『鍵のかかった部屋』最終話

タマキングが榎本も“自分と同じこっち側”と言ったのは、自分の力が及ばないところで人生を捻じ曲げられてしまった=硝子の外側(向こう側)という意味で、罪を犯した者(犯すことが出来る者)の側という意味ではないのかなーと思いかけたところでの泥棒設定にはキターーーーーーーー!!でした。ラストのニヤリは余計かなーと思ったんだけど、まぁ判りやすい演出ではあったと思うし、もしかしたらこれまで青砥や芹沢さんに見せていた変人童貞『榎本径』は作られた姿であり、もし次に二人の前に姿を見せるときは全く違う人間になっているのかも、あのパスポートに書かれれてる名前は榎本径ではないんだろうな・・・と含みのある終わり方は好み。
ついに「密室の謎解いちゃった!」→記念写真パシャパシャという芹沢さん(と青砥)もアホ納めとして最高だったしw、つーか硝子越しにボーリングの玉で衝撃を与えるほうはともかく、防犯カメラのセンサーにひっかからないようにアルミ人間になるって方はやっぱバカだよなーと(笑)。しかもそれをこのイケメン玉木がやってると思うとさらに笑える(笑)。
てか玉木の声ってやっぱいいよねえー。ミステリードラマの謎解きシーン(犯人を追い詰めるシーン)ってもうその時点でわかってることをグダグダ言い合うのが常だから、最大の見せ場でありながら(演出的に)飽きちゃうことが多いんだけど、玉木ボイスで語られると“証拠はあるのか?”などの犯人決めセリフや動機告白についつい聞き惚れてしまったわ(笑)。
しかし榎本がいなくなったことで一番ダメージ食らうのって芹沢さんだよね。あれだけ「密室事件に詳しい弁護士」として名前売れちゃって、この先どうすんだろ(笑)。
そこいらへん気になるのでSPをぜひぜひ!。