戸梶 圭太『センチュリー・オブ・ザ・ダムド』

タイトルといい装丁といい、そして内容といい大満足です!。なんとなくの印象ですがこのところ社会派(笑)な作品が続いていたように思うので、久々にハードでパンクな戸梶を読めたー!ってな気分。序盤は(戸梶にしては)真っ当な描写が続くので物足りないことこの上ないのですが、一見なんの繋がりもなさそうな二つの物語が一つになり始めると急加速。そこからラストにかけての展開にはある種の官能すら覚えました。本当に(笑)。