『S-最後の警官-』第1話

もっと硬派な作品(ドラマ)なんだと思ってたんで、銃弾が元々の形のまんま盾に突き刺さったり手榴弾を弾丸で上手いこと弾き飛ばしたりを経た挙句のむかいりの『壁ドン』にどう対処したらいいのかオロオロしてしまいました(笑)。「突一」の仕事ってコレなの?(笑)そらそう簡単に適任者見つからんわ(笑)。
つーかそこを仕留めてこその最後の砦だってことは分かるんだけど、距離とポジションとタイミングがいっこでもズレたら壁ぶち抜いての顔面パンチなんてあたらねーだろってかそんな計画立てた奴の頭大丈夫か!?としか思えず(それこそが作戦なんだよね?まさかむかいりの仕事は壁ぶち抜くことだけでぶち抜いたらたまたま犯人の顔面に右ストレート入っちゃいましたー!ってなことじゃないよね?)、でもそれ考えたのってやっぱ・・・サッチョウ一のキレ者と言われる南朋さん・・・・・・だよねーアハハー。
いやさぁ、つーか日本どんだけ治安悪いんだっての(笑)。東京まじコンクリートジャングルすぎてオチオチ外も歩いてらんないだろコレ。わざわざ「殺さずに犯人を確保する」ことを行動理念というか設立の目的として活動するということは場合によっては射殺もやむなしなSATの“代わり”というか、現場としては本来であればSATが出場するところをNPSにってなことなんだろうから当然凶悪犯罪現場が主になるであろうわけで、だからまぁある程度犯人が武装してるのは当然だろうし、今回の立てこもり銃乱射事件は初回サービスだろうからさすがに今後はもうちょい控えめにはなるだろうけど、それにしたってこんな見るからにキチが銃持ってギャンギャンするような事件が立て続けに起こるようならそれはもう殺さずになんて悠長なこと言ってる場合じゃねーだろってなことになるのではなかろうか。別にSATだって射殺は最終手段で実際綾野くんは腕を狙って撃ってたわけだし。だからこの話の行きつくところ(ドラマとしての最後)は『最後の砦はSAT』ってことなのではないかなーと。そこでNPS存続を賭けての話が映画になると、そんな感じかなと予想。
しかしこれ、NPSもSATも生死を別にすれば「犯人確保」を目的としてるわけで、そこまでが仕事、つまり犯人の動機とか犯行の背景とかそういうことを描く必要は基本ないんだよね。今回のようにむしろ殺っちゃえよ・・・としか思えないような犯人だけでなく、何らかの理由・思想があって犯罪を犯した人間のケースだってあるだろうから、そういう時こそ事件解明のために「犯人を殺さずに捕まえる」必要があるってな話もあるだろうけど、「NPS」という組織を描く上では捕まえて終わりってんでも成立はする。これは作劇をするにあたりかなりラクなのではないかと思う。しかも映画の前フリであろう「M」という存在を初回から明確にしたことで、とりあえず視聴者的には多少の強引さやご都合展開は「全部Mってやつの仕業」ってことで納得というかそういうものとして受け止められるんじゃないかなと。それが過剰であればあるほどMの正体と目的が明らかになるであろう映画のハードルがどんどん上がることになるわけだけど(まさかMは凶悪犯罪には強硬手段で対抗すべしという流れを作るべく警察内部に作られた組織、つまり警察による自作自演ってな展開にはならないでしょうね!?w)。
そんなわけで、とりあえずドラマ版は素直に全力でハァハァしようと思います(笑)。
だって男臭い部下たちを引き連れる狸顔の南朋さんが最高すぎるんですもの!!!!!。なにがイイって全員南朋さんよりも高身長なのが素晴らしすぎる!!!!!。普段は飄々としてて掴みどころのない感じだけど実はキレ者という定番キャラは壁パンの計画者だと思うと聞こえないフリしたくはなるもののwそれっぽいオーラは初回からしっかり見えてるし、かと思えばトイレの個室からズボン履き直しつつ出てくるという“抜け”シーンも違和感なく、ていうかポインターさんの扱いに慣れてなさそう(やや恐々w)な南朋さん可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっん!!!!!!。もうこのシーンからポインターさんが平山の隣にちょこんと座って見上げるところを今年初の鬼リピしました!!!!!。
つーか多分わたしという女をご存じの方は半笑いで頷いてくれるでしょうがw、わたしこの平山のキャラクッソ好み!!!!!!!。駅構内の通り魔現場に出場したシーンでNPSを名乗り「何なら上に確認してください」と言いつつ眼鏡上げる平山めったくそ好み!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。南朋さんはSAT隊長である高嶋兄のかつての部下で、袂を別ってNPSを作ったという関係性であることからこの先まず間違いなく高嶋兄と南朋さんが揉めるというか、南朋さんが進退を問われるようなピンチ展開があると思うのですが、その時きっと眼鏡平山のこの冷静な顔が崩れるんだろうなーとワクテカとまんねーッス!!。
あと悲しみ抱えながらも真っ当に熱く生きるおやっさんポジションの博太郎な。裏のない(ないよな!?まさか博太郎が「M」とか絶対ないよな!??)博太郎もこれはこれで素敵!。ジュッタと霧彦さんもアホ可愛いし、できれば毎回ジムシーンも欲しいところ。
だがしかしこのドラマで最もイケメンなのはポインターさんである。ポインターさんメイン回が今から楽しみすぎてわたしどうしたらっ!!。