『運命の人』最終話

これまで毎回ひたすら山部さん素敵と言うだけの感想を書いてきましたが、最終回の感想はというと・・・
泰造かっけえええええええええええええええええ!!!
これに尽きる!!。
三木琢也って人はさぁ、そりゃ妻の行動を逐一監視してるどころか生理のサイクルまでメモるってのはさすがにやりすぎだとは思うけどでもそれも妻を(偏執的に)愛すればこそと言えなくもないし、“悪いこと”はしてないんだよね。ただちょっと気持ち悪かっただけでさw、弓成の家族同様被害者と言っていい立場だと思うの。なのにそんな立場に自分を追いやった妻を解放してやるだけでなく具合がよくない母親にという名目でまとまった金を渡してやるだなんて、最後の最後でカッコよすぎだろう!!。
あとツダカンがまっとうに熱血ないい新聞記者でよかったような物足りなかったような(笑)。
反対にこれまでカッコよかった南朋さん山部はなんかデコむきだしのオッサンになってて、うん・・・まぁ・・・・・・ナ●ツネだもんね!!的な(笑)。
これが果たして劇中での経年によるビジュアルの変化ゆえのことなのか、それとも南朋さん自身の変化・・・・・・・・・によるわたしの気持ちがそう見せたのか、それが問題だ。


弓成は政府の「密約」に拘ってたんであってそれが沖縄に関することであろうがなかろうが弓成にとってはどうでもいい(例えば北方領土に絡んだことであっても同じことしてたと思う)んだろうなーと思って見続けていたので、最終回で沖縄の人たちが弓成のことを『沖縄のために』戦ってくれた英雄のように扱ってるのに違和感通りこして気持ち悪さすら感じたし、沖縄まで来てくれた山部に対し三木昭子の様子は聞くのに妻のことは会わせる顔がないだのとまるで気のない素振りな弓成のことが最後まで理解できなかったんだけど(さすがに山部も呆れてたよね)(呆れる山部さんちょっと素敵だったw)、弓成が由里子にあてた手紙ってモックンのマジ自筆と聞いてモックン弓成に対する心象が若干アップしました(笑)。美しい文字を書く男はそれだけで価値がある。
結局最後まで何が面白いのか自分でもよく分からずに見続けてしまいましたが、最後まで見続けさせるための“何か”はあった、と思います。・・・南朋さん以外にも(笑)。
多分局が期待した結果とは程遠いのでしょうが、年イチとは言いませんが3年に一度ぐらいはこれぐらい気合入ったドラマを作って欲しいなーとも思う。その時はもうちょい企画(原作セレクト)の方向性は変えて欲しいけど。