『八重の桜』第9回「八月の動乱」

前回のあれはどうやらやはり大蔵様と八重さんを二人にしてあげようという尚之助さんなりの気遣いだったというセンが濃厚のようなのに、今回は尚之助さんが八重さんを「女」として見るようになるとかなんとか聞きましてですね、ななななななななによソレっ!?尚之助さんそれどういうことよっ!???と憤慨していたわたしなのですが(すいません、わりと本気廚です^^)、これはすごい。尚之助さんの『心の変化』がひと目でわかった。
これまでの尚之助さんと八重さんは覚馬さんと銃という共通項を通して繋がっている云わば同志のような間柄であったのに(人間としての八重さんに好意は抱いていただろうけど“愛しい”という感情はなかっただろう)、お城へ上がるつもりでルンルンしちゃってる八重さんを見て“八重さんがこの家=自分の側からいなくなるかもしれない”ことを想像し(お城に上がって欲しくないからって本を貸してやらないだなんて小学生みたいな意地悪する尚之助さんにラブコメなんて殲滅されちまえ!!とおもったことは秘密ですw)、そして照姫様に選ばれなかったといつになく本気で落ち込む八重さんを見て一瞬でそれが『愛情』に変わったことに、八重さんを見る尚之助さんの目が男のソレになったことに、凄まじい説得力があった。
つーか「貴女の代わりはいない。貴女が必要です」のあのガチ口説き!!
尚之助さんのことだからあの八重さんにかけてあげられる言葉をいっぱい持ってたと思う。だけどそこで一切飾り気のないストレートな言葉をぶつけるだなんて、そりゃ漏らすってなもんですよ!!。
しかも八重さんを抱きしめたい(抱きしめてあげたい)って思ったっぽい素振りを見せつつもそれをグッと堪えるだなんてもうもうもうっ!!。
な!?これでみんな分かったでしょう!?
長谷川博己はクズだけの男じゃないって!!!!!!!