『ラッキーセブン』第5話

瞳子さんの父親が絡んでいるという“16年前の事件”を社長=探偵社に何らかの影響を与えないために単独で調べるつもりなのか、はたまた今回の件で親に迷惑を掛けたから(あの唐突としか思えない依頼人の逮捕→新田さんの容疑が晴れた展開の背後に新田家からの働きかけがあったとか)と本気で稼業を継ぐつもりなのかは分かりませんが、何にしてもここで新田さんが一旦退場もしくはその回の話には一切関わらない形で顔見せ程度にチラっと映る程度になるんだろうね、多分。最後の話はその16年前の事件についてなんだろうから間違いなく新田さんが美味しいところを持ってくことになるのでしょうが、それまで堪えられるかな・・・。松本さんを中心にラッキー探偵社総力を挙げて16年前の事件に迫るもののまたもやピンチに!今度こそ絶体絶命><ってなったところで戻ってきた新田さんが華麗に救ってくれる展開がまっているならばその瞬間だけを楽しみに頑張る所存ではありますが、でも苔丸は本当に世話を頼んだだけ=別れの挨拶でしかなかったんで、最後の5分ぐらいにようやく再登場ってなことも無きにしも非ずな気がしなくもない・・・。
瑛太さんのスケジュールを考えれば途中から出番が少なくなることは予想できないこともなかったんだけどそれにしたって早過ぎるし、下手したらラス前ぐらいまで全くでなくなるんじゃないか!?とすら思えるような形になった背後には『誰が主演?』という圧力が掛かったのかなーなんて邪推したくもなっちゃうよなぁ。だってこの話のオチとしてもドラマ全体の流れからしてもここで「新田が探偵事務所を辞める」ってちょっと理解できなくない?。
新田さんが今回の件で16年前の何かを掴み、それが社長に関することであることを知ってしまったとして、それを警察官僚にぶつけたってことは警察が絡んでる、もっと言えば警察が相手であることも分かってるんじゃないかと思うのだけど、だからって探偵社を辞める理由がどこにあるのかわたしには分からない。新田さんの目的はただ一つ、社長とラッキー探偵社を守ることなのでしょうが、今回まんまと“嵌められた”上に自力ではそれを引っくり返せなかった(であろう)ことを思えば警察(権力)相手に一人で何ができるのかと思うし(それでも探偵社全員<<新田さんってところがまたw)、自分でもイヤな見方だとは思うけどここまで見てきた脚本・演出レベルじゃそれが“できる”だけの話を作れるとも思えない。だってプールまで持ち込んでゴミ浚いしてなんかハイテクっぽいのを駆使して依頼書を復元し、でも最終的には手当たりしだい聞き込みという泥臭い捜査方法まで取ったってのに「結局自分たちの力では新田を助けられなかった」ってんだぜ?。“真犯人逮捕”に探偵社挙げての行動は何ら影響を与えず新田さんの容疑が晴れて営業停止命令も回避できてよかったねーという“結果“を見せただけなんだぜ?。ここから何をどう見て取れというのか。
ジムに行って格闘術を鍛えろという新田さんの置き土産とこれから重ねる探偵としての経験によって駿太郎が“探偵”らしくなったところで戻ってきた新田さんと背中合わせで無双するんだろうなーと予想しますが、それで萌えられるとしても単純に絵面がカッコイイからってだけだろ。男同士の会話だの「仲がいいのね」だのいがみ合っててるけど実は・・・ってのをアピってはいたけど、そういうものは台詞で伝えても意味ねーんだって。