『ゼロの真実〜監察医・松本真央〜』第2話

東大の法医学教室に戻れるつもりでいる生瀬とそんな生瀬のコバンザメ六角さんを「戻れないんじゃないの〜?」って鼻で笑って心の中では小馬鹿にしてるっぽいみぽりんこと尾美としのりがなぜここまでゲスいのか、それが気になる。
多分基本的に皮肉屋なんだと思うんだけど、六角さんに対しては特にそれが顕著、というか、悪意を隠してないように見えるんだよなぁ。そこに何か因縁めいたものがあるのかないのか、わたし気になりますっ。
別れ話がもつれた末の殺人未遂のとばっちりで事故死が真相でしたってのはまぁいいとして、あんな簡単に階下に影響が出てしまう(ガスが流れてしまう)ような気密性の低い部屋でガス事故を狙う(?)とか馬鹿なんじゃないの?としか思えなかったわけで、馬鹿な犯人だからこそ警察や監察医が死因を見抜けなかったってところがミソなのか?・・・とか考えてみたけど多分そんな狙いはないですよねw。
それにしても、時生は相変わらず安定の“あの人ならやりかねない”“いつか何かやらかすんじゃないかと思ってた”感バリバリで、ご近所にヒソヒソ話されるのがハマるのなんのって。台詞ほとんどなかったのに(ノートにネガティブなこと書きなぐってた時にぶつぶつ言ってたぐらいだったような)“大学入学と同時に一人暮らしを始めたものの引きこもりになってご近所からは気持ち悪がられ親からも見捨てられた”という背景に圧倒的説得力があるのよね。これは時生ならでは。さすがです。
そういう意味では足立くんの馬鹿犯人も“それっぽい感じ”は充分にあったんで、手塚理美の母親含めゲストのキャスティングがハマってたなと。