ミュージカル『テニスの王子様』青学VS不動峰@日本青年館

やっぱ青年館はイイ!。まさに「ホーム」って感じで落ち着くし、テニミュという舞台にはやっぱこれぐらいのサイズの舞台がピッタリだと思う。ステージの大きさもそうだし、青年館も2階を封鎖してて客の人数としてはJCBと同程度だったんじゃないかと思うんだけど、それでも空間の密度が違うってか、拍手の音ひとつとっても拡散しないから気分的に全然違うもん。まぁこれまで(1st)はJCBでも熱気ムンムン(笑)だと思いこそすれ青年館と比較してそういう風に感じることはなかったんで(舞台やる会場じゃねーだろとは思ったけど)、結局のところ「客入り」の差ってところには行き着くんだろうけど、とにかくわたしは青年館が好きなんですっ!!。
てか怒涛の全員客席降りはマジでビビッた(笑)。全員降りるとは聞いてはいたんでキャストが次々と降りだしたところまでは「マジで全員降りんのかよwww」と笑ってみてられたんだけど、いざ実際に全員が降りてそこいらじゅうにキャストが!!ってな状況になるとマジ焦るってか、ちょっ!!ちょっ!!! o(゚д゚o≡o゚д゚)oどこ見ていいか分からん!!!!!って感じw。誰と誰がキャッキャしてるー!とかを見る余裕とか全くなくて、ひたすらアワアワしてるうちに終わってしまうあらしのごときハイタッチタイム(笑)。特に柱の二人は頑張りすぎですw。ニコニコで両手差し出しまくってくれるのは非常に有難いことではありますが、部長はイケメンすぎるしリョーマは穢れてなさすぎるのでw、わたしのような汚物が両手を触れ合わせるなんておこがましすぎて無理です><よくみんなあの純真無垢すぎるバッシャーたん(ハイタッチのリョーマリョーマじゃねーw)とハイタッチなんて出来るわね・・・でも英二先輩!英二先輩とハイタッチしたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!と騒いでいるうちに終わってしまった・・・w。“凱旋”と銘打ってはいるもののちょろっと大阪行って帰ってきただけなので(一緒に行った妹が「え?こないだJCBで見たばっかなのにもう青年館なの?」とリアルに白目っておったw)舞台全体の出来もキャスト個人の出来もさしたる違い(成長)はわたしには見えませんでしたが、少なくともハイタッチ時の自分内テンションスイッチの場所はみんな一応見つけた模様です(笑)。
あ、でもJCBでは息切れしまくりだった英二先輩は相変わらず息切れしてはいるものの曲に合わせて息切れするってか誤魔化し方を覚えたようで、努力の跡が見えましたw。
ていうか英二先輩ほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとにカッコイイ。元々そこまで菊丸に興味はないのでこれまであえて注目することはそんなにはなかったんだけど、先日見たリアル菊丸(の中の人)(大きな身体なのにエーン><ってしゃがむと超絶可愛い)(←どの口が言うw)の影響か今回やたらと英二先輩にばっかり目がいったのね。そしたらさぁ・・・・・・ねえちょっとこの英二先輩って最高じゃない?ってなったw。JCBで見た感想でも書いた記憶があるけど、まず“男子っぽい”のがイイわー。菊丸って決して可愛いキャラじゃないと思うんだよね。見た目あんなだし「ホイホーイ♪」だし、特にミュではってか3代目以降はアイドル的な菊丸が続いてて、悪くはないけどでも違うよね?と思う部分があったりしたんだけど、この英二先輩はかなりわたしが思う菊丸に近いじゃないか!!。てかこれまで菊丸呼びだったのにすっかり「英二先輩」呼びですよw。特にハートをむぎゅぎゅっと捕まれるのがタカさんが怪我をしてD2が棄権を宣言するシーンの後、みんな心配してタカさんに群がってるのに英二先輩だけはタカさんを一瞥もせずに自分の世界に入ってラケットぐるっぐる回すところ!。あそこの英二先輩めちゃめちゃ「男の顔」しててタマラン!!!。タカさんが戻ってきたときも“我関せず”って顔してて、もちろん心配してないはずはないんだけどでもそこで心配そうな顔するのが英二先輩かっつったら違うと思うわけで、まさしく気分屋でやんちゃで扱い難い、でもこの男がノッたらチームのムードが俄然上がる!ってな感じがする英二先輩なのよおおおおおおおおお!。
あとあと身体つきもとてもイイ!。一つ前の明らかに股の位置がおかしい菊丸はアレとしてw、まおまおも瀬戸様もバランス(シルエット)としては悪くはなかったけどこの英二先輩を見てしまうと出来上がりすぎてたなーと。今の英二先輩の身体を一言で表すならば「ぺったんこ」だと思うのですが、余計な筋肉一切ついてないまさしく『青い身体つき』なのね!!そんでもって手足もスラっと長くてさー、飛んだり跳ねたり回ったりする動きが体重を感じさせないのね。ヤバイ!この英二先輩ヤバイ!!!早くジャージ脱いで白パン+黒スパッツになった英二先輩を見たいんですけどあれいつからだっけ!?わたしその公演から本気の本気だしますッ!!!!!!。
でも曲終わりの「菊丸ビーム!」が早口でほとんど言えてないのだけはいただけません。わたしのイメージでは「きっくまるビーーーム☆」ぐらいの感じなのでさらなる精進を望みます。
あと36の36っぷりが加速しておった。この二人ベンチでずーーーーっとぺちゃくちゃ喋ってんだよねw。試合に関することを喋ってるのでしょうが、それにしたって何喋ってんの??と真顔で聞きたくなるほど喋ってんのw。しかも手塚・不二・菊丸って並びで座ってるのに真ん中の不二先輩が完全に菊丸の方にむいてて、つまり手塚に軽く背を向けてんのが異様に昂ぶるw。青学曲でだっけ?36が一瞬背中あわせになるところ、あそこマジ天国。
不二先輩はちょっと胸逸らしすぎ?。キメ様を目標にしてんのかなーと思ったんだけど、胸だけでなく腹も出て見えるような・・・w。
そうそう!初見の時から今回の青学は個人がどうとかよりも『チームとしての青学感』が前面に出てると感じたんだけど、それは不二先輩だけでなくみんな初代を参考にしてるからなのかなーと思った。参考資料としてみるならば当然初演だろうけど、これまでの代は参考にすべき「前例」がなかったから「前の代」をお手本であり目標にしていたんじゃないかと思うのね。多かれ少なかれみんな前の代が重なって見えて、それは悪いことではないけど本来目指すのは「原作」であるはずでさ、実際に見たことがないのでDVDから受けた印象ですが、原作を目指しつつその中に自分なりのエッセンスを加えてるのが初代だとわたしは思うのね。で、6代目は初代の「原作を目指す」ところはしっかりと受け継ぎ、初代の「自分流エッセンス」・・・・・・はもう若干前時代的な感じは否めないのでw(昭和的センスという意味でw)、そこはうまいことこれまでの代を参考にしてるなと思ったの。すごくいい感じのバランスで「原点回帰」出来てるんじゃないかなと。・・・って自分でも驚くほど6代目ベタ褒めだなw。
で、その上で、というかだからこそ、この6代目にもっと“オリジナル性”を持たせてほしいなと思う。具体的には新曲。ミュの最大の魅力は曲であるといっても過言ではないと思うわけで、だから既存曲は既存曲でやっぱりイイし、特に初代と2代目の頃は生で見てないので今回はこの作りでも楽しめたけど、でもやっぱり新しいものも欲してしまうわけですよ。最初は「ん?」と思った曲がじわじわと気になりだし気がついたら口ずさんでてそのうち頭の中で止まらなくなってイヤアアアアアアもう止まってええええええええ!と思ったりとかさw、そういうの含めてテニミュなんすよ、わたしにとっては。だからこの先もこういう感じでいくのならばそのうち物足りなさを覚えてしまうのでは・・・とほんのちょっとだけ不安です。ていうかまぁ・・・・・・・・・あの二人じゃない28にペテン師歌われたらわたしどうなるんだろ・・・ってことなんだけどね^^。
あー、そう考えると初演のときからずっと追っかけてる人たちはこの公演内容をどう感じてるんだろうなぁ。今テニミュがここまで大きな存在になったのって、1作1作を丁寧に作ってきたからだと思うのね。付けられた演出に加えてベンチワークを始めキャストが自分たちで作り上げた動きや表情でもって一つひとつの関係性を丁寧に見せてきて、その上で客が自分好みの関係性を見出したり妄想したりしてさw、そういう積み重ねがあって今があるんだと思う。でも今回の公演は内容ギッチギチなのに、ていうかギッチギチだから省くところはバッサリ省かれてて、その結果妄想の材料も余地もない感じになってる気がします。見て満足して終わっちゃう感じ。せっかくいい6代目なのに勿体なくない?。せっかく内村と森が出たのに満足な見せ場もないって勿体なくないですか?。わたしはもっと内村と森について語りたい!でも語るべき材料がないというジレンマ!!。
次回からはせめて3分の1ぐらいは新曲・新演出になるといいんだけど・・・でもこの過密スケジュールじゃクオリティ下げるだけかもしれないよなぁ・・・・・・。


チャリンコ二人乗りシーンで桃先輩がナイターコート探すべってチャリの方向転換をしながら「疲れたから今度はお前が前に乗れよ」って言うと、リョーマはちょっとしょんぼりしつつもジトーっとした目つき&口調で
「桃先輩・・・・・・」
「あーっ、ごめんごめん!椅子高くて足届かないよな^^」
って桃先輩ひでええええええええええええええええええええ(笑)。


あとカラーコーンの場面でトリオが両手の人差し指を鬼の角みたいにしてヒョコヒョコ動かしながら「(乾先輩の頭)ツンツン・・・」ってごにょごにょしてると
「(ニヤリ)カッコイイだろう?」
って言う乾先輩にひぃやあああああああああああああああああああああああああああああああああっんってなりましたw。この乾先輩もかなり好きw。


追記:
そうそう!試合後に不動峰が学校へ戻る道すがら敗因分析する場面、神尾に「前衛キラーの名が泣くぜ」と言われた森と内村が「なんだとおおおお!」「まぁまぁ抑えて!」「このこのっ!」とかやってんのは可愛かったです。そんで桜井と鉄が「俺たちの1勝だけかー」ってドヤ顔で言うとさっきまでヤイヤイ言い合ってたのに「棚ボタだろおおおおおおおお!」って口揃えるとかほんと可愛いw。そして「お前らみんな・・・・・・いい試合だったぞ」と超アニキな笑顔でサムズアップする橘さんに「たちばなさあああああああああっん><」って駆け寄る不動峰は非常に愛おしかったですw。こういうのもっといっぱい見たかったなー。