『デート〜恋とはどんなものかしら〜』第1話

中盤まで杏さんの強烈すぎるキャラに押されまくってたものの、船長(今回のMVPw)の前でのやりとりから一気にテンション上げて最後の最後でお母さんに寄生できなくなりそうだから新しい寄生先見つけなきゃ宣言でドクズキターーーーーーー!!!(笑)。身体目当てと言われて涙目で自慢じゃないけど今まで一度も付き合ったことがないんだ(童貞なんだ)から「僕を買い被るなよ!」って最高すぎんだろ(笑)。
つーかOPの博己くんのダンスひでえ(笑)なんだあのリズム感(笑)。
いやあ、若干の不安を吹っ飛ばす最高の初回であった。ハッキリ言って、これ設定だけみれば完全に深夜アニメのソレだと思うのよね。でもちゃんと月9じゃん!(あ、でも「安っぽい恋愛ドラマばかり観てるとこんな奴が出来上がるんだ!」だっけ?博己くんがゆうとりん指差して言い切ってたけど(マジ同意したわw)、この枠こそ『安っぽい恋愛ドラマ』の筆頭なわけで・・・・・・w)。
博己くんの使い方をしっかり分かってらっしゃる古沢脚本と、古沢脚本のツボを解ってる博己くん、そこに我が道をゆく杏様が物怖じせず仁王立ちしてるって感じで、二人の早口掛け合いもしっかり台詞が聞き取れるし、ていうかこのクライマックスシーンに至るまでの展開が上手すぎた。最初にデートシーンから始まって、二人のあまりにも奇妙なデートの様子をちょっとばっかり見せたところでなぜこんな珍妙な二人がデートするに至っているのかを見せるというこの流れが絶妙でだな!。どういう存在なのかまだわからない和久井映見も効いてるし、博己くんに恋愛アドバイスするのがヤンキー兄妹ってのも妙にリアルwで(依子のことを「イマドキの普通の女の子」と言った妹が実物と会ったときどういう反応を示すのだろうかw)、もう先が楽しみでしかなくて嬉しすぎる!!。
博己くんの高等遊民ってのがどんなキャラかとドキドキしてたんだけど、映画や詩が好きな文学青年でありながらもアニオタでもあるようで、それって相反するというか、両者の“オタク”を両立するのって難しいように思うのだけど、それが“出来る”男なのではなくどっちも中途半端にかじってる程度なのだろう。であればオードリーヘプバーンと原節子峰不二子メーテルを足して割った女が理想とか言うのも納得です。このベッタベタなラインナップったらw。不二子はいいけどメーテルをおかずにするのは許せないというこだわりもありがちすぎるしw。
そんなクソニート(本人曰く高等遊民w)であることが『一目惚れ』だという杏様にいつバレるのか!?ってことが最初のヤマになるのでしょうが、でも杏様の一目惚れって『奇跡的な素数の並び』に、なんだよねw。別に学歴や出版社勤務といった『嘘』の部分に惹かれたわけじゃないっぽい。そこがポイントになるのかな?。
しっかし博己くんのクズバリエーションの多さたるやすごいな(笑)。近いところでいえば雲の階段の三郎とMOZUのチャオとデートの巧、全部クズ野郎だけど(この時点でほんとこの人ってw)クズのベクトル全部違うってどんだけだよ(笑)。30半ばでデートに行くからって母親に2万せびる姿がこうまでハマる役者はそうはいないぜ?(笑)。
そしてあたまのてっぺんに花(コサージュ)乗せた杏様のアヒル口wwwww。
あーまさかこのわたしが月9を本気で愉しみにする日がくるとは!!。