過去と野望が明らかになり、冴子さんとともにテラーのメモリ奪取を誓う井坂。井坂に復讐を果たすため、自分と同じく家族を殺された少女を守るため、パワーアップを望む照井竜。いよいよ第2部の終わりが近づいてきたんだなぁ。
凪自身も「そんなの勝手に重ねられても困るよ!・・・もしそれで死なれちゃったら・・・」と言ってたけどほんとその通りでさ、翔太郎たちは子供達からの依頼(これがまた漠然としててよく分からなかったんだけど、子供たちが探偵さんに頼んだことってのは『鳥の話をしてくれるお姉さんが元気ない理由を調べて欲しい』ってことなのか?それとも『お姉さんを元気にしてあげて』ってことなのか?。その二つは結果として繋がるだろうけど、翔太郎たちがどういうスタンスでこの依頼に臨んでいるのかってことはちょっと気になった)を受けたからという凪に関わる正当な理由があるわけだけど、照井たんの理由ってのは凪にとってはありがた迷惑とすら言えるんじゃないかと思うのね。しかもよく利くお守りまでくれちゃったりしてw。それなのにそこらへんは一切スルーで「あいつは死なない。守るべきものがいれば、男はどこまでも強くなれる」って無駄にカッコつける翔太郎がアホすぎるw。そんなこと言われても逆効果ってか、(ほとんど)見ず知らずの人にそこまで「守られる」謂れはないし!!って思うだろ普通w。しかも「君は俺が守る(キリッ)」って言ってる側から手も足も出ずボロボロにされた男だしw。
でも照井たんにそうまで言わせた理由ってのは、第2部のフィナーレを飾る照井たんアクセルのパワーアップ理由は「復讐」ではなく「守る」ってところに落ち着くからなんだろうなーと。シュラウドさんは“照井たんをアクセルにしたのは照井たんの目的が復讐だったからなのに、今の照井たんの目には以前のような憎しみの炎はない”と言い、そんなシュラウドさんに照井たんは剣を向け“俺の炎はまだ消えちゃいない”と答えたけれど、シュラウドさんに自ら「もっと強い力が欲しい」と願った理由は「妹の面影を重ねた凪を守るために」だよね、やっぱり。照井たん自身はそういう意識はなさそうだけど、これまでも何度もウェザーにコケにされてきて、インビジブルの回なんて今はお前に構ってる暇はない的なことまで言ったのに、それなのに今回はこんなにも力が欲しいと思ったのはやっぱり凪という存在のためだからだろう。家族を殺された怨みを晴らすためではなく、凪を守るためにってことなんだと思う。だってそうじゃないとウェザーを倒した後照井たんが仮面ライダーである理由はなくなってしまうもん。Wのメモリのドーパントから「凪(=妹)を守った」ことで照井たんは復讐を完遂し、この先もう自分のような想いをする人を出さないために風都を守る仮面ライダーになる!ってのがこのエピソードのエンディングだって信じてるもんね!。翔太郎の不穏なモノローグが気になるけどさ・・・。
で、その照井たんアクセルが望むパワーアップのためにシュラウドさんがこの時代にまさかのパワーアップ特訓イベントを持ち出してくるとはwwwもうWどこまで容赦ないんですか!w。あの状況から判断するに、人間が堪えられるスピードの限界を超えろとかそんな感じ?。予告で亜樹子が竜くんが死んじゃうよ!とかなんとか言ってたから(そういや照井たんは結構ぷりぷりピリピリしてたっぽいのに所長がギャーギャー言いながらついてくるのは咎めないのね(にやにや))、これ以上スピードだしたらエンジンが焼け付いちゃうか四肢がもげちゃう(笑)か、そっち系の限界突破イベントかなーと予想。だからと言ってそれだけでウェザーさんに勝てるとはちょっと思えないので、どう料理してくれるか楽しみです。
でさぁ・・・照井たんはやっぱり・・・休暇のたびに妹や家族との思い出の場所に出向き楽しかった思い出と最期の瞬間を繰り返し反芻しながら傷口に塩を塗りこむようにして過ごしてるんだろうね・・・。回想の中の白革ジャン照井たんってば妹に向かって「いい年して子供みたいにはしゃげるか。こういう場所には彼氏と来い」とか言いつつニヤニヤしてたけどさw、それそっくりそのままお前に当てはめたいって感じだもんねw。でもまぁそれは気持ち分からなくもない気がしなくもないからいいとして、公式予告で照井たんが痴漢扱いされるとかいう一文を読んだときはどうなるのかと思ったけど、痴漢呼ばわりされても全く気にしないってかむしろちょっとは動揺してくださいお願いします><的な照井たんのブレなさというか揺るがなさというか、あれはなんなんw。てか凪が「この人痴漢ですー!」発言する前から周囲の人が二人を・・・というよりも照井たんを危険人物のような目で見ていたように思うのだけど、どんだけ不審者オーラ出してんだってのw。
照井たんがそんなことをしてる一方でギャリーさんの中にこっそりもぐりこんでたガンナーたんが可愛すぎてどうしようかと思ったわけですが、マジであれ卑怯だろ(笑)。ギャリーさんオープン→こっち向いてニッコニコしてるガンナーたんとかたまらん(笑)。フィリップくんがそういえば前もこんなことがあったとかなんとか言ってたけど、ガンナーたんの居場所を確保するためには少なくとも何か、恐らくタービュラーをどかさなければならないと思うわけで、ガンナーたんがどんな顔してあそこに入りこみタービュラーをよいしょよいしょってどこかに運んで隠したのかと思うと、本気できゅんきゅんするわw。
つーかビッカーシールドとガンナーたんのあわせ技?がカッコよすぎて漏らすかと思いました。翔太郎と凪の前に井坂先生が現れ擬似メモリ?でオウムをなんだっけ?ケツァルコアトルス?に変えちゃうところからフライングビッカーに乗ってのMDまでのスピーディかつ迫力ありまくりの映像はものっそいカッコよかった。この時期これだけ気合入ったフルCGアクションって珍しくないか?。本物ではないメモリ+そこいらのオウムでこれだもん、本物のメモリ+過剰適合者の凪はどれだけスゴイことになっちゃうのだろうか。さすが変態井坂先生が「早くこのメモリを(君に)挿したい」とフルフルするだけあるなと、井坂先生10年越しの願いを叶える「鍵」がどれほどのものなのかものっそい期待を煽られるんだけど、毎度のことながらこういうとこ一つとってもWは上手い!とつくづく思う。こういうのって言葉で説明されるよりも感覚で伝えてもらったほうがより一層効果があるもんね。
一方の園咲家サイドでは、ついに井坂先生の過去と本心が語られました。正直言って、井坂先生がメモリを手にする「資格」を得るためにこの十年どれだけの苦労や努力や研究を重ねてきたのだとしてもそれでもやっぱりテラーさんには敵わないのでは・・・?と思うわけで、だからそれまでは「父に対してあの言い方はまずいわ」と父親の力を恐れている風だった冴子さんがその話を聞いて「あなたならきっと、父を倒せる」と言う根拠が分からなかったわけですが、これはあれだね、二人はもう関係があるんだね。なるほど。だったら冴子さんが井坂先生に付く理由としては納得です。結局冴子さんも女ってことなんだな。てかこのシーン、シルクの寝巻き(これ・・・お揃いか!?)でベタベタしてる時点でギリギリだったのに、「あなたの本心に触れて、やっと不安が消えたわ」と言いながらテーブルの足の向こうに見えていた冴子さんの素足がソファの上へと持ち上げられやがて見えなくなる・・・という演出が、そのものズバリよりよっぽどエロかったんですけどマジで朝っぱらからなんなんだ(笑)。いや、問題は朝っぱらからよりもこれは「子供番組」です!って方か(笑)。
そしてそんな二人の足元にはまるで偵察しているかのようなミックさんのお姿が。冴子さんはミックさんがただのペットではない(ガイアメモリ所有猫)だと知ってるわけだけど、あの場にミックさんがいたことに気づいていたのかいなかったのかどっちなんだろうか。以前井坂先生に冴子さんが抱きつく→「お腹減ったなぁ・・・」をドアの隙間から覗いていたのは気づいてなかったように思いますが、今回は思いっきり部屋の中にいたもんなぁ。井坂先生は恐らく気づいてたと思うのですが、ミックさんが本当に二人の会話を聞きなんらかの方法でもって琉兵衛さんに報告する役割を担っているのならば、ミックさんがいるところでこのような会話をしたということすなわちそれは宣戦布告ということになるわけで、こっちはこっちでどうなるのかとドキドキするわー。