このドラマの“そういうところ”に疑問を覚えたら負けだとは思ってるんだけど、この学校ってもう廃校になるからって通常の授業は行われてないんですかね?。ていうかあと3ヶ月弱で高校生でいられなくなるかもしれないんだからもうちょっと自分の将来のことちゃんと考えたほうがいいよ?なんて思っちゃったんだけど・・・。なんかいきなり頭おかしい理事長3人組が出てたけど、あの3人は血縁関係にあるみたい?そんで桜咲と桃郷とブロッサムそれぞれの理事を務めてて3校は兄弟校的な関係にあり、桃郷がエリート校であるのに対し桜咲はバカ学校だから潰しちゃおうってなことなわけですか?。でも運動会には女性客殺到と。意味ワカンネ^^。
つーかまぁそんな設定はもはやどうだっていいとして、毎度毎度瑞稀が知ったようなこと言って皆の気持ちを前向きにしてるけどこの人言うほど『みんな』のこと知らないだろうになんでみんなすぐ話に乗っちゃうの?ってことは甚だ疑問。「俺たち今まで協力していろいろやってきたじゃねーかよぉー」とかなんとか言ってたけど転校してからまだ高々1ヶ月程度のおまえが「今まで」とか言うなと(笑)。いや、筋金入りのストーカーだから瑞稀がそう言うのはいいとして、それに乗る桜咲の生徒たちはなんなんだと。前回の感想で中津が瑞稀に恋心を抱くどころか仲良くなった経緯すら分からんと書いたけど、中津ですらそうなんだから他のメンツは口すら利いたことない奴いるんじゃね?ってなもんでさw、それなのにホイホイ乗っかるとかバカなの?ねぇおまえら全員バカなの??としか思えん(笑)。ドラマってさぁ・・・・最低限の“日常描写”は必要だよね。
でさぁ・・・・・・原作は知らんけど前回ドラマではこの難波先輩の元カノ登場回って難波先輩と中央の『違う一面』が見えた良回だったんだよね。しかも今回の運動会以上にバカバカしいイベントをやりつつ難波先輩の恋物語が最終的にそのイベントと結びつくことできっちり消化し昇華されててほんと面白かった記憶がある。だかられんれんが難波先輩で中央が西井くんだって発表された瞬間から楽しみにしてた話だし、OAが始まってからはもうこの話だけに賭けてたと言っても過言ではないほどだったのに、なにこの蛇足感・・・・・・。難波先輩の話むしろいらねーじゃん・・・・・・。何がどうなって難波先輩が過去を乗り越えたのか分かんなかったし、前回は「毒しか吐かない自分を輪の中に入れてくれたのが難波先輩で、最初は純粋に憧れてただけなんだけど、難波先輩を知るにつれて、どんどんどんどん胸が苦しくなって、側にいられればそれでいい、笑った顔が見れてれば、それで充分」というセリフでもって表現された中央が難波先輩に抱く想いの純粋さも全く伝わってこなかったしさ、ガッカリすぎて立ち直れません・・・・・・・。れんれんはともかく最大の見せ場がこんな扱いならば西井くんをこれに出したのは結果として判断ミスだったと云わざるを得ないと思うぜナベプロよ・・・・・・。それを言うなら深夜やテレ東とはいえせっかく主演まで登ってきたたくみもな・・・・・・・・(←せっかくれんれんと叔父甥として絡めそうなシーンがあったのに寸止めされたもんだからキレそうになった人)。あとあと個人的には要くんも。要くんなんでこんなクソドラマに出とんねん・・・これ見るような客層に顔売っても意味ねーだろ・・・・・・・・・。
それでも運動会はこれまでのイベントと比べればまだマシだった気はするけど、でも印象的には1話とあんま変わんないなぁと。実際劇中時間も球技大会から間もないわけだから(この学校のイベントスケジュールつくづくイカレてるよな・・・)大した変化がなくて当然っちゃ当然なんだけどさ、そんな状態なのに勝った1寮は当然としても負けた2寮も3寮も大喜びしてるとか心情的に理解ってか共感できねーっつの。しかも今回は理事(大人)VS桜咲生徒という構図が出来たってのに結局大騒ぎしただけで終了って話進める気あんのかと。一応佐野が再びハイジャンに挑む決意をしたってな展開はあったけど、久々に本気で走ったことで何かが吹っ切れたってなことでしょうがその“久々の本気”に瑞稀の想いがさして関わってないように見えるしさー、これもう本格的にどうにもならない気がしてきたんですけど。
はねとびに瑞稀を除く男子全員だったのかな?とにかく大勢で出てたんだけど、そこでは全員まとめてバカっぽくて可愛かったしそれなりに“イケメン感”も出てたように思えたのね。なんでそれが画面から伝わってこないかなー。これだけ目をギラつかせて見てるわたしですら背景の区別が付かないってか、わたしみたいな女にすら“見分けられるように頑張ろう”って思わせない画面作りなのが最大の問題だと思う。演出が背景のワラワラを個人として扱ってないんだよね。間違いなくメインの3人を除いて残りは「1寮」「2寮」「3寮」としてしか扱ってない。まぁこれに関してはキャストにも問題があるかもだけど、もし今後メインの背後で背景たちが自発的に何かをやり出したとしても撮ってる側がただ映してるだけでその背景に気持ちの上でのフォーカスを合わせてくれるとは思えない。
てか美男〜で主人公が男らしい歩き方(動き)を保つために?股間にスーパーボール的なものを2つ入れさせられるってな場面があったんだけど、騎馬戦って騎手を持ち上げる時に腕に股間のたまとかさおとかの感触って感じないものなのですか?。中津は男だと思ってるから気付かないにせよ佐野はちょっとぐらい焦ってもいいんじゃないかと思うんだけど。そこで“無駄に焦る佐野に全く動じない(分かってない)瑞稀→さらに焦る佐野→そんな二人の様子を見て全く理由は分かってないもののテンション上がる中津”だとかさ、そういうのを積み重ねていくことで『三人の関係性』が明確なものになっていくんだと思うんだけどなぁ。
佐野様のデレも可愛かったけど、本気出した佐野様みてものっそい嬉しそうな神楽坂には胸がぽかぽかしました(笑)。