『侍戦隊 シンケンジャー』第四十一幕「贈言葉」

「中途半端な覚悟ほど、みっともないものはないな・・・・・・フッ」



祝!殿復活!!!


でたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!ひっさびさに!ひっっっっっっっっっっっっっっっさびさに殿の「フッ」が出たよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!これ!これこれこれよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!良かった・・・目覚めた殿がうじうじしてなくて本当に良かった・・・(リアルに涙目)。久々なのでもう一度叫んでおきます。殿オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!
「フッ」だけじゃなくてね、二の目化したスナススリに「これでもガツッと喰らえー!」って言われた殿ったらね、
「喰らうのはお前の方だ」
キッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
カッコよすぎるッ!!!!!これぞ殿です!!!!!
そんでもってそんでもって!
「源太、雑誌に掲載されたらしいな。食わせろ」
・・・
・・・・・・
ピッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!なんという殿らしいデレ!これよこれ!コレが殿の正しいデレです!!!!!!!振り向いた肩越しに不敵な笑みを口の端に浮かべながらつっけんどんな命令口調ででもその中に微かな優しさが感じられるのが殿のデレなんです!!!!!!!!!いよっしゃあああああああああああ俺最後まで殿についていける自信が湧いてきたぜええええええええ!(空高くガッツポーズ)

でねでねでね、殿が素晴らしいデレをみせた後、男子チームが一瞬の間の後一様に心底ホッとしたっぽい表情を浮かべるわけですよ!で、「なんだよ、最近機嫌悪かったクセに」と言う千明と「実は私もずっと気になってはいたのですが」と言う流ノ介に対して殿ったらね、
「腹を壊してた」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
完璧。
千明と流ノ介だけでなく、ことはや茉子さん、それに寿司屋も爺も黒子たちも、みんなみんな自分の様子に気づきそして心配していてくれたことを殿は知ったわけですよ。でもそこで本当の理由は明かさないの。だって殿だから。今回のうじうじは殿が志葉家十八代目当主として乗り越えなければならない壁であり飲み込まなくてはならない問題であり背負わなければならない定めであり、それを家臣に報告する必要はないのです。殿がみんなの想いを知っていればそれでいい。みんなが殿を想ってくれてるってことを殿が分かっていればそれでいいんです。そんなもんは戦隊じゃねーよと言う人もいっぱいいるでしょうが、いいんです!だって『殿』なんだから!!。でもここで「なんでもない」と答えたんじゃダメなのよ。様子がおかしかったのは共通の認識なわけだから誤魔化しようがないわけで、その上で「腹を壊してたからここんとこ機嫌悪かったんです」ってのは殿として完璧な理由付け。もっと言っちゃえばドウコクさんの圧倒的な力を見せつけられて心のどこかに恐怖心が芽生えてしまったかもしれない家臣たちに対して「こないだボッコボコにされたのはお腹の調子が悪かったからで、体調が万全ならあそこまでやられることはなかった」って励ましにもなると思うしw。
殿の「食わせろ」に寿司屋がまたもや奢ってやる宣言(あの屋台大して儲かってなさそうなのにこうも頻繁に奢りまくってて大丈夫なのかと・・・。あれか?お金持ちの坊ちゃんからは1人前1万とか取ってるからそれなりに収支合ってるのか?w)し、流ノ介がアホのようにはしゃいでたけど(寿司屋→ことはの「年上のお姉さんがシンケンイエローだったかもしれないのか・・・ムフフ」後の奢ってやるの時もそうだったけど、発言はまだしも動きがさぁ、最近の流ノ介からは“歌舞伎役者”の匂いが全く感じられないのは気のせいですか^^)、あれは寿司がただで食えるからじゃなくって殿が本来の殿に戻ったから嬉しくてはしゃいじゃってるんだよねー><。千明が殿の肩に手を回しお腹をつんつくしてるのを見て、「病み上がりの殿になんてことをっ!」と言わんばかりの勢いで殿から千明を引き剥がす流ノ介に「また丈ちゃんが腹壊したら俺の寿司食えなくなるだろっ!」とこちらも殿をしっかりガードする寿司屋可愛すぎるだろう!。島に行って以降殿の様子がおかしいことに気づかずいつものようにキャッキャしてるのかと思いきや、千明も流ノ介も(恐らく寿司屋も)ちゃんと気づいてて、気づいてるけどでも黙ってたってことなんだね。これまでだったら殿から理由を聞きだそうとムキになったり、殿は何故相談してくれないのだろうかと一緒になって悩みモードに入ってしまっただろうと思うんだけど、今は殿のことをしっかり信じてて、殿がなにも言わないなら大丈夫なのだろうと、もし自分たちで出来ることがあるならばその時は殿から話してくれるだろうと、そういう信頼というか・・・自信?みたいなものがしっかりとあるんだなと思った。なんだかとても二人(寿司屋は微妙w)が逞しくて頼もしく見えました。
・・・千明につんつくされたり寿司屋に肩組まれたりと普通にモチャモチャしてたけど、あれ?殿・・・・・・腕の怪我は?と思ったのは気のせいですよね^^。
あと↑これだけ殿に悶えまくっといて何なんですが、殿抜きの流ノ介真ん中での5人並びが結構バランスよくて、5人の一筆奏上見て、お!ちょっとカッコいい!!とか思ってしまって申し訳ありません殿><でもこの時点で殿の目はまだ覚めてなかったから仕方ないですよねっ><。


一番ウハウハだったのは、ここ数話一人で分かってるような顔してた茉子さんではなく、ことはの言葉と働きで殿が復活したことでしたがw、それにしても茉子さんの「水ーーーーーーーーっ!」って絶叫はちょっとすごすぎた・・・。流ノ介が「フライドポテトォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」「グレープフルーチュ!グレープフルーチュ食べたいーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」ってやたらとピンポイントで食材指定してるのと比べると余計に・・・鬼気迫りすぎてて恐ろしかったです・・・・・・。今回の茉子さんを見て、茉子さんはいずれ「おめーの席ねーがら!」でお馴染みさくら姉さんのようになるんじゃないかと思いました・・・。つーかなんで茉子さんたちが正気に戻る場面入れないんだろ。島の時と違い今回は一般人が戻るシーンを挟んでたからまだマシだったし駆けつけた流ノ介が「ご迷惑をお掛けしましたっ」って謝ったのは良かったけど、見たいのはあの壮絶な「水―!」発言してた茉子さんが我に返る瞬間の顔なんだけど(笑)。


ここんとこずーっと言い続けてる気がしますが、今回も例に漏れず“なぜ今こんな話を?”ではあったし結局のところ殿が何を悩んでたのか分かるような分からないような・・・殿にとっての強さって何・・・?つーか中途半端な覚悟って何さっ!?とは思うし、全部乗せロボはかっこ悪すぎだし(台座ごと宙に飛び上がったかと思ったらグルグルアタックって・・・)、それからアクマロさんはどうやら年内で終了っぽいけどシタリさんはただドウコクさんが目覚めるのを待ってるだけかよ!とかさ、まぁいろいろありはするんだけどね、もういいよ、ここまで付き合ったんだから残り8話?とことん殿(と千明)に萌えまくってやるとわたしも覚悟を決めました。中途半端な覚悟はみっともないんですもんね!。
でもどうしてもダメだしってか残念だったことが一つ。


殿スウェット派かー。できれば浴衣着ててほしかったw。