『忍者に結婚は難しい』第7話

完全に「忍者」とは関係ない雀の話の背後で蛍と悟郎に伊賀と多分甲賀(というか蛍の父・竜平)の手が迫ってるという回でしたが、やっぱり蛍の気持ちがわかんねーんだよなー。
妹の存在を悟郎に明かすにあたって「母親が死んだ」ことをほんとうに『何でもないこと』のように語ってて(わたしにはそう聞こえた)、それがどうにもこうにも理解できん。
蛍は父親から聞かされた「母親が死んだ理由」についてどう思ってんのよマジで。

悟郎の嫁が伊賀が探す「甲賀の女」であることを小夜から聞かされた音無が「親友である前に自分は「伊賀」の人間だ」と言ってたけど、まさに「それ」だと思うんだよね。
伊賀は“旧態依然”だけど甲賀は基本個人活動(だから組織としての意識が薄い)ということであっても「伊賀と甲賀」の関係性、お互いへの敵対心はそれこそDNAレベルで受け継がれてるものだってなイメージで見てるんで、だから二人は昼夜戦い続けたんだろうし、その戦いを経て夫婦としてお互いへの愛を再確認したってんなら(ドラマ的に)そこはそれでいいんだけどね、何度も言うけど伊賀は「母親の仇」であるわけで、それってものすごく大きな障壁だとわたしには思えるのに、そうとしか思えないのに、妹にまでそれを隠しはすれども「実は伊賀の忍びである夫」を紹介するとか父親に聞かされた話を忘れちゃったのこの女?って感じなんだけど。

音無の「自分は伊賀の人間だ」発言と比べて小夜は「恋愛感情」が勝ってるように見えるし(悟郎が蛍と離婚して、悟郎の隣が空くということなら蛍のことは見逃してやりそうじゃん。なんなら見逃すことを悟郎へのアピールに使いそうじゃん)、そこに「男女」という性別を当て嵌めるのは間違ってるとは思いながらも蛍も小夜も忍者としての矜持よりも私欲が優先されるのはやっぱり「女」だからなのかな・・・なんてことを考えてしまう。

悟郎?悟郎は単なるアホでしょ。