人体模型のジンタに対し口々に別れを惜しむ言葉をかける→それを聞いて成仏したくないというジンタを「晶を返せ」と一斉に非難するって、毎度毎度のことながらこの超速手の平返しにはぼんやりしてしまいますが、話自体はこれまでで一番良かった・・・というか、“みられる話”だったんじゃないか?。進路希望という小学生→高校生に変更したからこそ出来るネタを使い、なんだっけ?さとり系だっけ?なんの欲もなくただ気楽に生きていければそれでいいと考える男子高生が人間になりたいという強い欲望を持つ人体模型に身体を乗っ取られるってな話は律子先生の絡ませ方を含め構図として理解しやすく、クラスメイトの身体を人体模型が乗っ取ったけど明日の昼に成仏させるから(昼に成仏させればクラスメイトも大丈夫だから)それまで仲良くしてやってなんて話をするっと受け入れるのも“妖怪に慣れてる”からの一言でまぁ納得だし、もこみち玉ちゃんに人間の命も妖怪の命も同じ命だと言わせたのに結局強制成仏するのにはアレ?って思ったもののその後のジンタから晶くんに宛てた手紙でなんとなく纏まったというか後味は悪くなかったし、なによりなにかあると「めっちゃ」なんとかーって言うジンタの喜怒哀楽が可愛かったんで、今回はわたし普通に楽しめてしまいました。
てか清水くんよかったわー。今回が良かった理由のひとつは確実に晶=ジンタを演じた清水くんが良かったからだと思う。
しかしなー、未だまともに出番がない吉沢くんや佐野くんを差し置いて・・・っつったら言い方悪いけど、二人どころか女子とセットだった知念くんや中川くんよりも、男子生徒の中では今のところぶっちぎりで一番いい役を演じたのが清水くんってのはなんかちょっと考えさせられる。