『仮面ライダーフォーゼ』第43話「双・子・明・暗」

両親含め何がなにやら・・・・・・・・・なユウキもアレなんだけど、それよりなにより
彼女はラプラスの瞳で確認済みです。特に何も見えませんでした→もう一回見てみろ→バリバリ超新星見えてました・・・・・・
な校長のアレっぷりがもうね・・・・・・・・・・・・・・・。
ラプラスの瞳は『進化』したんじゃなかったのかよと・・・・・・・・・・・・・・。
あ、あれ?ていうかもしかして以前は見えなかったユウキの星が見えるようになった=進化ということなのか?
もしくは以前のユウキはまだ“その時”ではなかったがために本当に何も見えない状態で、覚醒した今ははっきりと見える、つまり校長のウッカリミスではない・・・とか。
そういうことにしておこう。うん。そうしよう。
ところで、先日某銀髪の白夜叉と戦闘の鬼っ娘と眼鏡トリオのアニメ見直してたんですけどね、その中で老人と老犬(金太郎)との友情話回があって、思わず泣いてしまったんだよね。友情の定義とか重さとか、そういうのはほんと人それぞれだとは思うんだけどさ、でもお互い瀕死の状態でありながらも「ダチのため」に一秒でも長く生きようとする老人と老犬見てたらさぁ・・・・・・「友情」とか「友達(ダチ)」ってそれぐらいすごいもので、1人の人間がそんなにいっぱい抱えられるようなものではないんじゃないかなぁ・・・なんて思ってしまった。友達のためならば何でもする(何だってできる)っつっても自分の身体は一つだし。
ていうかユウキの言う「友達甲斐がない」ってどういう意味なんだろ。
冗談的な感じで「友達甲斐がない奴だ」とかさ、そういう流れの中で「友達甲斐」って言葉が出るのは別段珍しいことではないと思うのだけど、ユウキの口から弦太朗に対して出た「友達甲斐がない」発言はとても冗談ではないように聞こえたわけで、じゃあユウキはどういうつもりで「友達甲斐」という言葉を使ったのかと。
てか白い仮面の黒ユウキはこれユウキが意識的無意識的に関わらず“やりたくてもやれないこと”として押し殺してたものが表出した存在、つまりユウキ自身ってことなんだよね?。校舎に落書きとか、JKに水ぶっ掛けたり大文字さんを粉まみれにしたりってところまではまぁ「イタズラ」の範疇だとしても、美羽への仕打ちはイタズラのレベルじゃなかったのがなんともリアルすぎて・・・。あれ弦太朗が駆けつけてなかったら殺人もしくは殺人未遂ですよ?。ちょっと突き飛ばしたら落ちちゃった><ってんならともかく(ともかくじゃないけど・・・)、辛うじてしがみついてる手をぐりぐり踏んでたからね。1000%故意ですよ。殺る気マンタンですよ。
で、何が一番恐ろしいかって、ユウキの美羽に対する仕打ちに納得できてしまうことなのよ・・・・・・。これまで明らかに目の上のたんこぶ的な感じで美羽のこと煙たがってたわけで、だから抑圧から解放されたユウキが美羽だけには本気で悪意・・・というよりももはや殺意を向けてしまうことに納得できちゃうの。友情をテーマにしておきながらなにこの圧倒的なリアリティ&説得力。
これ後半どういう形で終結するにせよ、美羽とユウキの間には確実にしこりが残ると思う。無意識ゆえのことなら尚更。
そしてユウキに「友情の鬼のくせして肝心なところは抜けてる」とズバリ言われてしまった弦太朗ですが(こういう場でこういう発言が出るってことは、ユウキは弦太朗に対しても以前からそう思ってた、ってことだよね?・・・・・・わたしにはどいつもこいつも何の疑問ひとつ持たずに『弦太朗サイコー!』って思ってるようにしか見えないんだけど、実はそういうわけでもなかったりするんですかねー?)、コズミックになるために必要なのは“部員たち→弦太朗”ではなく“弦太朗→部員たち”らしいんでユウキがこんな状態でも問題ないってか、「チケット」がなんなのかわからずとも弦太朗のユウキに対する気持ちに変わりはないってことでいいとして、ジェミニに攻撃をしかけようとしたメテオを「あれはユウキなんだ」と言って止めたってのはちょっとモニョるなぁ・・・・・・。
いや、気持ちはわかるよ?わかるんだけど、でもだってこれまではふっつーーーーーにボコってきたじゃん?特に最初の頃なんかは中身が誰だか分かってて、一方でラストワンになったらスイッチャーの身体がどうなるのか解らないってのに平気で必殺技ぶちかませる気持ちってか意味が分かんないと思ってたんだけどさ、それでもずっと『ダチ』相手に戦ってきたわけじゃん?。弦太朗にとって戦うこととはスイッチの影響からスイッチャーを解放することであって、つまりそれはダチを助ける(救う)こととイコールだからだと今となってはまぁ・・・・・・・・・・・・理解してるわけで、この期に及んでユウキだから手を出せないってなんなんだろうなぁと、逆に言えば口では「ダチ」言うてても一切の躊躇なくボコってこられた今までは何だったんだって話になるよなぁ・・・と。


てか今までは何だったんだ?と言えば相変わらず江本教授でありタチバナさんを失ったことや、全く手も足もでなかったサジタリウスに対して今後どう戦っていくのかとか、そういうことを全く考えてなさそうなライダー部の皆さんはほんとどうしたもんだろうかねぇ・・・。
特に賢吾さん。賢吾さんって父親の形見であるスイッチを40番までロールアウトさせた後なんかしたっけ?。このままの戦力じゃサジタリウスには対抗できないと自らの手で新たな力を生み出すべく開発努力ぐらいさせてもいいと思うんだけど?。もうね、ユウキがいう「チケット」が何なのかとか、ユウキを取り戻すことで弦太朗との友情再確認とか、正直どーでもいいんすよ。多分その過程で弦太朗が過剰に友情を求めるようになった理由が語られるんだろうけど、そしてそれはこのガチもんのキチガイとしか思えないユウキの両親が話のキッカケを作るんだろうけど、正直どーーーーーーーーーーでもいい。つーかそれはもう「親の関心・歓心を買うため」ってことでいいよ。なんかもう今更そこいらへんのことについて説明されてもほんと“今更”としか思えないしさ、そんなことに時間使わないでもっと賢吾さんに仕掛けられたらしいコアスイッチ?の秘密??なんかに使ってくれよとわたしは思います。