田中 啓文『こなもん屋馬子』

こなもん屋馬子

こなもん屋馬子

迷える人々の前に「こなもん」とともに現れ人知れず悩みやトラブルを解決し瞬く間に去っていくという恐ろしいまでのヒーロー(いや、ヒロインというべきなのか・・・?)小説です。
馬子さんかっけええええええええええええええええええええええ!!
以外に言葉がない(笑)。
ていうかこれアバンがあってA.Bパートで構成されているというまさにヒーロー番組テンプレにそった作りでして、よくも悪くも先が見えるというか、もうお約束だけで出来ているような作品なのですが、でも飽きないの。飽きないどころかこの決まりきった流れに心地良さすら感じてしまう。
話としてはお相撲さんの話が好みですが、こなもん屋としては断然屋台のピザ屋!!。こんな屋台あったら毎日入り浸る!!。