『名前をなくした女神』第9話「今夜ついに解禁!本当の敵が今隣に」

ハギーが退場し、一生くんがただのデレ眼鏡になったというのならばもうわたしがこのドラマを見る意味がないのだが。ちひろが旦那の会社(部下)に連絡入れたのはおそらくやり直すべくセクハラの真意と夫の会社での現状を尋ねる目的だと思うのですが、会社で嫌われているという当初の設定がまだ有効であるならばおそらくその噂を流したのはその部下だと思うんでもうひと波乱あるかもだけど、ハンバーグ作ってくれたことや息子を挟んで手を繋げたことに対してみせたあの表情はホンモノだと思うんで、セクハラや痴漢のことがどう転ぶにせよ安野家はいい方向に向かうのは間違いないだろうからもういいかなぁ・・・。いやデレ眼鏡な一生くんはそれはそれで素敵なんだけど(笑)。
レイナ様とハギーの淡い恋物語はあまりにも切なくてキュンキュンしたわw。まさかこの全力釣りドラマでこんな気持ちにさせられるとは思ってもみなかったw。緊急保護者会でレイナ様を見ないようにしてるんだけどでも視界の端に捕らえてるっぽい様子とか、お別れ回での「自分を好きでいられるように努力してればいつかきっと幸せになれる」ってのは園児たちの向こうにいるレイナ様に向けての言葉にしか聞こえなかったし、ハギーの婚約者がいます発言はやっぱ嘘ってことなんだろうなぁ。そしてレイナ様はそんな不器用な優しさに「ありがとう」と応えたと。なにこの初々しくも大人な二人!!。これが月9だったらレイナ様はちょっと悩んだ素振りを見せつつも小田和正のBGMをバックにアイロン放りなげてハギーを追いかけるよね。そんでハギーは滝沢くん(東のエデンより)ばりにレイナ様に手を伸ばすよねw。
つーかハギーの何がカッコよかったって、羅羅ちゃんのお母さんにもちゃんと置き土産をしていったってことですよ。この心底根性ひん曲がってるクソ女に改心は無理にせよ反省する余地があるとすればそれは娘の羅羅ちゃんしかないわけで、多分ハギーは今回の一件が羅羅ちゃんのお母さんの仕業だとまでは分かってないと思うんだけどでも羅羅ちゃんの様子がおかしいことには気付いてて、その理由が母親にあるってことは確信してるんだと思う。だから最後に言わずにはいられなかったんだろうなーと。くっそーハギーってばいい男すぎんぜ!!。


で、あの演出が釣りでないのならタイトルにある「本当の敵」=ラスボスってのは予想通り利華子のようですが、この人が実はかなり嫉妬深く周囲が思ってるようなクールでさばけた女ではないってことは最初から描かれ続けていることなんで、それが旦那に対してのみならず自分が“友人”と認めた相手に対してもそうなんですってのは予想通りなんだけど、利華子の侑子に対する感情が反転する理由、嫉妬が元で好意が憎悪に変わるのはどんな理由からなんだろうかと思ってたらまたもや侑子が自ら地雷踏むとか(笑)。次回以降利華子がどんな行動に出るのか分からないから発言の代償(重さ)の話は次回に持ち越すにしても、きっかけ作ったのは侑子自身であることは間違いないからどうでもいいわー(笑)。侑子ってまだ利華子の仕事手伝ってんだよね?。その上旦那が失業しそうだと聞いて正社員にならないとまで言ってくれてるわけでさ、そういう相手に対して別の仕事を家で出来るから本職にしたいとぬけぬけ言うとかマジで馬鹿だろ。それって裏を返せば利華子のところでの仕事は簡単に辞められる程度の気持ちでやってるってことじゃん。確かにアルバイト的な契約ではあるんだろうけどそれでも仕事は仕事だろうがと。もっと言っちゃうとそのドールハウスだってバザーにどれだけみんな気合入れて出品するかを利華子が教えてくれたから作ったわけでさ(侑子のことだから教えてもらわなかったらどうでもいいタオルとかグラスセットとか出したよねw)、そういうの全部ひっくるめてこの人ほんっっっっとに無神経なことに無自覚なんだなーと。なのでそんな人がどうなろうとマジでどうでもいい(笑)。