『仮面ライダーW』第20話「Iが止まらない/仮面ライダーの流儀」

照井たんデレんの早っ!!!!!(笑)。このスピードデレは某千葉道場のお嬢さんといい勝負(笑)。
てか警察学校の入学式?に家族揃って来てくれて校門の前でキャッキャしてたぐらいだし、基本いい子なんだろうなぁ。いい子ってか家族大好きなんだろう。家族への愛情が深ければ深いほど、復讐心が募るってやつでさ、去年の夏までは制服着用してた竜くんが半年余りで赤の上下+あの性格になるまでが非常に気になりますw。よく確認する時間がなかったんだけど、入学式は警察の幹部学校とかだよね、きっと。で、制服着用してたのは警邏課ではなく役職付だったからで、つまりエリートってかキャリア組なんだろうなと。そういや確かナマクラが「若くして警視なんて憧れちゃうなー」とかなんとか言ってたし(警視だったか定かじゃないけど)、単なる年下の上司というだけならナマクラはともかく刃野さんがああも気を使うことはないように思うので、本来ならば現場に出ることはないエリートが無理言ってあの部署立ち上げたってなことなんだろうなぁ。
で、瀕死の父親が「ダブリューのガイアメモリの怪人」って言ってたけど、ガイアメモリって知る人ぞ知る存在みたいなもんなんでしたっけ?イメージとしては覚せい剤とかそういう薬のような存在なので、「ガイアメモリ」という名称やそれを使うと超人(頭がスッキリして身体に力が漲る)になれるってことぐらいは知っているものの実際にそれを見たこともなければ使うだなんて普通の人ならば考えない・・・みたいなものなのかなぁ。そうなのだとしたら、父親が照井たんに残した「ダブリューのガイアメモリの怪人に襲われた」という最期の言葉ってちょっと違和感よね?。普通だったら息子に残す言葉は「立派な警察官になれ」とかその手の言葉を残すんじゃないかなーと思うんだけど。息子が警察官だとしても怪人だとはっきり分かっているならばあの時点では警察がどうにかできるわけでなし(半年前だったら仮面ライダーWはもう活動してるけど)、犯人像を告げてどうする?と思うのよね。とすると、父親も警察官僚で、ガイアメモリ(園咲家)について調査していた・・・とか。今回の事件は正真正銘の馬鹿息子が「俺を怒らせたから」というそれだけ!?(by亜樹子)という理由で起こしていたわけだけど、照井家の事件は動機及び犯人は不明であり、今のところ犯人は園咲姉妹が「とにかく敵に回すことだけはしたくない」とまで恐れる男であろうと考えられるわけで(あれ?じゃあなんで照井家の現場に母親が置いたものと同じ矢車草があったんだ?これは偶然・・・なのか?)、となると照井父の行動が目障りだから(後々障害になるかもしれないから)家族もろとも氷漬けにしたってことかなぁと。これまで真っ当に作ってくれているWなので、引っかかった箇所にはちゃんと何らかの理由があるんだと思う。
てかこれには触れないのが優しさってなもんなのかもしれませんが、照井父はさぁ・・・竜くん(亜樹子がさっそく馴れ馴れしく「竜くん」呼びしてて、ワロタw。亜樹子ってば人懐っこいにもほどがあるw)(そして翔太郎(W)でさえ手をこまねいてるキ●ガイスイッチ入っちゃったアクセルの前に生身で立ち塞がるとか勇気あるなあ所長、カッコいい!)が不用意に触れずに、即暖房ガンガンつけて氷を溶かせば助かった・・・・・・・・・んじゃないかなぁ?(笑)。
前回の感想で渋谷くんをキャスティングしたからには一捻りあるだろうと思ってた息子・清ですが、母親ではなく息子がドーパントだったってのはある意味当然の展開として、ただ単に「ムカついたからやった」ってなぁ・・・・・・・・・。アクセルお披露目エピソードなので照井の原点・原動力である『家族』にちなんだ事件なのはいいんだけど、これまでのWだったらもうちょっと親子の話を掘り下げたんじゃないかなと思った。悪評の原因(理由)は実は母親ではなく母親の財力や知名度を利用して遊び呆けてる息子だった。母親は時間が出来るとメリーゴーランドに一人で乗り、恐らく息子との“幸せだったあの頃”に想いを馳せていた。ここまではいいとして、じゃあ何故息子があんな風になってしまったのか、その肝心なところが全く描かれなかったのが不満だなぁ。これまでの翔太郎ならば甘えてる息子はもちろん、母親にも息子をそんな風にしてしまった原因があるんじゃないのか?ってとこまで触れてくれてたと思うんだけど、それがなかったせいで母親の後悔や息子の反省が唐突というか中途半端な描かれ方だったのが勿体なかったなと思いました。母親役も息子役も出来る人なだけに余計に。結果的に息子は改心というか反省の素振りは見せてたけど、母親の想いが息子に届いて・・・ではなく殺されずに済んだから目が覚めたって感じだったじゃん?。今回の主題はアクセルお披露目と照井と翔太郎たちが知り合い仲良くなるってことなわけだから、登場時の印象最悪だった照井株を
「絶望がお前の・・・・・・ゴールだ」

「行く先を変えよう。お前のゴールは刑務所だ」
ストップ高まで上げただけでなく(思わずギャーーーーーーーーーーーーーーーカッコいい!!!!!!!!!!!!!!って絶叫しました、わたし^^)、さらなる敵(真犯人)への振りまでしてみせたし、翔太郎がハーフボイルドだったおかげで自分の復讐に関しては無関係の人を殺してしまわなくて済んだわけだし、その点では目的は充分果たしたとは思うんだけどね、その一方で今回の事件の描写が若干甘くなってしまったかなぁ・・・とも思ったわけです。でも翔太郎に報告書という名のモノローグで
(本当にあの親子がまた共に木馬に乗れる日が来るのだろうか。俺には信じてやることしかできない)
と言わせたことでちゃんと翔太郎らしさが見えたし、結果として依頼人・照井竜が満足してるんだから探偵の仕事としてはこれでいいんだよなーと思えたんだけどね。まとめてしまえばW面白いってことです(笑)。


前・後編を終えたところでわたしの照井たん評ですが、「アリ」ですw。相変わらずルックスは好みじゃないんだけど、翔太郎との対比でアリだなとw。
冒頭で赤と銀の人(ひと?)がもみ合ってる映像だけを見て、これが「仮面ライダー」だって分かる人ってそうそういないだろうなぁ(笑)とか思ったんだけどw、
「あんた・・・仮面ライダーになるんじゃないのか。罪を憎んでも人は憎まない。・・・この風都の人々が仮面ライダーに求めてるのは、そういう心だ」
「甘い・・・・・甘ったるいことを言うなぁっ!!」
翔太郎のヒーロー発言にときめきつつもこの照井*1の「甘い」発言が今回のキーワードになるとはねぇ。
クラブでノリノリな清(あの演出、脚本上ではどこまで書かれてたんだろう。『ウサ晴らしにクラブではしゃぐ清』程度しか書いてなかったんじゃないかと思うんだけど、ただ上着脱いで振り回すだけならDJとかさせればよかったのにw)の元へ乗り込んだ翔太郎がやたらと気取った言動をしてたのは絶対に若者に舐められちゃなんねえ!と思ったからだと思うんだけどw、
「(手のひらを上に向け軽く持ち上げながら)お開きだぜえ、(その手をクルっと返してビシっと指差し)おぼっちゃん」
とビシイイイイイイイイッ!と決めてみせw、その勢いで息子を追いかけてきた母親には
「彼は俺たちが止める。あんたにもう一人でメリーゴーランドは乗らせない」
「探偵さん・・・」
「木馬に乗ったあんたの切ない顔が忘れられなかった、それだけさ」
って、久々に翔太郎のすごい台詞キタコレwwwww。
てかこれ、はいズキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン★だろ(笑)。こんな風に言われたら一人で頑張って息子を育ててきた中年女はイチコロだろw。しかも遊園地では犬扱いした相手なんだぜ?俺だったら間違いなく即オチするね!!。
そんなものを目の前で見せ付けられた照井さんは、バリヒーローっぽく「いくぜ、フィリップ!」「ああ!」と清ドーパントを追いかける二人を呆然と見送りながら
「甘い・・・・・・甘ったるくて・・・・・・耐えられんっ」
ってwwwww確かにwwwwwwwwwww。
で、Wがてこずるドーパント相手に登場補正で圧倒した後、↑のお前のゴールは刑務所だ発言があったんだけど、殺しはしないだろうとは思いながらも清の手にガチャンと手錠が嵌められた瞬間はものっそいテンション上がりました。
「ハーフボイルド・・・・・・とか言うらしいな、君の流儀」
「えっ?」
「この街にいるうちはその流儀に合わせる。俺も、仮面ライダーだからな」
ってもうもうもうもう、ほんっとに照井たんはデレるの早過ぎです!!!!!(ニヤニヤしながら)
「いや別にハーフじゃねーんだけど」ってキム様みたいな口調で照れ隠しする翔太郎も、それを見て(聞いて)嬉しそうに笑うフィリップくんも可愛いっ><。
そしてWの素晴らしいところはこのハーフボイルド=翔太郎をさりげなく伝えたのは亜樹子だってところなんだよね。冒頭のWとアクセルの間に両手広げて立ち塞がったのといいこれといい、最近の亜樹子は物語の中でのあらゆる距離感が素晴らしいと思います。オチではさすがの顔芸ヒロインだし(笑)。同じような行動取っててもフィリップくんはあんなに可愛いのに亜樹子ったらどうしてあんなに汚れなんだろう(笑)。


というわけで本日のフィリップくん。照井竜という男を
「ハードボイルド。ああいう男をそう呼ぶんじゃないのかい?。冷徹なまでに、一人で信念を貫き通す、鋼の男」
と表現しましたが、うーん・・・・・・・照井って冷徹・・・・・か?。まぁこの時点では照井の目的が家族を殺された復讐にあるということは知らないわけだから、ドーパント化し罪を犯した人間はすべからく抹殺!というのが照井の信念だと考えれば少なくともその信念は貫き通してると言えるとは思うけど、どうも「冷徹」という言葉とアクセルのマジキチっぷりが一致しないw。
で、フィリップくんは検索の結果照井の過去を知ってしまったわけだけど、そのことを告げ照井に「検索小僧」呼ばわりされた上に襟首をむんずと掴まれ「俺の心の叫びまで検索できるのかっ!」と詰め寄られると
「いや、人の心は検索できない。だから教えてくれ、君の身に起こったことを」
「なんだと・・・!?」
「だって、それを解決するのが依頼だったはずだろ?」
って、この会話に限ってはフィリップくんが一番ハードボイルドな気がする。少なくともこのやりとりはわたしが思うハードボイルドだわー。フィリップくんどんどんとカッコよくなってる気がするんだけど、やはりそれは恋・・・してるからかしらっ><。
あと今回FJへの変身シーン(翔太郎が手前で奥がフィリップで、立ち位置はいつもと逆だけどちゃんとWの文字になってる)がめちゃめちゃカッコよかった!!相変わらず翔太郎の気絶が微妙だけどw。目と瞑った後軽く顎上げるのがなんかおかしいんだよなw。


「で、一つ質問だ。怒らずに聞けよ、照井」←怒らずに聞けよって断わる翔太郎可愛いw
「なんだぁー、左ぃ?」←一気に口調が馴れ馴れしい照井も可愛いw
「なんでお前がぁ、自分の事務所みたいな顔してコーヒー淹れてんだよっ!?」
「君の淹れるものが酷すぎるからだ。せっかくの豆が泣く」
いそいそと亜樹子とフィリップくんにコーヒーを運ぶ照井たんw
「うまーーーーーーーーーーーーーい!」「美味しい!!」
「そんなことうまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」
コーヒーを口にした直後うまーい!と絶叫する翔太郎バカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこいつぜってえ味オンチwww。
「なんなら、フィリップの相棒も代わろうか?。彼の力は君には不釣合いだ」
あら?ちょっと照井たんがカッコよく見えたのは気のせいですよね・・・?(両目両手でゴシゴシ)
って照井たんの手前で固まってるwww亜樹子とフィリップくんあまりの上手さに硬直してるwwwwwお前らもバカだwwwww。
「こらー!二度と来んなこの性悪デカー!」
最初「昭和デカ」って聞こえたわ(笑)。
照井たんが事務所に来たのは依頼料の残金を渡すという名目だったのでしょうが、その実目的は三人にコーヒー淹れてあげることだったんだよねー、ぜったい(笑)。照井たんってば可愛いじゃねーの(笑)


次回のゲスト、ジャスミンきたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ナマクラさんメイン回キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!Wが楽しすぎてタイヘン><。

*1:照井を「照井たん」と呼ぶか、それとも「竜くん」・・・・・・はないな(笑)なんて呼ぼうか迷うなぁw