『海賊戦隊 ゴーカイジャー』第22話「星降る約束」

いい意味でとてもいい箸休め回でした。こってりしたものばっか食べると胃もたれするしね(笑)。
そして一人の戦隊オタが夢を叶えた回でもありました。池田くん羨ましいぞコンチクショー!!。
戦隊は走って現場に駆けつけることも多いのでどうしてもご近所バトル感が出てしまいがちなのですが、ゴーカイは定住地を決めず空を船で航海してるんで(そういや地球を何周もしたっけな)例年ほどではないもののでも戦う場所は結局いつもの場所であることが多く結局ご近所(笑)な感じは否めないわけで、そんな中東京から子供の足(自転車)で半日程度で到着できる距離だとすると関東圏なのではないかと判断しますが、少なくともそれぐらいの範囲内では『宇宙海賊』として子供にも知られてる存在であることが証明されてちょっとホッとしましたw。恐らく今後地球規模での危機が訪れることが増えるでしょうがその時どれぐらいの人々にゴーカイジャー(宇宙海賊)が知られてるかってことを具体的に感じられるか否かってのは重要だと思うんで。それと同時に子供が変身してから宇宙海賊だと認識したことで、鎧のように『オタク』でなければ普通は素顔の状態で宇宙海賊だとは分からないってことも改めて明らかになったしw。
ジョーさんたちと知り合った子供はザンギャック(こっちのことも当たり前に知ってるのか。つくづく・・・羨ましい世界だw)に襲われながらも宇宙海賊=スーパー戦隊が戦ってることを知ってるわけだし約束があるんだろと背中を押してもらったわけだから山頂を目指すのはやぶさかではないとしても、待ち合わせ相手のサッカー少年の方はそんな応援団いないってのにそれでもあの戦闘の最中に山を登ったわけだよね。地元の子だから戦闘が勃発する前にあの場所にいたかもだけどでもザンギャックがあの場で石のドッキングを行ったわけで、てことはやっぱりその後あの場に辿り着き、そして巨大ロボが戦ってる中東京から来るという友達をそれこそ来ない(来れない)確立の方が高いし何よりも怖いだろうに待ち続けてたってことだよね。そういうもろもろの状況を鑑みて、鎧ですら友達はさすがに来ないだろうと悲観的なことを言ってたせいかせっかく頑張って登ったのに約束の場所に友達はいなかった・・・ってな胸痛展開になるかと思ってたんで(そんで涙を浮かべた少年に「泣くな、男だろ」って言いながら頭クシャクシャっと撫でながら買出しでゲットした超美味いトマトをあげるジョーさんの図まで想像したw)、当たり前に友達がいたのには思わず泣きそうになってしまいましたw。スポット当たってたのはメインの少年だけだったけど、サッカー少年もなかなかどうして漢じゃねーの!!ってなw。
てかこのチャリンコ少年の方どっかで見たことあるなーと思ってたんだけど、ハガネ2でアスペルガーの子を演った子か!!。で、サッカー少年は源太の幼い頃を演じた子だと。
二人が約束を果たすためにジョーさんがしたこと、ゴーカイジャーの関わり方も必要最小限ってか言葉でなく行動でってな感じで真っ当にカッコよかったし、子供の頑張りと絆の強さで当初地球に全く愛着を持ってなかった海賊を代表してジョーさんが「嫌いじゃない」って言うまでになったってことも嬉しいし、子供たちが見てちょっと多すぎじゃね?って軽く引いてた(笑)流れ星が実は人知れず(だよな?)ギリギリのところで地球のピンチを救ったゴーカイジャーの戦いの残滓だってのもニクイ演出だったし、安心してみていられる回でした。たまにはこういうのもいいわー。
ていうか海賊はなんであんな田舎に停泊してたんだ?美味しいもの食べたいから?(笑)。