『QP』#10

予想に反してズッキー刑事の出番多いなー。代わりに窪田くんエイジの出番少なすぎだけど。
みんなが我妻の行方を捜して街中を駆け回る中我妻のために情報を流すエイジってのはモエる構図だけど、携帯におもきし我妻涼の名前でアドレス登録すんのヤメロ(笑)盗まれたらどうすんだ(笑)。
てか回想シーンが多すぎるんだけど、これキャスティング変更の影響というわけではないのだろうか。なんかやべきょうすけとでんでんのシーンとか桔平がらみのシーンと比べると天狼会シーンがやけに浮いてて、それだけ天狼会という組織が特異だってことなのかなーとは思ってたんだけど、横溝組は組織内の権力争い、古岩組は素直になれないけどお互いを思いやる父と子の関係性とそれぞれ描くべきものがあるのに対して肝心の天狼会については何がしたいのか未だよく分からず、それなのにしつこいほどの回想シーンに尺使ってるのはもしかしてこれ主役交代の結果なのかなーと思えてきた。どこまで中身が練られてたのか分かりませんが、たかおかさんとたくみさんじゃ見た目も雰囲気も真逆と言っていいほどなわけで、たかおかさんを想定して撮ろうと思ってた画はおそらくたくみさんでは撮れないだろうから結果的に準備不足になっちゃったのかなーと。ついついそう考えてしまうぐらい回想の多さが気になる。
毎回OPで我妻が“自分は流されているわけではなく自分の意思でここにいる”的なことを言うんで、わたしには横溝組にいいように引っ掻き回されてるようにしか見えないこの状況でもちゃんと我妻は我妻の意思でもって巻き込まれてる、決して流されてるわけではないのでしょうが、繰り返すけどそうは見えないのはどうしたもんかなーと。だってもうクライマックスだってのにわたしの印象に残ってるのって全裸シャワーからのソファーでアンニュイたくみさんだけよ?。
つーかマリオに至っては何のために存在してる役なのかと(客寄せパンダです!)(そのおかげで橘さんが出演できたんですよねありがとうございます)。
劇中の空気感や色、音楽も含め映像自体はすごく好みなんだけどなぁ。