『仮面ライダー鎧武』第44話「二人の目指す未来は」

いやさあ、いい大人だろうに(いや、この作品の概念としては成人してても“ガキ(子供)”でしたね・・・)世界を滅ぼす『魔王』になるとかのたまっちゃってる年下の男にメロメロな湊さんはさあ、戒斗が「舞をモノにするためなら世界を滅ぼしても構わない」とか言ってることについてはどう思ってるわけ?。
湊は「王を生みだしたい」と言ってるわけで魔王の女になりたいと言ってるわけではないのでしょうが、でもはっきり言っておまえら肉体関係あんだろと。明らかにそういう感じで撮ってるじゃん?。日曜朝の子供向けヒーロー番組に対してこういう表現するのってほんとどうかと思うんだけど、完全に欲情した顔してんじゃん(させてんじゃん)?。
わたし戒斗→舞は女としてではなく人間性を評価してるってか、舞の強さ(はわたしには全く解らないけど)を認めてるんだと思ってたんだけど、舞の役目は始まりの女として黄金の果実を誰かに手渡すことであり(そこいらへんどうもハッキリとは解らないんだけど、始まりの女が渡す相手を“選ぶ(決める)”のではなく単なるプレゼンターってだけっぽい?)手渡したらその役目を終えるということならば手に入れるのは黄金の果実だけでいいだろうに、でも戒斗はわざわざ「黄金の果実と舞を手に入れる」っつってんだよね。それどころかその権利を争う相手である紘汰には『舞を』手に入れるとか言っちゃってて、てことはやっぱ舞を嫁にするとかそういうことを考えてるわけ?と。でもわたしの知ってる戒斗さんはあくまでも強さ厨で、それ以外のナニモノでもなくて、とにかく 強さ>>>>>>>>>>それ以外の全て だったように思うのだけど、今回いきなり舞至上主義みたいになってんのってなんなの?。
まぁ黄金の果実=舞=“強さの象徴”であり“勝者”に与えられるトロフィーのようなつもりでいるのかなーってな感じではあるけれど、そこいらへん湊さん的にはどう考えてんだろうなーと。
で、湊のこの狂信的ともいえる感じ、戒斗の目的が“他の女”であろうがなんだろうが絶対に揺るがない自信のようなものって、やっぱすでにお腹の中に戒斗の子がいるんじゃないかと思ってしまうのだけれど。
だって湊は「王をこの手で生みだし、その生き様を見届けることが目的」ってキメ顔で言ってるけど、でも現時点で戒斗のオバロ化に際し湊はなんら手を貸してないからね。現状としてはただ“戒斗にくっついてる女”ってだけでしかない。この先戒斗が『王道』を突き進むにしても、戒斗がそこで湊の力を必要とするとは思えない(湊が勝手に助力することを止めはしないだろうけど)。そう考えると「生みだす」ではなく「産みだす」なのかなーと。そうであっても全然不思議じゃないってか、こうなったら戒斗は死ぬだろうから(あれ?なんか某呉島家の坊っちゃんに対してもそんなことを思ってたような記憶がぼんやりとあるけどきっと気のせい)、戒斗は死んでも戒斗の意志は死なない、だって私の中には新たな命が宿っているから・・・ってな展開になるんじゃないかなーと。超生々しいけど。
しかし魔王かー(笑)。自分から魔王って言っちゃうかー(笑)。
あとなんだっけ?「インベス軍団を率いて沢芽市外へ進攻する」とかなんとか言ってなかった?。軍団て(笑)。
とか思ってたらザックが裏切った!???
と見せかけて戒斗の懐に入って俺が止める作戦きたあああああああああああああああああああああ!!!
「戒斗を止めるのは俺だ」ってやだもうザックさんカッコイイ!!!
当初自分でやるならまだしも手下にパチンコやらせてた卑怯中の卑怯野郎だったことを思うとこの番組で最も成長したのはザックと言っても過言ではないかと!!!
・・・って、ザックさんも実は舞狙いなんてことはないでしょうね・・・?(おそるおそる)。


舞狙いと言えばせっかくサガラが舞は死んだわけじゃないっつってるのに「でも身体ないじゃん。身体がなかったら意味ないじゃん」(意訳)とか言っちゃうミッチマジ性少年w。


あと人外舞さんと人外紘汰さんが一緒になったらどうのこうのそんなことにならないようにこの道を選んだのに云々ってな流れで「運命は変えられないけど未来は変えられる」とかなんとか言ってたように聞こえたけれど、ごめんちょっと意味が解らないってか、言葉が耳を滑る。「運命」と「未来」とは違うの?。
紘汰や戒斗やミッチが戦極ドライバーを手にすること、裕也や初瀬ちゃんが死んでしまったことや沢芽市に起きたこと、それらは結局舞が過去に飛んでも変えることのできなかった、止めることができなかったわけで、つまり「過去」は変えられないけど、この先ヘルヘイムによって滅ぼされるのが人類の運命だというならば、それは舞と紘汰が人外として力を合わせれば変えられる、未来を変えることができるんだってなことなら解る気がするんだけど、でも舞が飛んだのは『並行世界』だと明言されちゃってるからなぁ・・・。
でも1話冒頭の合戦シーンが異なる時間軸での戦いで、三つ巴なのかと思ったらメロンとブドウは戦いから脱落して「観戦してるの図」だったことが劇中でそうハッキリ描かれてもどうでもいいやーとしか思わなかったんで、だから紘汰と舞の話ももうどうでもいいやーw。
黄金の果実と一体となり始まりの女になった舞がサガラの制止に耳を貸さず過去にタイムスリップした結果迷子になって現在並行世界のどこかでさ迷い中→舞が元の世界に戻ってくるためには黄金の果実の渡し先を決めなければならない→黄金の果実を誰に渡すか?→果実を手にする資格があるのは紘汰と戒斗→勝った方に黄金の果実=舞が与えられる
って、これがわたしが理解してる現状なんだけど、紘汰が勝とうが戒斗が勝とうがどちらにせよ舞がいた“元の世界”にいることには違いないんでどっちが勝っても舞は戻ってこれるんじゃねーの? って思っちゃうわけで、でも劇中ではそういう感じではないっぽいのできっといろいろ間違ってるんだろうけどまあいいです。


それはそうとして。
戒斗に胸倉掴んで引き寄せられるミッチの図は眼福でした。髪の毛ぼさぼさってか痛みまくってたけどずっとミッチの顎ラインを映すカメラ最高よ!!。