、動いてるだけでカッコいいひとたちなんだからそのカッコよさをそのまんま見せてくれていいんですよ?。
つーか斗真の壁走り本人のアクションで一発オッケーってまじかー!。これだけできるなら斗真と師匠・岡田様のバトルアクション映画が見たいなー!ノナタワーでのコーガミさんVSマキシマさんみたいなやつ!と言霊ってみる。