田中 啓文『元禄百妖箱』

元禄百妖箱

「チュウは忠臣蔵のチュウ」を読んだ時も思いましたが、田中さんの歴史小説（笑）はほんっとに面白いなぁ。ちゃーんと史実通りの結末に落ち着くんだけど、そこに至る過程が馬鹿すぎる（褒めてます）。いわゆるトンデモ設定なのですが、妙に説得力があるトンデモで、こういう解釈もロマンがあっていいかもなーとすら思わせるのはすごいです。好きって力になるよな（笑）。
ていうか田中さんは「大石内蔵助」が好きなの？それとも嫌いなの？。絶対好きだと思うけど（笑）。