『仮面ライダー鎧武』第27話「真実を知る時」

変身中を狙って背後から狙撃するなどという外道なことをさせた上に気を失って倒れてる相手に銃口震わせつつもガチでトドメ刺そうとし「そいつを放っておけばあんたの邪魔をし続ける。ここでトドメを刺したほうがあんたのためにもなるはずだ」なんてことまで言わせ、さらにレモンエナジーアームズ戒斗にボコられ(紘汰は邪魔者だが敵ではない。俺の敵は強い者を背中から撃つ者だってやだもう戒斗さんカッコいい///)(そういやその昔インベスゲームでロックシード落とさせるべくパチンコ使ったザックだかペコだかにキレてましたもんね)(そしてここで注目すべきは「強い者を背中から撃つ者」というこの発言。これはつまり戒斗は紘汰のことを「強い者」だと認めてる、ということなんですよね?。期せずして漏れてしまった戒斗の本音っ!!燃えるわっ!!)(てかそれを言うなら気を失ってる紘汰を木の上に寝かせさらに葉っぱでカモフラしてくれるその優しさよ!しかもそれを誰も見てないCM中にやるってところがたまらないっ!!w)(・・・ってなわけで以前ビートライダーズに敵意を向ける一般人=弱い者に対しインベス召喚した戒斗さんの行動については思いださなかったことにします。うん。あれ背中からじゃなく正面からインベスぶつけてたしねっ!)まさに“尻尾を巻いて”の勢いですごすご逃げ帰るという無様な醜態をさらしたミッチがどうなるのかと思いきや、舞と二人で鎧武のたまり場にいてポカーン。あの状態でミッチから連絡取れるはずがないだろうから舞から連絡したんだろうけど(この時点でムカつくわー)、「ミッチ、紘汰とはもう仲直りした?」「あの時はいつものミッチらしくないこと言いだしたもんだから、ビックリしちゃった」・・・・・・え?この女なに言ってるの?????なにこの自分は何一つ悪くないってな言い分。いつものミッチらしくないこと言いだしたからビックリしたに続けてなぜ「何かあったの?」と聞いてやらない?。明らかに沈んだ様子のミッチをなぜ心配してやらない?。ミッチはなんでも知ってて自分たちよりも大人だという思い込みがミッチを追い詰めてることになぜ気づいてやれない??。てかそのまえにまず殴ったことを謝れよ。
まぁでもこんな女のことなんかどうでもいいんですよ。どうでもいいしミッチがクズでゲスであることはもう取り返しのつかないところまでいっちゃってるからどうでもいいんですよ。いやミッチのことはどうでもよくなんてないんだけどでも今はとりあえずどうでもいいわよシャワーシーンフウウウウウウウウウウウッ!!!(察してくださいw)。


シャワーを浴びながら、疼痛があるんだろうねぇ・・・背中に残る傷痕に意識を向ける貴虎さん。今まで一度も、一人っきりでいるときでさえそんな素振り見せなかったけど、ずっと我慢してたんだろうねぇ。そうかぁ・・・紘汰たちはサクサクベルト使ってるけどその背景には貴虎さんの痛みと苦しみがあったのかぁ・・・。
戦極ドライバー装着実験中ロックシードが暴走?し、開発責任者である凌馬は危険を顧みず貴虎のベルトからロックシードを強制排出したものの貴虎は酷い傷を負ってしまった
入院中の貴虎を見舞った凌馬は「仕事はデスクに戻ってからにしたまえ」
そう言って「そうも言ってられない」と言う貴虎の手から書類を取り上げる
「昨日ヘルヘイムの調査隊から奇妙な報告があってね。キミが復帰出来次第、判断を仰ぎたい。だから1日でも早く回復してもらわないと」
「フンッ、治療に専念しろと言うことか」
不満げな顔をしつつも痛む身体を庇いながら大人しく横になる貴虎を辛そうな顔で見やりつつ
「すまない。僕の研究が不完全なばかりに・・・」
落ち込んでいる風の凌馬
そんな凌馬に「お前の才能は最後の希望だ。俺はそれに賭けている。危険は承知の上だ」
そう言いつつふとんを胸元までかけ休む体勢になる貴虎を目の端で確認し
「そこまで身を捧げて世界を救うなら、世界もまたキミに捧げられていいはずだ」
小さくつぶやく凌馬
「うん?」
その声は貴虎には聞こえなかった様子
気を取り直したように「貴虎っ!」と明るい声で呼びかけつつぴょこんっと椅子から立ち上がった凌馬は
「僕はますます確信しつつある。ヘルヘイムはただの災害じゃない。あの森には生命の進化の秘密がある。人類を次のステージに導く・・・鍵もね。いや!・・・ひょっとしたら神の力に至る道さえ」
「またお得意の神話起源説か。相変わらずのロマンチストだな」
「ヘルヘイムが齎す新たな世界には新たな秩序と統率が必要だ。そのための強大な力が。いずれはキミのものに」
夢見る凌馬の言葉を遮り「それよりまずは、量産だ」と現実的な話をする貴虎
「だが」と反論しようとする凌馬にそれを許さない強い口調で
「性能よりもコストを優先し、より大量生産が可能な設定にするんだ。1台でも多くのドライバーを使い、1人でも多くの人を救う。それが、・・・それが俺達の使命だろ?」
「僕はキミのためのドライバーを作ってるんだぞ!?」
「ああ。俺が人類を救うための、俺の夢を託したドライバーだ」


病室の外で凌馬を待っていた湊がオーバーロードについての調査報告を手渡すが、凌馬はそれを貴虎には告げないと決めた
貴虎に想いが伝わらなくて悔しいのかと思ったら
「良き理解者かと思ってたんだけどね(眼鏡オフ!!!!!!!)意外につまらない奴だったよ」


フゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
貴虎のためにベルトを作った(作ってる)のに、貴虎に世界を捧げるために、貴虎に神の力を与えるために頑張ってきたのに、『人類を救うという俺の夢のためのドライバー』なんてつまんねーこと言うもんだからアッサリ見限りましたよこの男!!!!!。
いやあ・・・・・・これは予想以上期待以上の展開だった。
実験中に凌馬が見せた捨て身の行動と、「世界もまたキミに捧げられていいはずだ」との呟き。ここから判断するに、この瞬間まで凌馬は本気で貴虎を『僕の王』にするつもりだったんだと思うんだ。しかも「『そこまで』身を捧げて世界を救うなら」ということは、貴虎がその身に傷を負ったのは今回の実験だけじゃないと思うの。こういうことを何度も繰り返してきたんだと思うんだ。貴虎も辛いけど凌馬も辛いよね。自分の研究結果が貴虎を傷つけることになるんだもん。だけど二人はそういう時間を過ごしてきた。共に痛みと苦しみを味わってきた。そして「『また』お得意の神話起源説か」ってことは、凌馬と貴虎の間では何度もこういう会話が交わされてきたのだろう。でも今回二人の間には亀裂が入ってしまった。二人の道は決定的に違ってしまった。それはなぜか?。
「俺が人類を救うための、俺の夢を託したドライバーだ」という貴虎にとって、自分は単なるドライバー開発者でしかないってことがわかってしまったからなのではないかな。
『俺の夢』のなかに自分の想いは全く入ってないってことに気づいてしまったからではないかな。
いや、気づいていたけど認めたくなかった・・・・・・のかもしれないなぁ。
そう思うと、凌馬が貴虎のことを「アイツもういいや」って思うのも理解できる。
そして貴虎への想いと決別する儀式が眼鏡を外すことだったんですね!!!!!。
でもアイツもういいやって思いながらもメロンの音声「天下御免」だし、さらに斬月・真は片方の肩アーマーが他の次世代よりも明らかに強固というかこういう過去があったことを知った今ではなるべく傷に負担が掛からない仕様だとしか思えないわけで、つまりなんだかんだ言っても、凌馬としてはそういうつもりなんてない(無意識)にしても、やっぱり貴虎に王になってもらいたいという意識の表れがソレなのではないかなと!!。やだもう漲る!!!。
しかもここへきて貴虎と葛葉紘汰が繋がってしまったわけで、葛葉紘汰は自分の協力依頼を蹴ったのみならず自分の想定外のことを次々とやらかす男なわけで、その葛葉紘汰によって貴虎が「真実」を知ってしまったことは、貴虎に「絶望以外の選択肢」を与えたのが他の誰でもない葛葉紘汰であることは、凌馬にとって許しがたいことなのではないかと。葛葉紘汰が貴虎を「貴虎さん」もしくは「貴虎」と呼ぶのを聞いてしまったら一体凌馬はどうなってしまうのかと!!!。
なんていうかもう・・・貴虎・・・・・・・・・罪な男よねと。
と鼻息荒く興奮してたら次回戒斗に「貴様は敵だ」と言われたミッチが湊さんとシドとともに貴虎兄さんに従ってるっぽいシーンがあったんだけど、シドの「ニヤリ」からなにがどうしてこうなるんだっ!?。
『光実、お前が人類を救うんだ!!』って、なにがどうしてこうなるんだよおおおおおおおおおおおおおお!?????。



ドリアンについてはまあアレだ。オカマ大勝利でよかったですねとw。
確か以前ドライバー持ってるとヘルヘイムの果実がロックシードに変わるってことを見せるためにミッチが変身解除→ドライバーを手にもちながら果実をもぐ→「ほらね?」 ってなやりとりがあった記憶があるんで、装着こそしてないもののベルトを所持してるはずの凰蓮のアレコレは疑問だけど、ていうか軍人だからどれだけ空腹だろうが怪しいものは口にしないとか言ってたけど軍人であるならばむしろ変身を解除すべきではないのではないか?としか思えないけど、どうでもいいですw。ベルトつけてりゃお腹空かないことを教えてやらず「めんどくさいから俺行くわ」とか言う相変わらずな紘汰もどうでもいいやw。
そんな紘汰に「戒斗と似た者同士だろ?」と言われてしまった杉田オバロ。「この屈辱断じて許さん!」ってほんと日本語上手くなって。わたしそんな難しい日本語使ったことないですからね(笑)。