小路 幸也『壁と孔雀』

帯に「自ら入った座敷牢で子供言った。僕がお母さんを殺した」「用心棒と少年の“宿命ミステリ”」とありまして、どちらも全然間違ってないってかその通りのことが描かれているわけですが、でも想像していたものというか、求めていたものとは全く違っていたのでガッカリ感ハンパねえ。繰り返すけど帯詐欺なんかじゃないんですよ。ちゃんと内容に沿った帯文なの。でも全然違うじゃねーかよ感は否めない。思い込みって怖いですね・・・。