『軍師官兵衛』第43回「如水誕生」

家臣たちがそれぞれ官兵衛の身を案じ祈るなか、スッと目を閉じる九郎右衛門様な!!!!!!
誰かと比べてどうこう言うもんじゃないけど、でも一番素敵ぶっちぎって素敵。
で、家康のところに呼ばれて寝ちゃった正則は一服盛られたってことなのか?。家臣たちがやたら思わせぶりな目配せしあってたのはそういうことなの?。目的は人質という共通項を餌にまずは長政を取り込むつもりだからってことでいいのかな?。よくわからない。家康が朝鮮での戦の話を聞かせてくれっつってんのに速攻で三成の悪口言い始めてたのもそうなんだけど、ちょっと性急すぎるよなぁ。なんかもう三成=悪って描き方が馬鹿の一つ覚えみたいなんだもん。元から秀吉よりも家康に傾いてる長政が人質話でトドメとばかりに落とされてたのは今後を考えれば長政の心情として説得力あるだろうけどさ。
ていうか朝鮮話といえば清正の話こそが聞きたいんですけど!!(笑)。
ところで紀行で官兵衛は「出家」して云々って言ってたけど、官兵衛って洗礼受けてキリスト教徒になったんじゃなかったの?。ていうか明日登城するようにって言われたその晩頭丸めたわけだよね?そんで次の日秀吉の前で「如水」になりましたって、それただの自己申告でしかないんじゃないのかと。この時点では自己申告だけど、そのあとほんとに出家しましたってことなんだろうけど、となるとキリスト教徒としての立場はどうなんの??。まぁこの作品を見るにあたってはどうでもいいことだし、自分の理想・思想が第一(それのみ)で仕える相手はその都度変える(ってなふうに見える)この官兵衛らしいっちゃらしい気がするけど、でもそういう目で大河を見ているわたしとしては心の中でせめて一言右近に詫び入れて欲しかったところではある。
しかし官兵衛、関ヶ原がどうあれ今現在の印象としては事を運ぶという事務処理能力はもちろん腹黒さにおいても三成に完敗なんですけどこれでいいのだろうか。ブラックになるかと思いきや結局汚れられないまま今に至る官兵衛なんでそういう勝負をしてるつもりはないんだろうけど、印象としては悪役として覚醒した三成の顔芸にやられっぱなし感しかないんだけど。