- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/10/29
- メディア: 単行本
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「赤朽葉家の伝説」に登場する赤朽葉毛鞠が描いた漫画のノベライズという設定で、その漫画のモデルとなるのは赤朽葉毛鞠の体験そのものなので、展開やらなにやらは毛鞠の体験として既知のものだったにも関わらず、面白かったです。ていうかこれ漫画で読みたい。漫画はあまり読まないので誰の絵がいいとか具体的な想像はできませんが、読みながらカット割り(そういうの漫画だと何て言うんだ?)が自然に浮かんできて、“これ絶対見開き2ページ使ってドーーン!だよなぁ”とか思いながらの読書はすこぶる楽しかったです。