『仮面ライダーW』第9話「Sな戦慄/メイド探偵は見た!」

今回の翔太郎が立海カラーのコーディネイトでハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン★てなりました。ショートコートもすごく似合ってたし(襟をビシっと立てる仕草がめったくそカッコいい!!)、ヤバイちょっと冗談でなく本気でれんれんが好きになってきた・・・ヒーローならばなんでもいいのか俺は・・・・・・。だって麺1本ちゅるるんって啜るれんれんとかちょう可愛かったんだもの!(「なまくらさん」から「マッキー」にさりげなく格上げされたなまくらさん(真吾ちゃんをマッキーと呼ぶのはさすがに違和感w)が片手にコショウ持ってたから絶対盛大なくしゃみかましてくれると思ってたのにー)。アバンで亜樹子がベルト嵌めて変身ごっこしてたけど、ちょっと待ってよ!翔太郎くんってば亜樹子にベルト貸してあげたのっ!?キィィィィィィィィィッ!!って半ば本気で嫉妬しちゃったもの!。しかしれんれんやつれてきたなぁ・・・1週あいたせいもあるかもだけど、今回はすごく思った。れんれんはいろいろと顔面に問題を抱えているので(笑)、制作スタッフさんたちには通常よりも一層のケアをお願いしたいところですw。


てことで、『久しぶりの』(嫌味かw)依頼人がもたらした案件は“連続パティシエ失踪事件”。あの様子からして園咲家に呼ばれた直後に失踪したことまでは分かっていそうな警察では埒が明かない理由が本当に “園咲家の主人が怖すぎて動けない”ってことなのだとしたら、風都警察は思った以上に使えないという非常に残念な結果になるわけですが・・・、裏テーマとしてあるであろう来月(もう来月なのかー早いな・・・)公開の映画に対する販促をするにあたり、亜樹子の立場と依頼人の立場をリンクさせて物語を作ってきたのは相変わらず上手いなと思いました。
いわば0話にあたる翔太郎とフィリップがWとなった事件を描くという映画と本編を繋ぐのは亜樹子の存在になるわけで、だから亜樹子が名探偵の『娘』であることが劇中で何度も語られていたけど、冒頭の「お父さんと連絡取れないの?」発言はある程度時間が経ちもろもろ慣れてきた今だからこそ出る発言だと思うし、フィリップくんが常日頃その行動力に舌を巻いているとは言え翔太郎に何の連絡もいれずに怪しさ全開の園咲家に潜入(突入)捜査を試みたのは恐らく依頼人の『大好きな父親を心配する気持ち』に共鳴したからこその暴走だと思うし、映画の下地作りだということは分かっていても、別段それが不自然ではないと思わせてくれるのはこれまでの積み重ねがあってこそだと思う。それに加えて亜樹子の常識外れの行動が、翔太郎の
「言えるかよ!俺が・・・この俺がおやっさんを殺しちまったなんてことを」
という激重発言と上手いことバランスを取ってると思った。予告の時点でそうであろうとは思いましたがまさか自分専用モップまで持参させ本気でメイド刑事ネタをやらかす一方で、そんな亜樹子におやっさんのことを言えずに苦悩する翔太郎と、“いつまでも隠しておけるわけないだろう”とどこか他人事のように言うフィリップくんってのが対照的で、コメディとシリアスのメリハリが利いているというか、配分が絶妙なんだよね。そういう中で亜樹子が現場に出張ることを翔太郎が歓迎しないってのは単純に亜樹子のあのテンションやら無鉄砲さが調査活動の邪魔になるってことはあるだろうけどw、でもおやっさんの娘を危険に晒すわけにはいかないって想いが強かったりするんだろうなーとかさ、それぞれの心がちょっとずつ掘り下げられていくのが見ていて楽しい。フィリップくんの台詞じゃないけど、いつまでも真実を隠しておくべきではないわけで、翔太郎がおやっさんのことを亜樹子に話すことが前半戦最大のヤマ場になると思うんだけど、翔太郎の口ぶりや表情からして例えば翔太郎が後先考えずに突っ走った結果おやっさんが翔太郎を庇い命を落とすことになった・・・とかそういうことではなく、もっとなにか複雑な事情があるのかなぁ。その瞬間の翔太郎が心配だ・・・。亜樹子は意外と淡々とその事実を受け入れる気がするけど。
メイド亜樹子はなぁ(笑)、メイド刑事ってよりもむしろ家政婦は見た!のノリよなw。タイトルからしてそのつもりなんだろうけど、ライダーのヒロインがメイド姿になるっつったらそれ相応の萌え展開になってしかるべきだと思うんだけど、ピンクのキラキラ描写+手でハート作るまでしたのに萌えどころか若菜姫同様引いてしまったぐらいだしw、料理長やご主人様の後をつけるのもまさに家政婦〜の秋子さん(・・・って『あきこ』繋がりじゃんw今感想打ってて初めて気づいたwww)に対する“そんな目立つ行動とったらバレる!バレるって!!”みたいなドキドキ感を覚えましたw。つーかキラキラボールペン(亜樹子ってああいう趣味なんだね)を口と鼻で挟むのとかモップの柄に手を組み顎乗せたりするのってただでさえキュートに見える仕草だしさらにダメ押しとばかりにメイド服まで着用してるってのに、そういう意味での可愛さは全く見て取れない亜樹子ってこれはこれですごい気がするw。
てかミックさんを捕まえた時点で常人レベルを超えてんだけど、あのミックさんをあそこまでへこませるとかマジすげーってw。ねこまんま押し付けられたときにあげたグルルルル〜は(この女ぜってえぶっコロス!)って言ってたと思うんだけど、次のシーンではソファで背中向けてちっちゃくなってるミックさんが可愛すぎるwww。嫌がりながらも結局食ったんだミックさんwwwww。これで今後ミックさんがフィリップくんを狙ってるところに亜樹子が現れるとトラウマが発動し動けなくなっちゃうとかって展開だったらどうしようw。てかぬこにマヨネーズとかネギとかあげちゃダメーーーーーー><。


今回のドーパントもまた朝から見せていいもんじゃねーだろ(笑)ってな存在なわけですが、正体誰なんだろ?。あれだけ亜樹子の手帳の中身が映ってたってことは(亜樹子絵上手いな)あの中にいると思うんだけど、前編を見た限りでは誰もが怪しく思えるし、誰もがこれという決め手に欠けるよなぁ。ていうか、娘パティシエの作ったスイーツが琉兵衛に認められ厨房に戻ってきて「やった」って喜んでるのを見て「お前は私の舌の上に乗る資格を得た」って言ってたように思うんだけど、映像をまんま受け止めるとしたらあの時点でスイーツを食べたのは園咲家の三人だけなのではないか?とも思うわけで、だとするとその資格はどこで判断されるのだろうか。スイーツドーパントは琉兵衛の評価を信用してるというか、あの琉兵衛様がお墨付きを与えたパティシエなのだから自分を満足させてくれるに違いないってことか?。
となるとやはりその評価を耳にした者がスイーツドーパントってことになるよね。途中まではありがちだけど強面の大男が無類のスイーツ好きってのはありかなと料理長ドーパント説を支持してたんだけど、料理長の怪しげな行動はゴルフの練習(+実はいい人)ってことで明らかになっちゃったし、イメージとのギャップとなるとメイド長もありえそうだけどでもあの人メイドであることを誇りに思ってるというか現状に満足しきってるって感じがするし、いくらギャップと言えどもスナック菓子食いまくってた太めメイドはないわよねw。となるとやっぱ濱田万葉さん(久々に見た!)演じる眼鏡メイドかなー。濱田さんだったら最初の事件で翔太郎の幼馴染が見せたようなエロイ変身見せてくれそうだしw。誰がスイーツドーパントの正体なのか!?だけでなく、それなりの動機もつけてくれたら、そしてその動機に亜樹子(とパティシエ娘)が父親に抱いている感情が上手いこと結びついてくれたら、前後合わせてかなりの良回になりそうなんだけどな。
・・・って、今回のエピの鍵というか最も描きたいことが「父親」であるとしたら、風都で一番のパティシエと名高い依頼人の父親がスイーツドーパントの正体ってこともありえるよなぁ。これまで結構シビアなネタ扱ってきてることだし、一番という地位を守りたいがためにその座を脅かす可能性がある者たちを次々と取り込んでる、とか、はたまた自分の才能に限界を感じ(新しい味を生み出せなくなり)他のパティシエの味を自分のものとすべく取り込んでる、とか。でも動機はどうあれそうだとすると自らの娘も手にかけようとしたってことになるし、だとしたら自らも失踪人として姿を消してる現状はおかしいと思うので、それはないかなー。穴としてはランキングつけてるスイーツライター(笑)。自分の味覚ではなく琉兵衛様の評価を受けた(それがランキングに直結してるのか?)順番で姿を消してるってのがちょっと引っかかる。あー、仮面ライダー見ながら純粋にこうやって内容に対して推理したり予想したりできるのって、ほんと楽しいわー。


というわけで、そんな本筋そっちのけで恐らく今話の話題をすべて掻っ攫ったであろう自称自慢の婿こと霧彦さんですけども。えーっと・・・園咲家の玄関先で不審な行動を取ってる若い男を義妹のストーカーだと判断するのはいいよ?このご時勢できる限りの自衛はすべきだと思うのでそれは間違ってはいないと思う。でもそこでそのストーカー君の唇を指先で摘んで塞いだ上で自らのサクセスストーリーを朗々と語るのはどうしたものかとw。つーかいつ霧彦さんが風都の名士になったのかとwww。霧彦さんは実は相当な野心家で何らかの目的を持っていて、冴子さんとの結婚はそれを達成するための足がかり的なものなのではないかと思っているのですが、この自慢っぷりを見る限りでは野心はあるにしても冴子さんへの愛情は本物だと言うことか。
でさ、あの時園咲家では優雅なスイーツタイムだったわけよね?・・・えーっと、霧彦さんはその場に列席を許されてないの??それどころかもしかして家に入れてもらえないとか!?とすら思ったら

さらに今回、霧彦が持つ新たな一面が色々垣間見えました。




霧彦は・・・







甘いものが苦手です。




えぇ苦手です。分かりましたか?

(婿ブログより)
甘いもの苦手なんで、ボク外の見回りしてますね★ってか。
絶対ちげーだろwwwwwwwww。分かりましたか?ってわかんねーよ!!wwwwwwwww。見ず知らずの人間、それもストーカーと認識した男に自慢話をしちゃうほど人との会話に餓えてるくせに(←決め付けてるw)、甘いものが苦手だからティータイムに加わらなかったとかいくらなんでも言い訳乙すぎるだろうwww。そのストーカーに目の前で颯爽と邸内への侵入を許し(この翔太郎ちょうちょうちょうカッコよかったあああああああああ!)、「あっ!待ち給えストーカー君!」と叫ぶ霧彦さんこそまるで邸内に入れない(入れてもらえない)人にしか見えなかったしw。きっとメイド達にも影でボロクソに言われてるんだろうなぁ・・・いや、それどころか存在を認めてもらえていないかもしれない・・・。自ら進んでネタキャラの道を驀進してるとはいえ、10話に満たない時点でコレってハイペースすぎてほんと心配です。いろいろとw。とりあえずは次回の若夫婦初共闘にいろんな意味で期待w。



主題歌のPVで踊る三人がめちゃめちゃ可愛い!曲自体は特別引っかかるものはないけどこのPVは見たすぎるから買っちゃおうかなー。
あと窓コンコンして亜樹子の気を引くスタッグフォンも可愛かったー><。