年を跨いだ「Fの物語」の感想としてはもうね、ただこの一言
Ｗパねえ！！！！！！！！
これしかないです。だって、だってだって霧彦さんが！正真正銘絶体絶命の妻を救い
「ボクにも意地というものがあってね。訓練を重ねていた。キミのために」
ってキャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア＞＜惚れ直した！！！！！！！俺だけでなく冴子さんも！「霧彦さん･･･あなた･･･ナスカの高速移動に覚醒したのね。いつの間に･･･」ってタブーさんの目がハートになってたわよ！！！！！やばいやばいやばい！これ何のお年玉ですか！？（笑）。Ｗがファングという新たな力を手にした一方で霧彦さんもパワーアップ！！しかも 自 力 で ！ 。まさかあそこで霧彦さんナスカがタブーさんの危機を救うとは一ミリも予想してなかったもんで本気の本気で漏らしそうになりましたｗ。2週間待った甲斐があったってなもんですよ！正直ファングがお披露目されたことよりも霧彦さんが覚醒し嫁のハートを取り戻したっぽいことの方が重要ってか衝撃ってか記憶に残ってるんですけど！。だってだってサボタージュを疑われながらも冴子さんですら気づかないところでひっそりと特訓してたとかさあああああ、ちょっと･･･霧彦さんってば俺をあんまり泣かすなよ･･････。
それなのに、次回のタイトル「さらばNよ」って･･･
この調査が翔太郎と、
そして霧彦を、
ガイアメモリ流通に関わる暗い闇に導いていく････････
て！！！！！。自力でパワーアップし、これまでさんざんっぱら虐げられてた嫁に見直される→次のエピソードでメインを張る････････････ギャー！完璧なまでの死亡フラグすぎてギャーーーー！！。これはあれですよね？死亡フラグと見せかけて実は･･･とか、死亡フラグからのぉ〜とか、そういうアレですよね！そうに違いない！違いないったら違いないんだってばっ！！。
てかガイアメモリって能力が『覚醒』するもんなんですね。というか、メモリの能力を使用者が使いこなせるかどうか？ってなことなのかな？。それが未成年だと体格とか体力的にメモリの力を使いこなせずに呑み込まれる可能性が高いとかってことで、次回の話に繋がると。それぞれは単独エピソードではあるものの、こうやってコツコツと確実に積み上げていくことで作品に対する信頼感とか安心感が生まれるんだよね。そういう意味でＷは平成ライダーにあるまじき安定感だと思いますｗ。
とまぁわたしの霧彦さん話はこのぐらいにして。
今回のフィリップくんカッコよすぎじゃねえ！？ファング可愛いカッコよすぎじゃねえ！？！？･･･まぁフィリップくんは「ゾクゾクするねぇ」言い過ぎだけど（笑）。冴子さん曰くファングは「フィリップくんを守る」ためのメモリだそうですが、フィリップくんのファングに対する拒絶反応からしてフィリップくん自ら作ったものではないってことだよね。冴子さんがファングの存在を知らなかったことからしてファングに関する記憶が消されたりいじられたりしてるってこともなさそうだし。となるとフィリップくんを守るための存在を誰が作ったか？ってことになるわけだけど、それがおやっさんにフィリップくん救出を依頼した人･･･なのかな。ファングが可愛すぎるあまりファングに冷たくあたるフィリップくんに一瞬殺意を覚えてしまったぐらいなのですがｗ、あの献身っぷりというか、どんなに邪慳にされてもフィリップくんにアピり続ける健気さからして、依頼人（とファング）のフィリップくん愛は相当なものと見たわ！。
そんでもってギャリー様が相変わらず有能すぎてマジやばい。今回はファングお披露目→即お子様のお年玉巻き上げ回だってのに、こうやってキッチリとギャリー様（とバイク）のカッコいいところも入れ込みあわよくば両方買わせようというバンダイの商魂逞しさが恐ろしい･･･っ。
で、積み上げと言えば、まじまじ悪趣味なクラタことアバレッドさんの拷問プレイですが、いくら亜樹子とは言えどあれでも女の子なわけで（笑）、成人男子、それも結構身長の高い男をロープで引っ張り上げ続けさせるとか心底外道だったんだけど、血塗れの手でロープを握り続ける亜樹子と縛られ吊るされてる翔太郎（れんれんのヒロインっぷりに本気でゾクゾクしました（笑））のやりとりがめったくそ良かったの！！。
「亜樹子ぉ。もういい。それ離せ」
「へえっ！？」
「ありがとな。･･･俺、俺お前に会えてよかった」
「言うな！そういうこと！。それ死ぬ人のセリフだからーっ！！」
実は初見では「ありがとな、俺」って聞こえて、ちょｗｗｗ翔太郎この状況で自分にお礼言うかｗｗｗって吹いたんだけどｗ、翔太郎がこれまでおやっさんへの想いとその娘である亜樹子への愛情をしっかりと見せてくれたからこそこの「お前に会えてよかった」に本気でグッとくることが出来たんだと思う。定番中の定番な展開ではあるんだけど、だからこそ翔太郎の気持ちがダイレクトに伝わってきた気がしました。
で、その危機を間一髪で救ったのがファングですよ！！アバレッドの「ウワーーーオ！」→帽子がグッサリ→翔太郎が落ちるうううう＞＜→おそるおそる目を開ける→ファングウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウっ！！！ってもう大興奮！。そしたら続けてフィリップくんが“バイクに乗って登場”し、
「絶交でもなんでもし給え。させないけどね。後悔するなよクラタケンジ。僕はもう･･･知らないぞ」
って何これええええええええええええええ！フィリップくんカッコよすぎるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！（本気泣きｗ）。
この『絶交』ってのはその前に人質にされた翔太郎（と亜樹子）が
「来んな！絶対来んなフィリップ！俺のことはもう忘れろ！これも相棒の忠告を聞かなかった罰だ。もし来やがったら俺たちの仲もそれまでだと思え！」
と電話越しに言い、アバレッド・クラタが
「死んだら、絶交もクソもねーよな？。じゃ、あ・と・で♪」
と言いつつ翔太郎の傷とグリグリと踏みつけ絶叫の声を上げさせそれをフィリップくんに聞かせたという前フリを受けてのことでさ、それだけでも燃えるのにＷってやつは
「無意味な危険を何故冒す？」
「理由なんてない。相棒だからだよ。あたしたちは二人で一人だったんだ」
というアソウフユミとの会話で
「仮面ライダーは二人で一人。俺とお前なんだぞ。俺たちの名誉挽回しないでどうする」
という翔太郎の言葉をフィリップくんに思い出させ、
「フィリップ！おまっ･･･まさかファングを！おいっ！何か策があるんだろーな！？」
「対策なんか動いてから立てればいい」
というフィリップくんの言葉で同じことをフィリップくんに言ったことを翔太郎に思い出させるわけですよ。
続けてフィリップくんは
「僕も、君やアソウフユミのように理屈でなく動いてみることにした」
といい、
「地獄の底まで悪魔と相乗りしてくれ、翔太郎」
「来い、ファング！！」
とファングに手を伸ばし呼び寄せるわけですよ！！！。
もちろんファングを使うことによって自分の中の何かが壊れ暴走することに対する恐怖もあるだろうけど、多分だけど、常に万全の対策を立てた上で動くことを望むフィリップくんにとって、理屈でなく動くってのはすごく怖いことなんだと思うのね。でもフィリップくんはそうする決意をした。翔太郎のために。だから翔太郎も同じように改めて決意してくれと言う意味を込めての「地獄の底まで悪魔と相乗りしてくれ」だったんだと思う。最早フィリップくんの中ではお願いや質問じゃないんだよ。答えを待たずに変身したわけだし、すごい言い方しちゃえば“単なる再確認”でしかないんだよね。翔太郎のことを信じてるから。それを証明したのがフィリップくんの心の中だという燃え盛る地球の本棚でぶっ倒れてるところを翔太郎に見つけられ、安堵の笑みを浮かべながらの
「信じていたよ、翔太郎。僕を見つけてくれると」
「あったりめーだろぃ。俺たちはなんだぁ？」
「そうだね。僕たちは」
「二人で一人の仮面ライダーだ！！」
なわけですよ！。ガシッと手を握り合い、そして口の端っこだけで笑いあう二人がカッコよすぎて無理！二人で一人すぎて無理いいいいいいっ！興奮しすぎて本気で息が荒くなったものｗ。
フィリップくんが恐れていたのは、地球の本棚が燃え落ちる＝自分の知識が失われることだったんだけど、翔太郎のように理屈でなく動いてみることにしたフィリップくんはきっとそれほど怖くなかったんだと思う。なぜなら、翔太郎が見つけてくれると、自分を恐怖から守り掬い上げてくれると信じてるから。燃える！これは全力で燃えるわっ！！。
でさ、めったくそいいシーン見せた後で
「アソウフユミの依頼を今、達成しよう」
「メモリブレイクするには左右の呼吸を合わせねーとなぁ。あー･･･ファングの必殺技だからー･･･『ファングストライザー』でどうだ？」
「名前は君の好きにし給え」
「ファングストライザー！！」
って必殺技決める時名前叫ばなきゃダメなんだｗｗｗｗｗｗｗｗｗって笑わせてくるんだぜー。ずるすぎるだろｗ。
てか話前後しますが、ロープの先に吊るされた翔太郎を乱暴に放り投げるファングにはいくらフィリップくん命だからってヒドイｗｗｗｗｗと思ったんだけど（その後フィリップくんの元へ一生懸命トコトコ歩く姿はめちゃめちゃ可愛かったけどｗ）、よくよく考えたら翔太郎の命綱握ってるファングを「来い！」って呼ぶフィリップくんも中々どうしてヒドイですよね（笑）。ファングが気転利かせて亜樹子の方へぶん投げてくれたからよかったものの、やっとフィリップくんが呼んでくれた（はぁと）＞＜って舞い上がったファングが口からロープ離してフィリップくんに駆け寄ってもおかしくないシチュエーションだったもんｗ。
あと翔太郎はフィリップくんに比べて気を失う演技がわざとらしいですｗ。フィリップくんはそのまんまバタンと倒れるのに対して翔太郎は一旦溜めるんだよね。そこがとてもわざとらしいｗ。これはこの先何度かあると思うんで、れんれんの上達に期待しますｗ。
ファングの戦いを見て逃げる冴子さんを追おうとして倒れるＷってかフィリップくんはてっきりファングの副作用かと思ったら・・・
「いけねー、お前の身体、減量でヘトヘトだったっけ」
ってそっちかよｗｗｗ。
でさ、
「亜樹子ぉー！オイ！身体！俺の身体もって来い！！」
って両手の平血塗れだってのに身体運ばせるだけでもヒドイのに
「お前、丁寧に扱えよ！俺んだろ！オイ」
と偉そうに言われて
「ムッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！」
と叫んで足を乱暴に投げて
「このっ！ホレッ！オッ！つんつんっ」
って拾った棒っきれで翔太郎の身体をつんつくつっつく亜樹子は間違ってないと思ったんだけどｗ、亜樹子に引きずられた翔太郎ってあれ本物のれんれん？これまでも相当ハードなアクションやってるれんれんなのでほんとにれんれんが引きずられてたんだとしてもそないに驚きはしないんだけど、本物だったとしたられんれんにも亜樹子にも心からお疲れ様の言葉をかけてあげたいです。
「後は任せろ。選手交代だ」
「頼む」
サイクロン！ジョーカー！
「変身っ！」
完璧なる背中合わせでのＷ変身にはチビった。ていうか、ファングジョーカーだけでなく既存フォーム（翔太郎ボディ）での活躍も入れ込んでくるＷってやっぱ凄いわ。若菜姫の言葉でフィリップくんが減量に挑戦してるってネタをちゃんと本筋でごくごく自然に生かすもんね。てかこのネタすっかり忘れてたからちょっとびっくりしたしｗ。
びっくり＆忘れてたと言えば、霧彦さん大活躍のタブー対Ｗ戦を何であんなに大勢の一般人が見てるんだ？と思ったところで刃野さんが出てきて“最初から仮面ライダーは正義の味方だと信じてた”発言したのもそうでした。そういや前回でアバレッドさんは「俺は仮面ライダーだ」だの「イグザクトリー！」とか言ってたよなとｗ。戦いに巻き込まれそうになった子供への態度がいかにも“みんなに見られていることをわかってる”風に見えたし、颯爽と助けた子供に「大丈夫かぁ？」って聞く声が！れんれんボイスがいつもにも増してエッローーーーーーーーーー！！って感じだったんで何でだろ？と思ったんだけど、名誉挽回のシーンを風都市民に見せつけてたから、だったんですね（笑）。刃野さんを殴ろうとする左手メタル（翔太郎）を押さえる右手ヒート（フィリップくん）バロスｗｗｗｗｗ。
で、忘れてた前編のネタやらなにやらも全て綺麗に消化してみせたことだし、霧彦さんご夫婦も甘い新婚生活を取り戻せたようだしｗ、このままほのぼのEDで終了かなーと思ったところでものすごい爆弾がきたわよ･････････。
イヤーーーーーーーーーーーっ！デブフィリップくんいやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！“なんとかが美味しいんだよ”とかデブボイスで言うのやめて！聞き取れないほどのデブボイスやめて！まじでほんとわたし泣きそう！30分前の某姫レッド登場よりもこっちのがよっぽど衝撃だしショックだっつの！！。
「ちったー反省しろ！この検索馬鹿がーっ！！！」
だわほんと･･･。
前回の空気であり要素でありをさりげなく、それでいてちゃんと引き継いで次の話を始めるＷなのでいろいろと心配です･･･。でもフィリップくんのことだからきっと効果的なダイエット法を検索し実行してくれるわよねっ！？つーか成長期なんだから減量→超デブ→ダイエットとかしちゃダメー！でもダイエットしてくれなきゃダメー！（笑）。
