『悪夢ちゃん』第7話「ブー夢」

彩未先生の力を借りてこれまで順調に悪夢の克服(予知夢から判断された不幸の回避)を行ってきた悪夢ちゃんだけど、ここへきて初めてどうやっても回避できない悲しい未来ってものがあり、それを(例え自ら望んだとしても)知らされた人はその哀しみや苦しみを“知りたくなかった”と思う、そんなものを自分に見せた人間=悪夢ちゃんのことを「残酷だ」と思う、ということを悪夢ちゃんが知るってな話でしたが、それを知ることが悪夢ちゃんにとって必要なことなんだろうとは思うし、であればそれを悪夢ちゃんに教えるのは学校の教師であったというのはまぁ・・・悪くない展開なんだろうなぁとも思うんだけど、それをああいう形で悪夢ちゃんに聞かせるガクトが腹立たしいってか何考えてんだコイツ!?。
ていうか悪夢ちゃんを“分かりやすく”傷つけることが必要な展開だったとしても、予知夢などという不条理なものにハッキリと接した“普通の人間”の対応としてはこんなもんなんですよってなことだとしても、やっぱり濱田マリの言動はちょっと・・・手の平返しが過ぎるというか、酷いなぁと思っちゃうなぁ。この先生単体の話であればそれでもいいかもだけど、これは「強欲」という言葉が引き金となり彩未先生が教師を辞める決意をするための話だったわけだから、もうちょっと感情面に訴えて欲しかったかなーと。
ていうかていうか死の淵にいる教え子役の大野くんのお顔がぶっくぶくだったんだけど、これは・・・やっ、役作りの一環だよねっ?ねっ???。