『タンブリング』第4話

航の出した拳に木山がゴチンと拳をぶつけた瞬間、ママンと同時に「(新体操部に)入んのかい!!!!!」って本気ツッコミしてしまいました(笑)。
いや入るのは100%確実な流れなんだけどさ、だからね、これが野球とかサッカーとかラグビーとかね、そういう身近であり誰でもやろうと思えばやれるスポーツならばわかるんですよ。だがこれは新体操です。よりによって新体操です。いくら居場所が欲しいからってダチ(笑)が欲しいからって、ホイホイ入る(入ろうと思う)スポーツじゃねーだろうと(笑)。これがせめて土屋がいなくなったら人数が足りなくなっちゃうから団体に出られないと。で、土屋の新体操団体に賭ける想いを知っている木山は「俺がお前の代わりにやってやる」なんつって加入・・・とかさ、そういうんだったらあのクールだけど優しい木山のイメージに合うと思うんだけど、新体操辞めなきゃならなくなりましたってしょんぼりしてた土屋がニッコニコで「僕マネージャーとして部に残れることになりました。木山さんも一緒にやりませんか?」→「うんやる」って理解できんぞ(笑)。でもなぁ・・・前回わざわざ祭り会場まで新体操部の演技見に来てたし、マットの落書き消すのもベンジンくれるだけかと思いきや最後まで手伝ってくれてるし、一匹狼気取りながらもその実入りたくてたまらなかったのかもなー。だから日暮里の行動や土屋の様子を気にかけてたんだとしたら・・・んもー木山ってば素直じゃないんだからっ☆。
というわけで、新体操部に入る流れが読めないという意味では最も楽しみだった木山メイン回でございました。まずね、誰なんだろう?とワクワクしてた中学時代の木山のツレ、木山が心を閉ざす理由になったかつての木山の相棒が鯛造くんで俺もうピギゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ですよ。可愛い可愛いめっちゃくちゃ可愛い!!メッシュ入れて若作り(笑)してたもののさすがに中学生役は無理だった大東兄さんに対し、もうすぐ24歳の鯛造くんは違和感ナシ!さすがキングオブ童顔!!!。画面では足元から映すアングルだったんで分からなかったんだけど、この二人の身長差結構あるはずなんだよね。そんな二人がキャッキャしてたのかと思うとちょうモエた。背中合わせが三度の飯より大好物!酒のつまみは背中合わせ!なわたしではありますが、坊ちゃまと大東兄さんの180オーバー背中合わせよりも大東兄さんと鯛造くんの身長差のほうがときめくわっ!!。
とまぁ1時間の本編に対し24時間ぐらい大東兄さんと鯛造くんのあれやこれやってか同中ってことは鯛造くんが坊ちゃまと大東兄さんの間に挟まれちゃったりすることもあったんじゃないか!ってーか坊ちゃまと鯛造くんはパッチギ再びじゃないか!とか妄想してたら本当に幸せだったわけですが(わたしって心底安い女だと思うw)(あ、あと超妄想したのは銭湯で金子と日暮里が言い争いしてる場面ね(笑)。もうちょいカメラを下げるとどういう絵面になるのかと想像したら楽しかったわーw)、どんなことになるのかと思った木山の話は素直に良かったと思えました。てか木山がヒロインすぎてワロタw。どんだけ守られ(庇われ)体質やねんとw。だってあの状況だったらさほど喧嘩慣れしてないであろう鯛造くんはともかく航の場合は赤羽にタックルするなり蹴りぶち込むなりして攻撃することで木山を守ると思うのね。でも木山を庇った。きっと木山からは身を挺してでも守らねば!と思わせるフェロモンが出てるんだと思う(まがお)。ていうか背中がら空きすぎです木山さん!!w。
孤独を纏う男・木山は中学時代、自分が買った喧嘩に巻き込んだ挙句自分を庇ったことで大切な親友を失っていたと。木山がなぜ誰ともツルまないのか、その理由はもう二度とあんな想いをしたくないからなんじゃないかと予想していたのですが、自分が傷つきたくないのではなく自分だけが友人を作り高校生活を送ることは出来ない、許されないと思っていたからなんだね。でも、これまでの2年間はそうであったとしても航が新体操部に入り毎日ドタバタし始めてからは、亮介や日暮里のことを教えてくれたりマット掃除を手伝ってくれたりと自ら航(新体操部)に近づいていたように見えました。それは新体操部に入りたくてたまらなかったからかもと前述しましたがw、それもあながち冗談じゃないというか、もう一人でいるのも限界だったんじゃないかなーとか思った。赤羽に航を拉致ったと言われても、多分馬鹿ではないであろう木山はそれが罠だって分かるだろうし、亮介や日暮里に連絡して「助けに行けよ。俺は知らない」って言ってもいいと思うのね。本当に誰とも関わりあいたくないのならば。でも血相変えて駆けつけた。それは木山の中で、誰かと、航と関わりたいって想いが芽生えていたからってことなのだと思う。そんな木山にもうそうやって自分を責めるのはやめないかと、だって俺らはダチだからダチを助けるのは当然だと、そう言ってやれるのは航だからだよね。同じ中学で事情を知ってる航は木山をずっと気にかけ続けてたんだと思う。この手のセリフを主人公が言うのは当然の流れなんだけどさ、過去3回の航によるいいセリフ披露とは違って今回は本当に航にしか言えない言葉だったなと、そんな航の言葉だからこそ木山に届いたんじゃないかなと、これはいい展開だったと思いました。
でさ、今回の話が良かったなと思ったのって、ここで木山が航に言ってもらった言葉が親友からの言葉のように聞こえて救われちゃうのではなく、1度も行ってなかった親友のお墓の前で親友の母親に会い、謝り、そして「あなたは悪くない。息子の分もしっかり生きて」と言ってもらえたことでようやっと前に進むことが出来たってことなんだよね。展開としてはベタ中のベタではあるけど、木山明らかに喧嘩した後の顔だったじゃん?喧嘩で親友が死んだってのにあんたまだ喧嘩なんてことをしてんの?って思って当然だと思うのね。文字通りどの面下げて謝りにきたんだって怒って当然だと思う。でも親友のお母さんはそのことは一切責めずに「息子の分も生きて」と言ってくれた。出来たお母さんだなーってかさ、こんなお母さんに育てられた鯛造くんはきっといい子だったんだろうなーってなぁ。そら木山も何年間も引きずるわなと。木山のこの2年強という孤独な時間に意味を見出せたというか、それだけ大切な存在を失ったんだねってのがこの素敵な母親を出してくれたおかげで感じることが出来たってのが素晴らしかったと思う。ヤベっまた涙出そうw。
で、そんな木山を新体操部員たちがウエルカムしてくれるってのも土屋と木山の間を『秘密の共有』でもって縮め、赤羽のせいで孤立した木山に対し悠太が「白い目で見られる気持ちは分かるから、自分たちに出来ることがあるなら何かしてあげたいと思う」と言ってあげることで悠太の強さを見せていたことですんなりと受け入れられたしね、まーやっぱりだからと言って新体操だぜ!?木山もうちょい考えたほうがよくねえ!?とは思うんだけどさw、でもとても良かったと思いました。
つーかさぁ・・・・・・わたしがずっとユーも新体操部入っちゃいなyo!といい続けてた赤羽はアレ結局何だったんだろうね・・・・・・。航にお前なんかもうカラ高のアタマじゃねえ!これからは俺が仕切る!とか言ってたじゃん?なのに何で木山を仲間に入れようとそんなにも必死なんですかとw。誰よりもダチが欲しくてたまらないのは赤羽くんに見えました(笑)。そんな赤羽くんなので、航と木山をボコるために境内に集めたチンピラの皆さん、あれお金渡して協力してもらったんだろうなぁ・・・赤羽さんの手下(仲間)には見えなかったよなぁ・・・中学時代の木山の情報も必死でかき集めたんだろうなぁ・・・赤羽さん・・・ちょっと気の毒な人だなぁ(笑)。つーか鉄パはいかんよ。鉄パで殴ったりしたら簡単に死んじゃうって分からないほど馬鹿ですか?って馬鹿なんですよねー^^ようやっとアタマになれたと思ったら即退学ですもんねー^^。
でも多分このままじゃ終わらないよね。学校を辞めた赤羽さんは本格的に悪い人、多分亮介救出時に航を助けてくれたヤクザ組織の末端に加わりラス前回あたりで航と木山に仕返ししにくるよね。そんできっと金子と日暮里がババッと体育館のドアを閉めて誰も入ってこれないようにする中、木山がモップの角っこで頭殴られて血ダラダラ流したりするんだよね。キャー楽しみっ><。


そしてそして、次回はいよいよトモ兄貴水沢メイン回ということでよろしいか!。俺の期待通りの展開キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!でよろしいか!!!。もうね、怖い顔したトモ兄貴が手帳を開くとそこに挟まれていたのは木山の写真!!!!!ってところでわたし興奮しすぎて血管切れたかと思いました(笑)。だってあの木山の写真超かっこよくねえ!?隠し撮りであれだけのクオリティの写真を撮るだなんて、なんという愛の力っ!!!!!。航と拳ごっちんこ→入部ってところでみんなが笑顔の中一人笑ってなかったし、この写真を眺める顔もとても険しいものだったんでそこだけ見ると何らかの因縁があってあまりいい感情を抱いていないのでは?と思えますが、重要なのは「あの目つきは人殺してそうだよねー」「あの噂やっぱ本当なんじゃない?」と噂する女子生徒を一喝してみせた方ですよ!。これまでクラスで女子にキモイだのウザイだのさっさと潰れろだの言われても黙って小さくなってるだけで言い返す素振りがなかった兄貴がああもビシっと嗜めるだなんてこれはもう間違いなく愛のなせる業ですよっ!!。
最初は新体操なんて興味なかったのに悠太に誘われて入部したことからして水沢は基本流されやすいタイプなんだと思うのね。そしてよく言えば優しい悪く言えば気が弱い男の子なんだと思う。そして普通の子。高校に入ってまずは友達を作り居場所を確保しなきゃって必死になってる自分に対し、誰とも関わろうとせず独りでいることが当たり前のような木山の存在がカッコよく見えたんじゃないかな。あ、二人は3年間同じクラスなのね。で、最初はただカッコいい存在だなーと思ってただけの水沢を変える出来事が起きるわけですよ!。それは何でもいいんだ、例えば水沢がカツアゲされそうになってたところを助けてくれたんでもいいし、授業中指名されたものの違うことやってて答えが分からない水沢にスッと答えが書かれたメモを渡してくれたんでもいいし、傘を忘れて下駄箱で困っている水沢に「ホラ、風邪引くと部活に出られなくなるだろ」って傘を貸してくれたんでもいいし、とにかくそういう出来事があって、水沢は恋をしてしまったわけですよ。3年間秘かに思い続けられればそれでいいと思っていたわけですよ。それなのに、ポッと出の1年(土屋)があろうことか木山を新体操部に誘ってしまったわけですよ。木山も入部を承諾しちゃったわけですよ。それだけでも予想外の展開すぎてパニックだろうに、その上土屋がちょーっと可愛い顔と声してるからってあっという間に木山の可愛い弟分に収まってるじゃないですか!もう嫉妬心メラメラですよ!。そうよ!ロッカーで一人怖い顔して木山の写真を見る水沢の胸の中には嫉妬の炎が燃えていたんだわきっと!。で、多分次回はマネージャーが付きっ切りで新入り・木山に股割りとか教えちゃうんだろうからスキンシップしまくりで、それだけでも見ているのが辛いのに、木山が見たことがないような笑顔で土屋や航とキャッキャするのを見て耐え切れなくなって合宿から、いや、木山から逃げるんですよね!!あああああああああああああああああああああああ漲るわあああああああああああああああああああああああ!!!!!やべえ俺今ちょう楽しい!!w。
てかもしかして次回から木山も胸にマジックで「キヤマ」って描いた白T+黒スパッツ姿になると言うことですか・・・・・・?いやーーーーーーーっ見たくないいいいいいいいいいいいいっ(笑)。
でも亮介と木山の銭湯空間がどれほどエロスなものになるか楽しみすぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。
・・・ってあれ?次回は合宿に行くみたいだからもしや銭湯シーンはカットだったりしますか!?!?!?おあずけっ!?木山の銭湯はおあずけなのっ!?!?!?。