『花燃ゆ』第6回「女囚の秘密」

普通の牢獄とはだいぶ違うのが野山獄だとはいえ、フリーダムすぎんだろw。囚人自ら牢を開けて外(中庭)に出られるのみならず伊之助と寅次郎が話してた2階のスペースなんだよあれ。あんなとこ普通に使えるとか(まぁ田中要次さんが特別に取り計らってくれたのでしょうが)ビバ囚人すぎるw。
そして筆くれた女の子にニヤニヤしながら着物の裾まくって近づいてくる富永先生がマジモンの変態すぎるwww。筆持ちながら文に見せた笑み、これ完全にアウトですわーw。
そしてそして本田博太郎の一人勝ちかと思いきや、ひと声でもってく品川徹の存在感たるや。
以外はどーでもいい話であった。高須久子と文の関わりとか心底どーでもいいわ。
これだけ面白そうなメンツがいるのに高須久子と娘の話(に絡む文)(今回家の仕事全くしてなくねーか?)からいきなり講義って、なんでそこ繋げるよ。
主義・主張や獄に入れられた理由であり抱えてる問題なんかがそれぞれ違う囚人たちがひとりまたひとりと松陰の唱える言葉の虜になっていくってのが見たいのに(会話の端々から囚人たちの背景が見えるとかさ)、吉田松陰に久子の娘とかまったくもって関係ねーだろうよ。
つーか富永先生がデレたのが松陰(寅次郎)の人間的魅力、吉田松陰が放つ言葉と思想の力ではなく文に筆貰ったからってそれでいいと思ってんのかと。前回「生きて、腐って、呪え」と言ってたのにたかだか筆一本でだなんてどんだけチョロイんだって。とんだ寂しがり屋さんじゃねーかよ。
あ、牢ごしの伊之助と寅次郎の絵面だけはよかったですが。獄を訪ねたら寅次郎の声が聞こえて(パアアッってな音が聞こえそうなほどの笑顔になっての「寅次郎の声だ」ってな発言がまたw)、囚人たちに持論を説く寅次郎を見て超嬉しそうな顔で「会わずに帰る」伊之助もよかったです。「俺には俺のやることがある。胸を張ってそう言えるまで会わん」ってさあ!。寅次郎の背中を見るのではなく寅次郎の隣にいたいんだよね伊之助は。
・・・でも野山獄っていちおう入ったら最後生きて外に出られたものはいない的なこと言ってませんでしたっけ?。今回も最高に気持ち悪い笑顔だった母親ももう二度と寅次郎は大好きな旅が出来ないんだねーとか言ってたし、それを信じるならば何があるかわかんないんだから会える時に会っておいたほうがいいんじゃないの??と思わなくはないですw。