深見 真『ウェットワークス・ドーベルマン』

ウェットワークス・ドーベルマン (朝日ノベルズ)

ウェットワークス・ドーベルマン (朝日ノベルズ)

売れ行きによってシリーズ化予定のようですが、アニメ化希望!!!(OVAでもいいから!)。
読みやすさ的にはこれまで所謂ライトノベルのカテゴリーで刊行されたシリーズとハードカバーで刊行されたものの中間(ライトノベル7割)って感じで、ドンパチ描写も格闘描写もこれまでのものと比べて遥かに読みやすい・・・というか易しいし、拷問もさほどでもないし鬼畜度も低めだし同性愛もないし、世界観もそこまで突拍子ないわけでもなくつまり映像化しやすいと思うんで!。
ていうかメインとなる4人の賞金稼ぎ兼カフェ(喫茶と書くべきか)の店員たちがモロそれ系で、メンバー内で一番若くて子供扱いされると怒る短気で喧嘩っ早い橘花は達央さん、190を超える長身で古流柔術使いなのに性格は穏やかで大きな手で繊細にコーヒーを入れる悠馬はノジケンで、乗馬用ムチで容赦なくしごく橘花の指導係であり狙撃の名手で普段は目をガードするために伊達眼鏡着用してる皮肉屋の谷峨はもちろん遊佐様!!!、そして賞金稼ぎのリーダーであり店のオーナーで見た目若いのになぜか総白髪で物腰は軽妙かつお嬢様に傅きたい願望所有の元特務機関の軍人である陸奥さんはミキシンと迷わず声つきで動いたもんね!。
メイン以外も橘花の兄や陸奥さんの元上司にライバルであり時に共闘するような軍人とこれまたイケメン&イケ声っぽいキャラがいるし、悠馬の家庭環境からなる“業”や、この刊では背景が全く語られない謎の男・谷峨にもきっとトキメキまくり秘密があるんだろうし、女子キャラも適当に配置されてるしね(←それはどうでもいい人(笑))、これはアニメ化いけると思う。ってなわけでとりあえずは続編に期待!。
ところで深見さん、『リーダーは白髪』にこだわりあんのかな?(笑)。