『MAMORU MIYANO SPECIAL LIVE 2013〜TRAVELING!〜』@日本武道館

すごくすごく楽しくて、もうとにかく楽しくて、そんで幸せいっぱいで、ていうかマモだいすき!!!
もうそれだけでいいかなーって、感想とかいいかなーって思ってたんだけど、でもライブ終わってふわふわした数日を過ぎてみるとその気持ちを書き残しておきたいなと思ったので、以下そんな感じです。





マモのファンは暖かいとゲストの高見沢さんやバンドメンバーが口ぐちに言ってたけど、よくファンはタレントに似るっていうじゃないですか。マモのライブの雰囲気・空気感がこんなにもホッコリなのは、やっぱマモの人柄によるものなんだと思う。このライブはスタッフも含めこの場に居る人全員にとってきっといい思い出になるなって素直に思える。それはマモだからこそ。ほんといい人だなーってしみじみ思った。イイ男じゃなくていい人。ここポイント(笑)。
そしてパフォーマーでありエンターテイナーとして、宮野真守はホンモノだなと。

TRAVELING!』というタイトル(テーマ)のもと、「Old JAPAN」〜「Modern AMERICA」〜「Stone Age」〜「Future」〜「NIPPON BUDOKAN」とまさに時空を超える旅をマモと一緒にするってな内容でしたが、それぞれ全く違う世界を見事に演出してみせていて、いろんなことを詰め込んでいるのにちゃんと1本のしっかりとした流れがあって、もはやこれはコンサートを超えてショーの域。

てかマモは楽曲がいいよねー。新しいアルバム中心の構成で、当然このコンサートのために(コンサートでやることを想定して)作られた楽曲たちではあるのでしょうが、大げさでなく全部イイんだよね。その上でそれらの楽曲が完璧な流れを作ってて、そしてその中にオルフェやカノン、Kiss×Kissといったアルバム収録以外の定番楽曲が流れを止めることなく、むしろそれまでの流れを一気に解放させるかのごときバランスで配置された素晴らしいセットリストで、とにかく気持ちがいいの。

何枚もの額縁というかフォトフレームなのかなぁ?ちょっとずつ斜めになった□(しかく)が何枚も重なっているようなセットなんだけど、その中でマモは各世界ごとにいろんな貌を見せてくれるのね。ただ歌って踊るだけでなくそれぞれの世界をマモ自身が表現するの。特に秀逸だったのが愛の詩の椅子ダンスで、ピギャーピギャー叫びながら頭の隅っこでこんなことできるのマモ以外にいないよこわいこの人の才能が怖いって慄いてました。マジで。

そして怖いといえばゲストにしゅんりー・福山神・梶くんを招いた物ボケコーナーな(笑)。武道館のステージでこんなもん流して許される声優なんてマモぐらいしかいねーだろw。何が怖いってこれが休憩タイムになってないってこと。ほんっとにくっだらない映像なのにw(EGOISTIC全く踊れてない梶くん超ずるいw)、コンサートの流れを壊さないどころか一つのピースとしてしっかりと嵌ってるってことなの。
こんなことできる声優はマモしかいないって書いたけど、エロい椅子ダンス踊れてkiss×kissで全力アイドルやれてトキヤ様を思わせるほどのカッコよさでオルフェを歌いオカリンコスってかもうただのリアルオカリンですよねソレ^^としか言いようがないものを見せてギター弾くタカミーと背中合わせで歌えて原始時代コントやれる人がどこにいる!??って話よ。あー今書いてて思い出したけどどこかで衣装の裾ペロってめくって腹チラもしてたよね!!あとスパノヴァの「変な顔!」w。声優に限らずパフォーマーとしてこんだけ引き出しある人そうそういないだろ。ほんとすごい。すごいとしか言えない。

UNSTOPPABLEの途中で、これまでのマモのライブ映像が走馬灯のように流れたのね。そしてその映像の締めってか映像が終わると同時に今この瞬間武道館のステージで絶唱してるマモの姿が映るの。この演出がほんっとに素晴らしかった。マモってもともと才能がある人だと思うけど、才能だけでここまで登ってきたわけじゃないんだよね。これだけのモノを見せてくれるためにきっとこの人はものすごい努力を重ねてきたんだろうなーって、それがこの映像からのマモの姿でドカンと伝わってきた。なんかもうほんと・・・自分の語彙の貧困さがいやになるけどマモすごいよとしか言えない。

そんでその流れ(気持ち)のままカノンに突入しまさに「ここ(武道館)まで来たぜ!」ってことをこの場にいる全ての人に実感させたところでこれからもこのまま一緒にもっともっと登っていこうぜと「未来」を歌うの。
この曲はステージ真ん中のセリに乗って歌ったんだけど、ちょっとびっくりするぐらい高いセリで(そのせいで直前のMCが上の空だったのかと今になって思うと可愛いw)、でもそのてっぺんに真っ直ぐに立つマモは負けてなかったんだよね。その演出っていうか、空間に負けてなかった。このひとはもっともっと上に行ける、いや行く人だ!!って思わされました。
そしてその想いは最後の最後、ステージの端から端までダッシュしてバカ笑顔(笑)で両手ぶんぶん振るマモを見た瞬間確信に変わりました。この人にはもっともっともーーーーーっと大きなステージが似合うわと!。
と同時に、わたしは宮野真守という人間を改めて尊敬した。尊敬してます。

ひねくれもの中のひねくれものであるわたしに素直にこんな言葉を言わせる男・宮野真守のこれからが楽しみでたまらない。
(さて・・・FC入るか・・・w)