『悪夢ちゃん』第4話「邪夢」

今回の見せ場は「ブログを書いてた犯人は彩未本人だった!」という事実の暴露になるわけだけど、それを“見せる”ためにまず嘘つき少女の話でパソコンで録画するというガクトの手法を描き、この映像でガクト自身の疑惑を払しょくするとともに彩未の立場も守ってくれたから泊まってもいい→証拠映像を撮られるってな流れは上手いなー。
ていうかこれ、ガクトさん的にはブログ書いてるのは彩未だとあたりをつけて現場を押さえようとこの時を待ってた(だから泊まりたがった)のでしょうが、彩未的には泊まってもいい=そういう関係になってもいいということだと思うわけで、つまりガクトとしては証拠映像を撮るためにカメラを起動させていたものの結果的にそういう行為を録画してしまうことになるかもしれないわけで、ロリコンじゃないけど変態!!と言っておく(笑)。
あーでもガクトきっちり着込んでたよなぁ・・・。そして料理を作ったのはガクト。料理に睡眠導入剤的なものを仕込んでおいて一旦彩未を寝かせ、そのあと起きてブログ打つのを寝てる彩未の隣で横たわりながらじーーーと待ってた、ってことかもしれないか。じゃあ鬼畜!と言っておきますw。
てか彩未のほうも“そういうつもり”でいたならば色気のないパジャマはともかくガッツリ腹巻はねーだろw。いや、行為のあと「あー満足したー」→腹巻装着ってことかもしれないか?この女ならそれもありえる気がw。
嘘つき少女自身の話は母娘共に問題があることは間違いないと思うんであんな手紙一つで関係性が劇的に変わることはないだろうけど、彩未が“娘のために母親に手紙を書かせた”ってのは恐らく彩未自身にも関係することだろうし、“空気読んで”悪口が書かれた紙片を回す生徒たちに対し雪わたりの独自解釈を話し、それを聞いた悪夢ちゃんが嘘つき少女がよそったビーフシチューを食べようとしてる彩未と視線を交わした後それを食べこれまでで一番の笑顔を見せたってのはよかったわー。あのアイコンタクトにアフレコするならば「これ、毒入ってないでしょうね?」「大丈夫だよ、しぇんしぇー(ぱくり)」「ならいいけど(ぱくり)」ってなところでしょうが、他人は信用しないという彩未先生がきびだんご=ビーフシチューを普通に食べてることが嬉しかったんだろうなーと。しぇんしぇーはあんな風に言うけどそんなことない、だってビーフシチュー食べてるじゃないと思ったんだよね。ものすごい嬉しそうな笑顔で、それみながらちょっと泣きそうになってしまった。
でもクラスメイトたちに毒見させてから食べるあたりはさすがのちゃっかり具合な悪夢ちゃんである(笑)。