『運命の人』第8話

週刊誌に手記を掲載するどころかWSにもバンバン出て(弓成からみれば)嘘を巻き散らかしてる女をなぜそこまで庇うのかと。ネクタイという物的証拠があるんだからとりあえずそれ出せよと。こうまでされてもそれを拒むってんならそれはもうどんな判決が出ても受け入れるべきだろうとしか。もちろん無罪になると信じてる・・・とはちょっと違うのかなぁ?、とにかく有罪判決が出ることは“ありえない”と本気の本気で思っているからこその“余裕”ってことなんだろうけど、こうなってみると弓成バカだなー(笑)としか思えないよね。
でもその周りの人、家族もそうだけど親身になってくれてる山部や司さんにとってはたまったもんじゃないよなぁ。打てる手は全て打ったけど負けたってんならともかく勝てるものをみすみす逃したってことなわけで、わたしだったらもうどうでもよくなっちゃう。以前も感想内で同じようなこと書いた記憶があるけど、新聞記者としての自分を取るなら女に対し誠実でいる(つもりの)自分は捨てろよと。両方捨てたくないって都合よすぎんだろ。それでもせめてそれらの想いの半分でもいいから家族にも向けているならまだしもそっちには一切気遣いナシですからね。好奇の目に晒されてる家族ほったらかして実家に逃げ帰っちゃうぐらいですからね。そんな人間が正義だの信念だの言ってても滑稽なだけだし、てかもう気持ち的には喧嘩両成敗じゃないけど最初から弓成にも2審の判決出してりゃよかったんじゃねーの?としか。
それに、旦那への愛情だかあんな女に負けたくないというプライドだかなにが由里子を支えていたのかよくわかんないけど、こうなってみると“これまでなんのフォローもなしに耐えてきたのは私なんだから、離婚するしないを決める権利は、『離婚』という言葉を発する権利は私にあっていいんじゃないですか?”と泣き笑いで言った由里子も気の毒だけど馬鹿だったよねとしか思えんなぁ。子供たちだけは心底可哀想だと思うけど。
とまぁ見ながら(主に弓成に対しての)文句しか出ないんだけど、それなのに面白いんだよなー(笑)。話自体はどーでもいいんだけど(今にも死にそうだったはずなのに妻と弓成のことが明るみに出てから具合悪い素振りなんて一切感じさせずむしろ生き生きとしてる泰造の動向だけは非常に気になりますがw)(あとまぁどっからどう見ても狙ってるのは由里ちゃんだけで子供たちの父親になる気はサラサラなさそうな玲ちゃんの恋の行方もちょっと気になるけどw)画面はなんだかわからない吸引力があるの。
てか弓成と山部を置き換えて妄想してみたんだけど、そもそも山部だったら入手した極秘文書をこんなアホな形でなく上手いこと使うだろうからこんなことにならないだろうし、女性事務官との別れ方ももっとスマートにってか優しくかつ後腐れなくやってのけるだろうからやっぱりこんなことにはならないんだろうなーと。ええ、もちろん別れのシーンは何パターンかを激烈妄想いたしましたッ!やだもう山部さんちょうカッコイイ///。←もはやわたしの脳内では違うドラマになっているw