『仮面ライダー鎧武』第31話「禁断の果実のゆくえ」

新たな世界を蝕むごとに「禁断の果実」が生まれるということは、本来その果実は蝕まれつつある世界の代償として、その世界に(その世界の一つの種族に)与えられるものであると。つまり地球がヘルヘイムの森によって蝕まれつつあるために生まれた禁断の果実は地球に住む人類(人間)のためのものであると。で、ヘルヘイムの王であるロシュオは「最も強く、最も愚かな者」しか生き残らなかった自らの経験、自らが与えた権利、自らが下した選択の結果を踏まえ、同じ道を進もうとしている人類には果実を手にする資格がないと、そういうスタンスでいるんだと思ってたんだけど、お前なんでわざわざそんな恰好してんだよ?wなサガラ曰く『横取り』なの??。ロシュオは禁断の果実を人類に与える役目を担っているわけではないの??。
ていうか、え?『大切な女を蘇らせるため』??え???このひと何言っちゃってんの?????。
女のために70億を犠牲にするって、なにこれセカイ系ってやつ??(笑)。
てかロシュオは女のために地球滅亡の対価である禁断の果実を横取りしようと最初から目論んでたってことなんだよね?じゃあなんで貴虎さんのこと助けたよ?。
てかそれサガラに突っ込まれて金色のりんご型のぼんやりしたものから鍵作ってサガラに渡すってなにそれどんな力なの?。その金色りんごは「禁断の果実」なんじゃないの?。そこから創りだされた「鍵」は禁断の果実の力とは違うの?。ていうかその禁断の果実はロシュオたちフェンシンムのものなの?それとも貴虎さんたち人類のものなの?。どちらにしてもサガラが言う「新たな挑戦者」であり「希望の担い手」に渡されるのであろう鍵は一つしか作れないの?。作れないのだとしたらそれは禁断の果実を手にしたということになるのではないの?。鍵を使うことでどんな力が発揮できるのかはまだわかんないけど一つとは限らずいくつも作れるのだとしたらとりあえず作れるだけ作ってもらって、それで人類はヘルヘイムに対抗するからロシュオさんは女蘇らせるために使えばいいよってな話にならない?。もしくは本来は人類のものである知恵の実をあんたに上げるからあんたの持つ力でヘルヘイムの森による地球への侵略を抑えてよと。“願いは一つしか叶えられない”というドラゴンボール方式ってわけじゃないっぽいから、貴虎さんは別に禁断の果実を『自分のもの』にしようだなんて思ってないわけだからその力(その知恵)で地球なんとかしろと交渉してみればいいんじゃないの?とか思うんだけど。
あーもうわっかんねー\(^o^)/
つーかそのロシュオが蘇らせたい女はどうせオルタナ舞なんだろうから心底どうでもいいとしか思えねー\(^o^)/
つーかその鍵、とりあえず試しに1回だけでもいいからザックに使わせてやってくれませんかね・・・・・・・・・・・・・・・・(´Д⊂ヽ


もうさ、現時点で最強装備の紘汰に「もっと強くなれ」とかなんとか言う戒斗に「俺も行くぜ」と『覚悟』を決めてついていくザックだけどさ、ザックってなーーーーーーんにも知らないんだよね。一応紘汰や戒斗から事情説明は受けてるもののユグドラシルの森に行ったことがあるわけでもなければオバロの強さを知ってるわけでもない。だけど戒斗の“強者によって傷つけられることに対抗するべく弱者は強くならねばならない”という発言に込められた・・・想い、かな、それを理解し、強くあるべく、強くなるべく、戒斗とともに戦う覚悟を決めたわけだよね。そんなザックはカッコよかった。戒斗とともにW変身するザックは無駄にカッコよかったんだよ。
でもザックの装備は黒影トルーパーと大差ないんだよね・・・・・・。どれだけ強い意思があっても覚悟があっても、ドライバーとロックシードの性能はどうにもならないんだよね・・・・・・。
新たな挑戦者にチャンス与えないのは不公平だとかなんとか言うならばザックにこそチャンスという名のゲネシスドライバー・・・は無理ならせめて最上位のロックシードを与えてあげてよぉ・・・・・・。


あとなんだっけ・・・?。ああ、沢芽市終了のお知らせか(笑)。凌馬が「スカラーシステムがあれば」とか言ってたけど、こうなってみるとクラックからインベスが出てくるところを市民に目撃されたらアウトだとか言ってたのってなんだったのだろうか・・・って思っちゃうよねーw。
ていうか唐突に出てきた「マスターインテリジェントシステム」なるものがなんなのかと思ったら通信システムの遮断?そんなことしてどうするのかと思ったら杉田オバロの位置特定??その挙句杉田オバロの確保・・・の前に邪魔だから鎧武を攻撃って何がなんだかもう・・・・・・と思ったら杉田オバロもびっくりしてるしwww。
通信網を奪ったのは市内で起こりつつあること、起きたことを市外に対し隠蔽するためなのでしょうが(それも沢芽市上層部との密約に含まれるのだろう)、そもそも謎の奇病が発生した時点で市内に在住している医師だけで対処・対応法を見つけられるわけがなし(まぁユグドラシルはもともと大手の製薬会社だってな設定だった気がするから結局すべての情報はユグドラシルに集約されるってなことなのでしょうが)、絶対市外に報告されてるはずだろう。今回初めて実体を持って登場した警察があんな単純装備でインベスどころかオバロに対抗しようとしたことからして末端レベルは何も知らされてないと見ていいだろうし。人の出入りを制限してないのに通信システムだけシャットアウトしただけで本当に隠蔽できてるんだと思っているならユグドラシル(ていうか凌馬)愚かすぎるだろうとしか思えん。
マリカの進言を聞き入れないどころか多少の犠牲はやむなしとまで言った凌馬に湊が愛想尽かしそうな感じだけど(てか戒斗さんに乗りかえそうw)、プロフェッサーがどう見ても状況判断を誤りまくってるのは多分アレだよね、脳移植を繰り返した影響ってか後遺症ですよね。じゃなきゃプロフェッサーがこんなアホなこと言う&するわけないもん!。
てかマスターインテリジェントシステムと名付けたのって戦極さんなのかなぁ?。指の先まで貪るべく戦極さん自ら杉田オバロをとっ捕まえに出張りそうなもんなのに(現存戦力を考えてもそうすべきではないかと)そうしなかった理由はマスター〜システムを起動するのにデュークの力が必要だからなのかなぁ?。なんか線が繋がってたように見えたし。だとしたらこのシステム開発も当然戦極凌馬の手によるものでしょうが、だとしたらこれまでとはネーミングセンスが違いすぎるよね。普通すぎる。だからやはりこの無謀すぎる作戦・命令内容含め今の戦極さんは本来の戦極さんじゃないんだと思う。
そしてその理由は失ってわかる貴虎の大きさ、に違いない。そのせいで部下にも見捨てられるとか馬鹿な男。


紘汰を俵担ぎする戒斗さんには萌えました。


罠だと判っていながらシドを行かせた(止めなかったというよりもシドを誘導したっぽかったよね)結果シドが死んだことを知り、おそらくそれと同時に貴虎兄さんが生きていることをも知るであろうミッチがどうなるのかしんぱい。心情的にはシドよりもクズであるミッチが最終的にどんな目に遭うのかしんぱいで結構つらい。
それを言うならシドの死に様を間近で目撃してしまった貴虎さんのメンタルですが、崖から突き落とされた時点で貴虎さんにとっちゃ凌馬たちは“敵”なわけで、ていうか凌馬は別としてシドなんてエリート中のエリートである貴虎さんから見れば所詮チンピラでしかないわけで、だからアーマードライダー化を解くだけでなくベルトを破壊し岩で押し潰すというロシュオの力そのものに驚愕しそして畏怖はするだろうけど、シドという人間については自業自得だってなもんじゃないかなーと。それぐらいの割り切りは出来る男だとわたしは思う。まーちょっとは悼んでもいいけど(あの恰好でシドの死を悼む貴虎さんとかエロそうだしw)。
でも視聴者感情は別ですよ。どんな奴であれライダーはライダーです。シドの最期は派手ではあったけど何一つ心に訴えるものがなくて、最期の瞬間までこのキャラは何のために存在してたんだろうなーとしか思えなくって寂しい。
演じるのが特撮界とは馴染みが深い=愛着のある波岡さんなので、どんな想いでこの最期を迎えたんだろうなーとか思うと哀しい。
波岡さんお疲れさまでした。また別のライダー作品で会えることを心から願います。