『信長協奏曲』最終話

あれ?最終回は信長VS信長になるんじゃなかったっけ・・・・・・?
本物と偽者の間で揺れ動く恒ちゃんの図になるんだとばかり思っていたのに長政君スペシャルで超戸惑った。
わたし一生くんの泣き笑い大っっっっっっっっっっっっっっっっ好物なんだけど、それがこんなにもてんこ盛りだなんて聞いてません。
ていうか現代の若者がやってるなんちゃって殿様に対しこの時代の正真正銘の殿様として生き様を見せ、未来を託すとか長政君準主役じゃん。
勝った方の大将が単身(恒ちゃんもくっついてきてはいたけど)本丸に乗り込んでって負けた方の大将を介錯してやるなんてトンデモ中のトンデモ話だけど、でも多分なんだかんだで今日まで直接誰かを殺したことないであろうサブローがこの時代で生きていくために通らねばならない『命を奪う』相手として、この長政君ってのは説得力があった。初回で弟が介錯されるの見て吐いてたサブローが自ら介錯するまでになったという『成長の証し』としてこれ以上ない明確さで、それは相手が長政君だからこそであろうと。
織田からの和睦の申し出を受けると決意したのに家臣の首突き付けられて絶望の叫びを上げる長政君。
織田家に出向き決死の覚悟を告げる長政君。
妻子と別れる長政君。
最後に残った部下を城から追い出し一人残った長政君。
戻ってきた妻ともう一度別れる長政君。
サブローに時代が違えばよき友として過ごせただろうと語る長政君。
切腹する長政君。
サブローに抱かれて果てる長政君。
全てのシーンが儚く凛々しく美しかった。嫁よりも確実に確実に美人。
提供バックで白装束の長政君がお支度してた瞬間は●ジテレビ燃やす!!!!!!!!!!!!!ってなったけど、提供の文字が消えた瞬間炎の中で微笑む長政君がいてあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜って何かが外れた。
そこからの切腹シーンはまさに入魂で、ここまでじっくりガッツリ切腹させてもらえるだなんて思ってなかったからアワアワしてしまったわ。
まぁ最後の「ありがとう」はこの時代的にねーだろよって真顔になったけど。
出来すぎ家臣の九郎右衛門様とはまた違う悲劇の殿様で、高橋一生という俳優の静かな凛々しさであり透明感のある美しさを改めて堪能させていただきました。最後まで見続けてほんとーに良かった。
それはそうとして、太一の段蔵に比べりゃまだマシなもののフジッキー半兵衛の存在って一体・・・・・・
ていうか、え?ほんとにここで半兵衛殺しちゃうの?いいの?
ていうか、え?本能寺をバックに握手交わすラストカットは秀吉と光秀が共謀して半兵衛を殺した後だよね?半兵衛が死んだ(居なくなった)ことってどう処理されてんの??
ていうか何がどうなって秀吉と光秀(本物信長)が家臣の殺害などということをする仲になったんだよっての。本物の信長がサブローから全て取り戻したところで殺して奪うってな秀吉の目的はわかるとして、ミッチーが何考えてんだかさっぱりわかんねーよ。帰蝶や家臣(恒興)の心を掴んでることとか嫉妬心があるにしても、だからっつって家臣を殺すような男じゃねーだろよミッチーは。てか『本物の信長』がそんなクズ野郎だとか嫌だよ。
ていうかていうか、凄腕調査員であり事情をバッチリ知ってる半兵衛の弟はどうなったんだよ!。
そこ非常に気になるところではありますが、お金払ってまで観たいってほどではないです(笑)。
つーか映画の前にアンジョルラスあるしね!!!上山アンジョあるしね!!!!!(これが言いたいだけですw)。



で。
次作予告にいた博己くんってば案の定早口でおかしなこと言ってましたよ?(笑)。
ていうかヒロインすげービジュアルで、どう考えてもヤバイ予感しかしません(笑)。