『仮面ライダーフォーゼ』第12話「使・命・賢・命」

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・。非常時に本性・本音が出ちゃうのが人間ってもんだから、今回賢吾さんが見せたちっちぇえええええええええ!としか言い様がない言動は紛れもない本当の賢吾さんの姿であり気持ちであるということなのよね。いつも冷静沈着で状況判断能力に長けてると思われていたけど、一人ぼっちで月面基地に取り残された途端「友達だったらさっさと助けろよ」だの「身体の心配なんて今更無意味だ」だの「自分を助けられないなんて仮面ライダー部はただのごっこ遊びじゃないか」だのと焦り喚くことしかできないのが賢吾さん、なんだよね。
でも気持ちはわからんでもない、気がする。月に一人ぼっちで取り残されるとか想像の範囲外なんで“気がする”としか言えんけど。だから賢吾さんの取り乱しっぷりは理解できる、と思う。でもね、理解できると思うからこそユウキのあの説得(?)で正気になっちゃう賢吾さんとか意味が分からないの・・・・・・。自分を助けられないライダー部なんてごっこ遊びじゃないか!→みんな「ゾディアーツから人々を守りたい」という賢吾くんの願いをかなえる為に自分たちに出来ることを『本気で』やってる。だからごっこ遊びなんかじゃないよ→そうだな ってゴメン、ほんと理解できない。言ってることは解る気がするけどそれで賢吾さんが立ち直れちゃうことが分からない。ついでに賢吾さんを助けるために理事長に有人探査機を月へ飛ばしてくれと直談判してどうにかなると思うユウキも、それを「学校側にラビットハッチの存在が知られたらもうライダー部の活動はできなくなるかもしれないから」と止める美羽も、「じゃあ賢吾くんが死んでもいいって言うんですか!?」と泣きながら反論しておきながら掛ける言葉がないからと月で一人ぼっちの賢吾さんからの電話を自己都合で無視するのも、なんだかさっぱり理解できないんだけど・・・。そら賢吾さんも「何で電話に出ないんだっ!?」って半狂乱で責めますわw。バイクで月に行こうとするくだりもやれることは全て試したいのはわかるけど億万が一月に行けたとしても賢吾さんを連れて戻ってくる手段がない以上(ないよね?)閉じ込められるのが一人から二人になるわけで、さすがに馬鹿っぽすぎたしね。
てかさぁ・・・こうなったからこそ言えることなのかもしれないけどさぁ・・・、月などという云わば『異世界』を行き来するわけだからそれこそ有事の際の対処法を前もって考えておくべきだよね。あの場所にあのロッカーがなければならないというのなら、まず最初にしなければならないことはなにがなんでもあの部屋とあのロッカーを誰も触れることができないようにすることだろうが。それを怠っておきながら「ごっこ遊び」はないだろ賢吾さんよお?。どうやらそこいらへんのことは賢吾さんしか知らない事実だったようだし、弦太朗たちを仲間とも友人とも認めず信用してないからロッカーとラビットハッチの関係を説明しなかったってんならそれは賢吾さんが悪いし、ラビットハッチでフォーゼの研究をするにあたりそれだけの責任を背負い覚悟を持ってなかった賢吾さんこそ「ごっこ遊び」じゃないですか?と言いたい。これに限らず言ってることやってることが総じて言い方悪いけど所詮高校生レベルなのよね。結局のところ、悪い意味で「部活」らしさがでちゃってるってことなのかなぁ。部活ってその中だけで通じ合える言葉や思いがあるじゃない?。“身内感覚”というか。その感覚に気持ち的に同調できるのであれば↑のモロモロは頭でなく心で理解できるのかもしれないけど、今のとこわたしは残念ながら同調できないんで、ユウキの言葉が賢吾さんの気持ちをどう変えたのかわからなかった。
でも・・・
「父さんは、このラビットハッチに一人残された。父さんはここで死んだ。でも、父さんは絶望しなかった。ここで一人でフォーゼシステムを作り上げた。その息子の俺がここでヤケになってちゃ、笑われるよな」
と画面越しにふんわり笑って言ったかと思ったら次の瞬間キリッと表情を引き締め
「如月、聞こえるか」
と参謀スイッチオンした賢吾さんにヒイイイイイイイイッ!カッコイイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!!!!と叫んでしまったんですけどね^^。
つーか賢吾父ラビットハッチで死んだのかよ!?!?!?。え?ラビットハッチって誕生日プレゼントとして賢吾さんの元にハッチの“鍵”が送られてくるまで誰も出入りしてなかった・・・んですよね?。とすると賢吾さんは父の死体を見つけた・・・・・・のではないかと思うのですが、え?まさかこのうえそんなヘビーな過去持ちなんですかっ!?!?。さすがにそれはないってか、本当にそうなんだとしたらこれまで普通の顔でハッチに出入りしてたどころかユウキと二人でいい雰囲気になってた(っぽい)賢吾さんの神経がやや疑われてしまうのでw、ラビットハッチに一人取り残されて死んだってのは賢吾父が残した日記だか研究記録だかに書かれていたことで、賢吾父はそれを残して月のどこかでひっそりと死んだんだと思うんだけど(だとしたら賢吾さんは父親の遺体を捜しに行ってもいいんじゃね?とも思うけどー)。


牧瀬くんはなぁ・・・字は上手いけど(30分前の某銀色の人の字と絵と内容を思い出すと余計にw)ここまでいくと変態で済む話じゃないよなぁ・・・・・・。途中まではユウキはもはや視界に入れるのもおぞましい唾棄すべき存在となったみたいなのに同じようにバッボーイとつるんでるクイーンはいいのか?wとか、ユウキと美羽が両方俺の嫁な時点でそれはまぁ明らかなんだけどw眼鏡三つ編みの子もアリとか美羽の後ろの席の二人もアリとかw牧瀬くんストライクゾーン広いな(笑)とか、ていうか女子たち気持ちはわかるけど変身解除した途端「キモーイ・・・」と口々に呟くのやめてあげて!気持ちはわかるけど!wって笑ってみてられたんだけど、いやこれまずくねーか?と、自分を振った女たちまとめて星になっちゃえー!=皆殺しするってことなわけでしょ・・・?と。それを止める戦いをギャグ描写にしていいのかと。つーか「美羽に任せておけばいっか」ってよくねーだろうがと。生徒全員と友達になるってのを掲げてる以上そこ他人任せにしちゃ駄目じゃん。言ってることとやってること真逆でしょ?。せめてちゃんとあのバスのところまで行って牧瀬くんを怒るなり諭すなりしようとするんだけどでも怒り狂った女子たちの勢いに負けて“とりあえず”美羽に任せるか・・・^^とかさ、自分から関わることを放棄(他人任せ)したら絶対にタメだと思うんだけどなぁ。
あとものすごく気になったのはバスの天井に乗ったフォーゼが乗客一切お構いなしでクリンチだっけ?を後ろの窓ぶち破って突き入れた場面。中に美羽がいるって知ってるんだから、一言美羽に「みんなの安全を確保してくれ」って断わればいいじゃん。あれ美羽が機転利かせて叫ばなかったら、「危ない」って叫びが自分に掛けられたものだと後部座席の女子が気付かなかったら首もがれてても不思議じゃなかったよ?。そうでなくとも窓ガラスの破片車内に散乱しただろうし。確かに美羽はカッコよかったよ。だけど美羽のカッコよさを見せるためにフォーゼをゾディアーツ確保のためになりふり構わない感じにするのは違わないか?と。あくまでもヒーローはフォーゼだろ?。美羽はその後バスの座席に座り必死で停めようとしてる絵だけでも充分カッコイイんだから、もっと見せ方考えるべき。
でも・・・
ダイザーで駆けつけぎりぎりのところでバスを停めてくれて
「間に合ったな、美羽!(ダイザーでキラーン☆)」
って大文字さあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっん!!!!!!!!!!!!!!!
やばい!やばいやばい大文字さんが使える男すぎてやーーっばい!!!!!
もうなんなのこのとどまるところをと知らない大文字株!!!未だ学園のキングであることに代わりはないらしいし、これバスの中の女子たち全員大文字さん抱いて状態だろ!!!。かつてあれだけイヤな野郎だったなんてちょっと信じられない勢いですよね。とか思ったら次回三浦くん再登場とか!!。うーむ・・・白化してからの大文字さんアゲが凄まじすぎればすぎるほど当初のヤな奴描写は何だったんだ?と思ってしまうわけで、そこで三浦くんを再登場させそのフォローをするであろうとともにスイッチャーのその後、というかスイッチを使うことで心身ともにどうなってしまうのかってところを描くのだとすると、それは大量殺人を目論んだ牧瀬くんのフォローにもなるだろうから展開としてはよく練られてると言っていいと思うのだけど、このところの作りを思うとさらに不満と疑問が募るだけになるのではないか・・・とちょっと不安。某妖怪人間の緑汁じゃないけどスイッチを押すことで潜在的な悪意・欲望が増長される的な、牧瀬くんで言えば“好きな女の子とバスに乗って山の上で星を眺めたい”という欲望がスイッチの力で“好きな女の子全員まとめてバスに乗せて星にしちゃう”に変わったんだ思えるような説明があるといいんだけど。


重力制御を解除し(なぜか賢吾さんのみ適応^^)強引に剥がしたライダー部の旗を月に突きたてて(弦太朗かユウキに何か一言言ってけよwww)
「父さん、見えるかい?俺にも仲間ができたよ。父さんの志を継いだ仲間が。(旗を見上げて)これはその旗だ。教えてくれよ父さん・・・地球に帰る方法を。俺は帰りたいんだ・・・あの地球に、待っている仲間の元に」
地球を見ながら崩れ落ちるように膝を付き、力なく呟く賢吾さん。すると
「だったら一緒に帰ろうぜ、賢吾!」
と求め焦がれた(←やや盛ったw)如月の声が聞こえ、ゆっくりと振り向いた賢吾さんが見たものは・・・・・・・・・
ぴょんぴょん飛び跳ねる坐薬(笑)
「如月・・・まさか・・・!?」
「まさかじゃねーよ。よっと。牧瀬に壊されたロッカーは本物じゃなかった。大杉のヤロー、園田先生のものだと思ってすり替えてたんだ。破壊したのはすり替えた偽物だったんだ。心配かけたな。悪かった、賢吾」
「いや、俺の方こそ。・・・たいしたものだな(こみあげる笑みを押さえられずに)俺の・・・・・・友達は」
「え・・・?」
ちょおおおおおお「心配かけたな。悪かった、賢吾」って弦ちゃん優しいやさしいやさしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!。友子の時もそうだったけど、優しく語りかける弦ちゃんほんっとイケメン!!!!!声だけだけど(見た目坐薬だけど)それでもイケメンンンンンンンンンンンンン!!!。
ていうか賢吾さんがついに弦ちゃんを「友達」認定!!!!!!!!!!!やだやだときめくちょうときめく!!!!!!!
なのに
ユウキ「賢吾くーーーーん!おーーい!」
美羽「一緒に帰ろう」
大文字「よっ(キラーーーン☆)」
(JKは何度聞いても聞き取れない^^)
友子「きたよー」
っておめーら入ってくんじゃねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!←日曜朝からマジ絶叫(笑)
いやほんとマジで邪魔しないでくれる?そこは「え?聞こえなかったもう一回言って?」「・・・たいしたものだな、俺の友達は(照れ笑い)」「あ、ごめんもう一回!」「お前聞こえてるだろっ!もうこれで最後だからな!(後頭部掴んでグイッと引き寄せつつ耳元で)俺の友達」「賢吾―――――!」「馬鹿っ!抱きつくなっ!」だろうがああああああああああああああああああああああ!
・・・ってすいません、なぜか賢吾さんが途中から脳内で某美男ですねの廉さんに代わってしまったがために妄想が加速してしまいました^^。
で(笑)。
迎えに来た仲間を見ながら(全員分の宇宙服あるんですね^^)「おおー!」と手を振る弦太朗を見上げながら(身長差モエス!)
「如月」
「ん?」
賢吾さんが手をだしたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
「賢吾・・・おまえ・・・っ!?」
「今度君に会ったら、これをしようと決めてた」
絆握手キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
「こーのぉっ!」って言いつつ弦ちゃんが腕パンっ!!!!!
そして賢吾さんは
「よしッ!学園と地球の自由と平和を守る仮面ライダー部、ここに正式スタートだ!!」
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwこのノリノリの人なんぞwwwwwwwwwwwwwww知らないwwwwwわたしこんな人知らないwwwwwwwww
あまりのノリノリっぷりにボカンと身体ぶつけながら「賢吾wフッw」って弦太朗さんまで薄笑いじゃないっすかwwwww。


って次回イケメン校長橘さんキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!。
天音ちゃんのあの扱いを思えば期待はほどほどにしておくべきだとは思うもののでもやっぱり期待しちゃうのっ><。