また源さんに会えるわー！とウキウキしてましたが、蓋を開けたら好奇心丸出しで客の素性を調べるために源さんに泣き脅しを仕掛け、源さんと一緒に露天風呂に入り、そして源さんに後を託して椿屋を去るという、番頭さんスペシャルでした（笑）。
いや「（笑）」とか書いてるけどじくじく泣いたわ･･･。でんでん演じる番頭さんの決心に泣いた。
番頭さんを慰めようと重たい口から必死で言葉を紡ぐ源さんに、散々人に迷惑をかけ苦しめてきたという番頭さんの「さすがに人を殺めたりはしなかったけど」という言葉を聞く源さんに泣いた。
去り際、源さんに番頭さんが「いつもの返事を聞かせてくれよ」と言い、その言葉の意味するものが何なのかわかったところでの「ウィッス」に泣いたー！。
椿屋を去る日がいつか来ることを自覚した源さんだけど、その時は番頭さんのように“何か”を見つけてのことであって欲しい。番頭さんのように「椿屋に帰ってきてね」と言われ見送られてのことであって欲しいと思うけど、でもきっとそれは無理なのだろうな。だって源さんは「人を殺めた」わけだから。
だからせめてもう少し源さんのこの静かな日々が続くことを祈りたい。そしてそんな日々が一日でも長く続くことを願いたい。
