『仮面ライダーW』第28話「Dが見ていた/決死のツインマキシマム」

本気の本気で照井たんの去就を心配してたんで、心底ホッといたしました。でも翔太郎があれだけ決死の作戦に出たってのにウェザーさんにひとっつもダメージ与えられなかったことに泣けたわ・・・。
そして泣けたといえば「KIRIHIKO」ガウンですよ・・・・・・。さっさと忘れたいからと持ち物は全てゴミとして捨てられているのと、新しい男に愛用のガウンを貸し与えられるのとどちらが辛いだろうか。・・・・・・多分後者・・・ですよね・・・・・・。井坂先生の“私を実験体に”発言の後でわざわざ霧彦さんを思い出させるような演出を入れたことに何の意味があるのだろうか・・・。
それはそうとして、お前食いすぎwwwwwwwwwwな井坂先生がなんでそんなエロイ格好してるんですか冴子さん(霧彦さんにはそんな姿見せてくれなかったのに・・・)に抱きつかれながら「それにしても腹が減ったなぁ」って呟いてたけど、その視線の先にミックさんがいたってのは果たしてどういう意味があるのだろうか。思ってた以上に危険な男・井坂に冴子さんがメロメロなことをミックさんを通じて琉兵衛さんが知る・・・ということなのか、それともこの先お腹を空かせた井坂先生にミックさんが喰われちゃうことを予想させる伏線なのかどっちよ!?。ガウンに続いてミックさんも奪ったりしたらわたし全力で怒るからねっ!まぁミックさんに限ってそんなことはないに決まってるけど!。
てか冴子さんはこれほんとどういう気持ちなんだろうなぁ。冴子さんが基本『強い男』好きだってのは間違いないと思うんだけど、最初は井坂先生の『能力』に惚れたというか、その能力を自分の野望に役立てることが目的だったと思うのね。それは恐らく霧彦さんを婿にしたときもそうで、冴子さんが愛するのは『メモリの力』のみでその力を使う人間自体にはさして興味がないんだろうと思ってたんだけど、キッカケはそうだとしても今回の心配っぷりと「もう一人で危ないことはしないで」ってのはもう井坂深紅郎という男そのものを愛しちゃってるって感じよなぁ。これまでは冴子さんにとって最も大切なものはミュージアムのトップの座であり、その座を奪うためにいろいろと画策しつつもそこにお父様が鎮座してる限りは結局 お父様>それ以外 なんだと思ってたんだけど、これミュージアムトップの座云々は関係なく愛のためにお父様ではなく井坂先生を取る!なんて展開がありそうな空気じゃないか・・・。ていうか井坂先生は確実に冴子さんのメモリを狙ってるよね。つまりいずれ喰うつもりってことだよね。でもそれは純粋に新たなメモリの力を取り込みたいってだけで、ミュージアムのトップに立ちたいとかそういうつもりはないと思うのよね。そのうちテラーさんのメモリも喰いたいとは思うかもだけど。で、霧彦さんはさぁ、冴子さんの野望の為に犠牲になったわけですよね・・・。だから冴子さんには野望を達成・・・できなくとも最後までその野望の為に生きて欲しいわけですよ。そうじゃなきゃ霧彦さんが死んだ意味がなくなっちゃうもん。冴子さん早く目を覚ましてくれ!。
つーかテラーさん、「見て分からないかね?お茶の誘いだよ」ってわかんねーよ!!!(笑)。


というわけで。今回は燃えた。燃えに燃えたわ。冒頭でも書いたけど生命を脅かすほど危険な技であるはずのツインマキシマムドライブがウェザーさんに全く効かなかった理由とか、医者では治せないというツインマキシマムが装着者に与える影響(ダメージ)の内容とか、メモリの使用にはカロリーの消費を必要とするってのは単に体力的なものなのかそれとももっと具体的な理由があるのか?リリィさんのインビジブルが死なないと排出されないメモリだったのは井坂先生が改良したからなのか?それともリリィさんが過剰適合者だったからなのか?とか、気になることはあった(残った)けど、それでも照井たんが本当の意味で「風都の仮面ライダー」となる物語としては前後編あわせて全てがガッチリ噛み合ってて最高でした。とにかく照井たんが最高すぎた!!!。


フィリップくんの制止を振り切りツインマキシマムドライブを強行しボロボロになった翔太郎。照井たんの涙を見たら身体が勝手に反応してしまったという翔太郎に「後は頼んだぜぇ、照井。リリィのこと、助けてやんなきゃな・・・。俺たちは・・・この街の・・・仮面ライダーなんだからさ」と言われた照井たんは、「自業自得だ!」「ドーパント女の心配まで、馬鹿かっ!」と吐き捨てる。
それを聞いたフィリップくんは「なんだって!?照井竜!」と激昂し、「誰のせいで翔太郎が倒れたと思っている!?この街にいる仮面ライダーは今君一人なんだぞっ!?」と照井たんの胸ぐらを掴んで詰め寄る。フィリップくんって翔太郎のことになるとほんっとに熱くなるよねぇ(ニヤニヤ)。普段は結構な勢いで翔太郎のことからかったりしてるくせに、翔太郎の心や身体が傷つくことを誰よりも嫌がってるのはフィリップくんなんだよね。でも翔太郎は誰かを助けるためならば自分が傷つくことを恐れない男なわけで、それを一番分かってるのもフィリップくんなのよ。だから翔太郎が決意したならツインマキシマムを止められないって分かってたんだと思う。そしてその結果翔太郎が傷ついたことを自分の責任のように感じてて、それなのに照井が翔太郎の気持ちを全然分かってないもんだから、感情メーター振り切れちゃったんだろうね。そして照井たんはリリィを助けるという翔太郎の仮面ライダーとしての想い(願い)よりも「俺の復讐が先だ」と自分のことを優先しようとした。
「君にとっての仮面ライダーとは何なんだっ!」
そう激しく詰問するフィリップくんを思いっきりぶん殴り
「俺に・・・質問するな」
と言い捨て事務所を後にする照井たん。
この「俺に〜」っての、確かに言い方としては登場当初のソレっぽかったんだけど、これまでWとともに仮面ライダーとして戦ってきたことや、復讐に生きた綾さんの結末や、そういうこれまでの時間を経てのこの「俺に〜」はなんていうか、絶対的な重みと決意のようなものを感じて、この時点では照井たんに翔太郎の想いは届かないのかな・・・ってちょっと本気で思ってしまったんだよね。それがまさかあんなにも(いろんな意味でw)熱い展開になるとは・・・。


自分の姿を見て逃げ出したリリィを追いかける照井たんは、インビジブル化したリリィを高熱で炙り出し(そんなことが出来るんだ!)。
「このステージだけはやらせて」
「諦めろ。死にたいのか」
「それが何よ!あたしはどうなってもいいの。死んだって構わない!」
「そう思ってるのはお前だけだっ!少しは周りを見ろ!心配してる家族がいるだろっ!」
(俺が左と同じことを言うとは・・・)
ハッとする照井たん。
これ!これこれ!!この展開ものっそい良かったわぁ。そんなつもりじゃないのに同じことを言ってしまうってのは王道展開だし、言ってることもこういうシチュエーションにおける定番台詞ではあるんだけどさ、その前に孫娘がマジシャンとして正しくないことをしようとしていることを分かってて、でもそんな孫娘の気持ちをひっくるめて受け入れ心配する祖父との交流を描いたことで、照井たんの口から「家族」という言葉が出るのはごく自然の展開だし、家族と口にしたことで照井たんにとって最も大切な家族と翔太郎たちにとっての自分が同じ、つまり仲間なんだってことに照井たんが気づく流れが素晴らしすぎた。
「最後のステージだ。悔いがないようにやれ。ただし、ラストステージが終わったら必ず俺の処置を受けるんだ。俺の・・・・・・俺の仲間が見つけた君を救うための処置を」
って燃えるううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!
それ聞いて嬉しそうな顔する亜樹子もすっごい良かったわぁ。


リリィの最後のステージを見守る照井たんと亜樹子のところにやって来て、「フィリップ、俺に・・・」とリリィを救う方法を尋ねようとした照井たんを無言でぶん殴るフィリップくん!!!
「これは翔太郎から教わった。殴られた後の(手を差し出して)仲直りの儀式さ」
「(その手をガシっと掴んで)左も粋なことを知ってるな」
お前らカッコよすぎるぜコンニャロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!予告で照井たんをおもきしぶん殴るフィリップくんを見てどういう展開になるのかと一週間ハラハラドキドキしてましたが、熱すぎて笑っちゃったわよ!。つーかこの男の友情の中にちゃーーーんと翔太郎が存在してることが、それもど真ん中にいるってことが最高すぎだろう!!。


そこへ現れる井坂先生!。構える照井たん(とさりげなくフィリップくんもw)!!。
「おやおや、これは奇遇ですね。この際ついでです。ここで片付けておきましょう。哀れな家族の・・・生き残り君」
こんなこと言われてまたもや照井たんの復讐魂に火がついてしまうかと思いきや
「お前などの相手をしてる暇はない」
「なに!?」
「俺はリリィを救いにいく」
「あの女は間もなく死にます。無駄なことを何故?」
「彼女もマジシャンの端くれ。そして俺も、仮面ライダーの端くれだからな」
って、照井たんまじまじカッコよすぎるっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!
しかもそこへガンナーさんが空から降ってきてw照井たんのためにウェザーさんの氷攻撃を防いで時間稼ぎするとかもおおおおおおおおおおおおおおおタマランっ!!!!!
そしてリリィの元へ駆けつけた照井たんは消えながら「ありがとう。最後までやらせてくれて。さようなら。ちょっとこわいけど、カッコいい・・・刑事・・・さん・・・・・・」と言うリリィに


君は俺が守る
アクセル!
「変・・・身」


キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア><><><無理いいいいいいいいっ><ときめきすぎて無理いいいいいいいいいいいっ><心臓痛いw。
翔太郎も「俺が守る」とかよく言うけどさ、翔太郎だとはいはい守れ守れ(笑)って感じなんだけど(いい意味でね!w)、照井たんが言うと本気の本気でときめき汁がダーダー出るのは何でなんですかっ!わたし分かりませんっ!。しかもこれ、『アクセルにしか出来ない』ってのがさらにナイト度を上げるのよおおおおおおおおおおおおおお!。


アクセルにインビジブルのメモリをグシャっと潰されたウェザーさんがこれまでに見たことがないような怒りの感情を見せてたのは興味深いなぁ。ドーパントの身体への執着(興味)溢れる変態であることは間違いないもののこれまでさほど感情の変化が見えなかった井坂先生なのに、まさにおもちゃを取り上げられた子供みたいに怒ってて、こういう一面もあるんだなーとか思った。てか真性メモリキチ●イっぽくて余計に怖いわ。


「行くよ相棒」
「ああ、フィリップ」
ボロボロの翔太郎激滾る!!!!左手が指の先まで包帯グルグルなのはツインマキシマムの影響をモロに受けた結果なのだろうか。
「左!目が覚めたのか?」
「そういうことだぁ、照井ぃ」
「僕も驚いたよ。大丈夫なんだろうね、翔太郎」
「俺の身を案じるなら、さっさと片付けて休ませろぃ」
「ハハッ。了解した」
もうやだ何このやりとりちょうモエる!!!!!!!!!!!!!!!!!!翔太郎の「俺の身を案じるなら」もヤバイがフィリップくんの「ハハッ。了解した」ってこの言い方がクール&ホットすぎて萌えるうううううううううううううううううううううううううううううううううっ!!
てか翔太郎の言い方がブン太!ブン太すぎてぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!って絶叫してしまいました・・・・・・^^。れんれんの語尾に小っちゃい母音が付く発音大好き><。
でさ、フィリップくんが驚くほどの回復をみせた翔太郎はこれ大丈夫なのかなぁ・・・。ツインマキシマムが危険だということは二人が「知識」として知っているだけで試したことはないと思うんで、不幸中の幸いってか思ったよりも影響が軽かった・・・ってことはあるかもしれないけど、翔太郎が変身するときに浮かぶ文様が当初よりも濃くなってるって意見もあるし(わたしもちょっとそう思う)、2本挿ししてることもあってドライバを介していても徐々にメモリが侵食?融合?してることで耐久が出来ていて、だからこれだけ早く回復した・・・なんてことないよね?。それがいずれツインマキシマムを使えるようになる(翔太郎の鋼のボディ度wが増す)ってことに繋がるんならいいんだけど、メモリ=麻薬な扱いなだけにちょっと心配・・・。


アクセルとWを始末するためにウェザーさんが出した竜巻を前にして、「アクセル、マキシマムでいこう。いけるよね」と言うフィリップくんに、「当然だ」とばかりに(アクセル!マキシマムドライブ!)ブオンブオンとベルトを吹かし『行動で答える』照井たん!!!。
フ「そうこなくっちゃ」
翔「いいか、タイミングを合わせて、ライダーツインマキシマムだ」
照「えっ!?俺もか?」
フ「君もだ」
で、
「今こそ呪われた過去を振り切るぜっ」
「ライダー!ツインマキシマム!!」
「ハァッ!!」
W高岩さんとアクセル永徳さんのダブルキックでたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!アクセルが内側から外側に回す蹴りで、FJが外側から内側に回す蹴り(確認できなかったんだけど、竜巻の回転と関係があったんだよね)なのがカッコよすぎる!!!!!。おまけにそのバックで流れるWBXが燃えるのなんのって!照井たんがライダーキックをかました瞬間、本当の意味で仮面ライダーになったとか最高すぎんだろう!。おまけに戦い終えた後で照井たんをフィリップくんが「すごい男だ」なんつって褒めてるのを聞いた翔太郎に「人が休んでる間になにまた仲良くなってんだよ」とかなんとか言わせるのがもうさぁ・・・この言い方がたまんないわけよ。照井たんに「後は頼んだぜぇ」って言った時点でこうなるって分かってたんだよね、翔太郎は。なんだかんだ言ってもリリィを救うために照井たんとフィリップくんが協力しあうって分かってたんだよ。だって照井たんは「仮面ライダー」なんだから!。もう何この熱血展開!アホか!!!(ダラダラ泣きながらw)。


もうこの時点であまりの詰め込まれぷりに燃えも萌えもメーター振り切れてぶっ壊れるぐらいだったもんで、でんでんの歓迎会(てっきり会議かと思ってたのに歓迎会ってwww)を開くガジェットたちの中にファングもカブトムシも混じってるのに猛烈に癒されつつ、翔太郎のパジャマがテラテラなことに軽くショックを受けつつ(笑)、当たり前のようにコーヒーを淹れる照井たんに、そのコーヒーを当たり前に受け取るフィリップくんにニヤニヤしながらもうオチはどうでもいいやとゼーゼーしてたら・・・
お礼に来ました〜♪と言うリリィさんが照井たんに「あなたは命の恩人ですっ。チュッ」チュッ☆って!ほっぺにチュッって!!!!!!!
うわーーーーおぅ!って顔するガジェットたちは猛烈に可愛かったけど(笑)「ヒューーーーーーーウ」って頬赤らめてる亜樹子はいいのっ!?照井たんに女が出来てもいいのんかっ!?(笑)。
「素敵な刑事さんっ。あたしのハートが逮捕されちゃいましたっ。エヘっ☆」
と言うリリィを腕にぶら下げながら苦虫を噛んだような顔で
「軽いっ・・・やはり軽すぎるっ・・・・・・」
と言う照井たんはやっぱり腕を振りほどかないんだwwwww。
で、そんな二人の様子をまじまじと見ながら
「興味深い」
と口をチューの形ってかタコ口(笑)にした状態で突き出しその周りを指でグルグルするフィリップくんw
隣の亜樹子もwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
その背後で頭抱えて崩れ落ちる翔太郎wwwww
そして検索馬鹿フィリップくんに「今のは、どういう(ことなんだ)?」と聞かれた照井たんは・・・


「俺に・・・俺に質問するなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」


なんだこのオチwwwwwwwwwwwwwwwww。照井たんの「俺に質問するな」がこんな風に使われる日が来るだなんてwwwww。てか照井たんのキャラ的にはNGなのかもしれないけどもうリリィさんにチューされた直後からニヤつきを必死て堪えてる照井たんが可愛すぎて本気で辛いですw。
かと思ったら次回ネタ回ですかwww。翔太郎のヅラ姿がイケメン(笑)すぎて大変><もうやだ、Wに振り回されまくる自分がイヤだw。