『冒険絵本 PINOCCHIO -ピノキオ-』@渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

わたしとしたことが誰がどんな役をやるのかのみならず、風間由次郎くんが出ると思い込んでいたために暫くの間舞台上に由次郎くんの姿を探し続けたほど事前情報まったく入れずに観劇に臨みました。そしたらけもの祭りで驚いた。会場に出かける直前に妹から「どーり先輩が山猫で戸谷がキツネだよ」と教えてもらい、え?それどんな舞台??と混乱したんだけど、普通に山猫とキツネの役でした(笑)。そしてこれまた妹がわたしの「ピノキオって鼻伸びる話でしょ?」という問いに「ピノキオってタイトルだけでそういう話じゃないでしょ」と言うもんだからピノキオ役の水田の鼻が本当に伸びた瞬間しろめった(笑)。



以下、内容に触れてます↓↓↓




前述の通りピノキオと聞いて思い浮かぶのは“鼻が伸びる”程度の記憶しかないんでどれほどピノキオの話に忠実なのかわかりませんが、それなりに面白かったです。ていうかけもの祭りにウハウハしないはずがない(笑)。
中世ヨーロッパっぽい扮装の女性や子供がクルクルと踊る手前で4体のマリオネットがカクカク踊ってるシーンから始まるんだけど、それは水田たちが学園祭で発表する(?)舞台の練習風景なのね。で、水田はナレーションを担当してるんだけど「どーせ僕なんか・・・」が口癖の「困難」すら読めないバカでw、おまけに戸谷に焼きそばパン50個買って来いと言われても吉沢亮くんに体育の代返頼まれてもヘラヘラ笑って言いなりになったり、よしたくから顔面におもきしおならかまされても大人しく嗅ぐ(笑)心の弱い子なのね。どーりも多分クラスメイトなんだけど、常にノートを手にし声を出さず水田の呼びかけには一切応えてくれません(話しかけてくる水田を見ながらノートに何かを書き付けるどーりを見て「デスノート!?それデスノートなのっ!?!?」と怯えるアホな水田w)。
ちなみにこのシーンは全員学ランタイプの夏服(白シャツ黒パンノーネクタイ)。
今日も焼きそばパンを買いにいかされ、買ってきた焼きそばパン(加藤くん・岩くん・春日くん・玲欧奈くん・千阪くん)に絡まれる水田の目の前に突如眼鏡をかけた緑の燕尾ジャケットの男が現れ「僕の名前はコオロギ」と名乗ります。壮一くん演じるコオロギは物語への案内人で、水田を手にした本(物語)の中へ行かないか?と誘います。現実への未練はほとんどない水田はその誘いに乗ることに。
連れて行かれた先では自宅に何の断りもなく侵入してきた男(泥棒)の「(象の置物や読んでいた本を)明日必ず返しに来ますから」という言葉を信じ身の回りのものを目の前で堂々と盗まれるほど正直者のゼペット爺さん(貴ちゃん)が飼ってる山猫(どーり)とともに暮らしていました。
山猫どーりは灰色に茶色い模様が入った着ぐるみ+灰色の猫耳!!!!!!!!!!!猫鼻!!!!!!!!常時四つんばい!!!!!!!!!!!!!!!
そこへ現れたのが金髪を頭上でホラ貝のごとく結い上げ綺麗なブルーのノースリVネックキャバ嬢風ドレスを身にまとい背中にキュートな半透明のちっちゃな羽をつけたオカマの女神(タッくん)。
オカマの女神は正直者というよりももはやバカの域であるゼペット爺さんに同情したのか、望みをなんでもかなえて あ・げ・る と言います。そこでゼペット爺さんはさっき自分の家から象の置物を盗んでいった泥棒の家族がお金に困らないようにと願います。呆れながら象の置物を黄金製に変えてやるオカマ。これで自分の力が本当だと証明できたでしょう?というオカマはさらにもっと願いはないのか?とゼペット爺さんに尋ねます。するとゼペット爺さんは木で出来た人形を息子にしたいと言い出しました。それはちょっとヘビーな願いだわ・・・と言いつつもひらひらクルクル舞い踊りながら呪文をぶつぶつ唱えるオカマ。ついついオカマのむき出しの二の腕をバシっと叩いてしまって怒られるゼペット爺さん。何邪魔しとんじゃワレェ!とマジギレするオカマ。興奮のあまり手にしていた木の人形を放り投げるオカマ。すると木の人形が水田になって戻ってきました。そうです、水田の役割は木で出来たゼペット爺さんの息子・ピノキオになることでした!。
ゼペット爺さんの計らいで学校に通うことになったピノキオは早速クラスメイト(戸谷)に声をかけられましたが、キツネと名乗るそいつは自分を苛めてたツネキくんそっくりです!。ピノキオ「ツネキくん!?」 キツネ「いやキツネだし!」。
チェックのパンツに茶色のベスト、金髪頭にキツネ耳がついた帽子を着用した戸谷キツネは、まず上手いことを言ってピノキオが持っている教科書を奪い、さらにピノキオをサーカスに誘います。きらびやかなサーカスの世界に心奪われるピノキオでしたが、実はそれは木で出来た喋る人形・ピノキオを捕らえサーカスの目玉にするためのキツネの罠だったのです。
ムチをベチベチしながらチンピラ口調で水田を甚振るキツネ耳戸谷!!!。第一回アミューズ王子様オーディショングランプリ受賞の水田を甚振る同準グランプリの戸谷!!!。同期バトル超燃える!!!!!。
檻に入れられてしまったピノキオでしたが、仕方ないから助けてあげるというオカマの力で再びゼペット爺さんの元へ戻してもらえることに。そこでオカマは「嘘をつくとあなたの鼻は伸びるだけでなく、寿命が縮まるわよ」と注意を与えますが、戻れることにうかれまくりのピノキオの耳には入ってない様子。
何事もなかったようにゼペット爺さんの元に帰ったピノキオですが、教科書を無くしてしまったと嘘をつきます。
それを聞きどこかへと出かけたゼペット爺さんは、国語の教科書を手に戻ってきました。でも出て行く時に着ていたはずの上着を着ていません。
「ありがとう!・・・でも国語だけじゃ・・・」
「分かった!ちょっと待っておれ」
算数の教科書を手に上裸で戻ってきたゼペット爺さん
「ありがとう!・・・でも算数だけじゃ・・・」
社会の教科書を手にパンイチで戻ってきた爺さん・・・
「ありがとう!・・・でも社会だけじゃ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
パンツいっちょである己を見下ろし
「分かった!ちょと待っておれ」
そして玄関から理科の教科書を差出す爺さん・・・・・・。いいんじゃいいんじゃとニコニコ笑いながらくしゃみ連発する爺さん・・・・・・・・。まじ泣ける。
もちろんこの時オカマに忠告された通りピノキオの鼻は伸びまくりです。
それをとび蹴り一発でへし折る山猫どーり(笑)。
ゼペット爺さんの前では爺さん愛用のロッキングチェアに乗ったりオカマ女神の魔法ステッキに興味シンシンだったりと勝手気ままなただの猫なのに、息子のために自らの健康すら犠牲にしようとするゼペット爺さんを見かねたのか二本足で立ち上がり「お前、嘘つきだニャ」と喋ってしまう山猫どーり!
「ニャ」語尾!!!!!!!!!!!!!!どーりのニャ語尾!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして水田ピノキオが来てから「爺さんは何も食べてないんだニャ」と聞かされ「そんなに貧乏なの!?」と驚くピノキオはついつい「わりのいいバイトがあるんだけどニャ〜」という山猫の言葉に食いつきます。
山猫が言うわりのいいバイトとは・・・・・・・・・・・・まぐろ漁船でしたー!!(笑)。
「あいつ邪魔なんだニャ。爺さんの愛情を受けるのは俺だけでいいんだニャ(ニヤリ)」
悪い子どーり最強!!!!!。
悪い子猫耳どーりに「木は水に浮くから大丈夫ニャ」と嘘を教えられたピノキオはそれを信じてまぐろ漁船から海に飛び込みます。でも水を吸った木が浮くはずもなく海の底深く沈むピノキオでしたが、なぜか竜宮城へと運ばれます。
そこへやってきた浦島太郎・吉沢亮くん(ラッパー)。本来自分が竜宮城でおもてなしされるはずなのに先客(ピノキオ)がいるもんだから不貞腐れる浦島太郎(ラッパー)(笑)。機嫌をとろうとして玉手箱は絶対に開けちゃダメだよと教えてあげるピノキオでしたが、そこはしっかりと開けて老人と化す浦島太郎(ラッパー)(笑)。
ちなみに乙姫様はタッくんDEATH★
またもやオカマにゼペット爺さんの元へと戻してもらったピノキオは、またもや山猫どーりに唆されて今度は子供の国に飛ばされます。しばらくは子供(よしたく)達と無邪気に遊ぶピノキオでしたが、なぜか突然よしたくたちがヤギにさせられて(笑)、コオロギが持っていたピノキオの本に書かれているそこから先の話ページをムシャムシャと食べてしまいます。もうここからは物語がないので自分で話を作るしかないとものすごい無責任なことを言うコオロギ。
そこへなぜだかムチを手にしたキツネがやってきてチンピラ口調で脅してくるもんだからヤギにさせられてしまった子供たちを置いて一人さっさと逃げ出そうとするピノキオでしたが、そんなピノキオをよしたくヤギが引き止めます。
「一緒に行きたいのか?」
「メ゛ェ゛〜」
三度ゼペット爺さんの元に戻ったピノキオは、爺さんがまぐろ漁船に乗った自分を心配して海に探しに行ったことを知りました。ピノキオもまた爺さんを探すべく、一人で乗るのも精一杯の小さな亀の背によしたくヤギとともに乗り海へと飛び出しましたが、嵐に遭い海賊に拾われます。ディズニーランドのアトラクションばりの素晴らしい海賊ソングを歌う海賊さんたち(焼きそばパンチームの二役)は下働きとしてピノキオを海賊船に乗せますが、生来の根性ナシのためにやたらと「どうせ僕なんか・・・」を発動するピノキオ。
そんなピノキオに海賊のキャプテンは「どうせ」で終わらせずに「なら」を付けろと、「どうせなら」と思えとアドバイスしてくれます。キャプテン超カッコイイ。
そうこうしてると別の海賊との戦闘が勃発!。全く使えねえピノキオにキャプテンは“ブルーガーネット”という青く光る石を手渡し「困ったときにはこの石に願いを言え」と教えます。キャプテンまじまじカッコイイ。でもなんやかんやで海賊さんたちを置いて逃げ出す水田ピノキオ(←このへんどうしても眠くなる・・・)。
ていうか今これをポチポチしながらふと思ったんだけど、これって心が弱くて言いたいことも言えない人間水田が『ハートの筋肉を鍛える』物語なわけだけど、確かに焼きそばパン買って来いとパシリに使われてたりはしたけど、逃げ出す時は即断速攻だしそんなに心が弱いって感じは受けなかったよなぁ。心が弱いってよりも頭が悪いって印象の方が強いような・・・(笑)。
海を彷徨ってる途中でクジラに呑み込まれてしまったピノキオは、クジラの胃の中でもはや逃げようとする気力もなにもかも亡くしたことなかれ先輩(呑み込まれ歴13年?)と出会います。ほとんどリビングデッド状態の彼らを見てここにいちゃヤバイと焦りなんとか脱出を試みようとするピノキオに先輩はクジラがくしゃみをすれば外に出られるけどくしゃみを誘うクジラのおヘソ(?)ははるかはるか頭上にあるため刺激するのは不可能だと教えます。
ピノキオがどうしようどうしようと悩んでいると、よしたくヤギや亮くん浦島太郎、海賊のキャプテンに戸谷キツネらが次々とクジラの胃袋に飛びこんできて、なぜか焼きそばパンもやってきて、おまけにオカマの女神に山猫にゼペット爺さんまでもが飛び込んできました(ついでに大道具らしきオッサンもどさくさ紛れに入ってきたけどすぐ舞台袖にはけていきますw)。
クジラの胃の中とはいえついにゼペット爺さんとの再会を果たしたピノキオは大喜びで抱きつきますが、そこで爺さんから衝撃の事実が発表されます。
なんとゼペット爺さんはオカマの女神と結婚することになったのですー!。
オカマ「わたしがお母さんよ、テヘっ☆」
照れるゼペットジジイ。
見た目が老人だからか浦島太郎が神父役を務めその場で婚姻の儀を行い、結婚パーティが始まりました。誰もかれもがハイテンションで歌い踊ったためにやがて胃袋内の酸素がなくなり意識が朦朧とし始め、木で出来たピノキオだけは「みんなしっかりして!」と声を上げますが一人またひとりと倒れ出します。そういえば願いがかなうブルーガーネットを持ってたんだ!と石に向かって「みんなを助けて」と必死で願うピノキオに、キャプテンは「それはただの石だ」と無慈悲な宣言・・・。最後はヤギくんのおならで全員撃沈。
残りわずかな空気の中、みんなを助けるために必死で考えるピノキオ。
ピノキオは思いつきました。嘘を言って鼻を伸ばしてはるか頭上のヘソを押せばいいのだと!。
「僕は人間だ」「僕ははげている」「僕は父さんが嫌いだ」「僕はみんなが嫌いだ」「僕はみんなのことが大っ嫌いだーーーーーーー!」
ピノキオの叫びに応じぐんぐんと伸びた鼻はついにクジラのヘソに届きました。
『ファッ ファッ ブワックションッ!!』クジラのくしゃみとともに全員外へと放出されました。
でも嘘と引き換えに自分の寿命を使い果たしたピノキオはもはやこの物語の中にとどまることはできません。
自分がいなくなったらみんなはどうなるの?というピノキオに、コオロギは「また1ページめからやり直すのさ」と答えます。
みんなと別れるのは寂しいけれど、ピノキオは笑顔で物語から現実の世界へ戻りました。

戻った先では再び学園祭の練習が行われていましたが、以前と違いあれだけトチっていたナレーションをすらすらこなし、いじめっ子のツネキくんたちにも「もう一回やってみようよ」とビシっと言えるようになった水田。そんな水田にみんなは「わかった!」と大人しく従ってくれます。
そしてデスノート片手に口を利いてくれなかったヤマネくんは「実は僕、語尾が『ニャ』ってなっちゃうから喋らないようにしてるんだニャ」と秘密を明かしてくれました。
そうして無事、ピノキオの幕が上がったのでした。
めでたしめでたし。


だいたいの流れはこんな感じです(笑)。
水田まじ主役じゃねーか。前回も天使長という結構な役を与えられてはいたけれど、何コレ、下剋上?(笑)。
後半明らかにおかしな展開が続きますが(オカマと爺さんが結婚するとかねw)そこはもう“みんなで作るオリジナルストーリーだからね”と受け止めるのが正解かと^^。
前回のテンシとアクマはとにかくダンスに力を注いだ感じでしたが、今回ダンスは冒頭のパペット風ダンスにラインダンスをちょろっと、あと壮一くんがバレエっぽいソロダンスを披露したぐらいで大分少なめで、その代わりに戸谷キツネがピノキオを連れて行ったサーカスシーンで披露したジャグリングが見所でした。ピエロメイクしてたりするから誰がだれだかよくわかんないんだけどw、玉乗りはちょっとすごかった。某ヘイセイの人たちといいアミュっこといい、最近の若手に課せられるハードルは高いですねw。普通に群舞見せてくれたほうが嬉しいんだけど^^。
おかしな展開とはいえタッくんとどーりが背負った数字をあわせると「37564(ミナゴロシ)」になるなどという超展開ほどじゃなかったし、見終わった瞬間誰もが「・・・重っ!!」と感じたであろうテンシとアクマと違ってハッピーエンドだったんでその点では気分よくハイタッチに向うことができましたw。いろいろと経験させたいというか、芸術性とか社会性とか、何らかの意味合いを持たせたいんだろうなーってことは理解できるんだけど、でも若手ワラワラ(自社製作)舞台で誰かが死ぬのとかは見たくないもん。うらんさんの演出も前回よりも今回の方が世界観的にハマってたと思うし、絵本(童話)縛りでシリーズ化するってのはアリなんじゃないかなぁ。


ってなわけで個別感想を。・・・と思ったんだけど、ドリタクによるドリタクのためのドリタク舞台だった前回と違い今回は全員がピノキオという世界の中に存在してるキャラに徹してたというか、それぞれが一つひとつのピースとして役割をしっかりと果たし、全員の力で一つの絵を作りましたって印象が強いので、改めて考えても特別個別にどうこうって感想はないんだよなぁ(笑)。
もちろんどーりの猫腰やべえ!しっぽ自分でゆらゆら揺らしてんの超かわいいいいいいいいいいん!ていうかまだまだ制服姿イケんじゃねーか!ていうか制服で猫耳つけてくれたら死ねます!!とか、タッくんのおかま普通に綺麗wwwwwスタイルよすぎwwwオカマ役やらせたら若手ナンバーワンなんじゃ^^この人やっぱすげえ^^でも「オー・ソレ・ミオ」の替え歌の肝心の歌詞が聞き取れねえwとか、よしたくが羊頭のオナラキャラとか俺得すぎるとか次は吉沢亮くんの俺様浦島太郎主演で見たいですとか、壮一くん演技上手くなったなぁ・・・(しみじみ)とか、戸谷は舞台上に“立つ”ことに慣れたのかゴチャゴチャっと人がいっぱいいるシーンでも存在感を出せるようになってきたなぁ・・・って金髪だからか?^^ていうかこの役で金髪にする必要ってあったのか?^^とか、この作品の肝である『「どうせ」僕なんてに「なら」をつけて「どうせなら」僕だってと考え方を変えてみよう』ということを伝える役割を担ってたのは焼きそばパンであり海賊の5人なんだけど、海賊はよかったけど焼きそばパンの方はそのビジュアルのせいで台無しじゃねえ?(笑)とか、貴ちゃんカッコイイ///貴ちゃんのほどよいムキ身体たまらない///大好きです//////とかあるんだけどねw、それでもやっぱり全員で一つってな印象なんだよね。よくもわるくもアミューズらしいというか。
で、FROGSみたいなダンスをばりばり踊る舞台やってくれないかなぁって思っちゃうのよね、結局。そんな感じでしたw。
次の地球ゴージャスにるいるい由次郎くんマツカズが揃って出るんですってね。貴ちゃんもそこに入ってくれたらいろいろと頑張るんだけど・・・・・・。