『ROMES〜空港防御システム〜』第1回「帰還」

はああああああああああああああああああああんハルかわいいよハルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ><


1話の感想はこれに尽きます。もうハルが出るたびそのムッチムチのプッヨプヨそうな身体つきにハァハァしてました。理想通りの甘やかされボディにハァハァですよw。「ハル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(はぁと)」でデレ放題の成嶋さん(については後述します)はただの大倉でしかなかったけどw。でさぁ、きなこ空港長はまぁあれはあれで可愛くはあるんだけど、この作品(原作)のアイドルはハル以外には不要だと思うのよね。ドラマブログかなんかにハルはROMESチームのアイドルできなこは空港のアイドルとか書いてあって本気でムカッ!と思ったもの・・・。可愛いのは事実だけど!!。

とりあえず初回は人物紹介とROMESの能力よりも雰囲気(笑)を見せるのが課題だったと思うのですが、顔認識システムはまぁあんなもんだとしてもROMES自体というか成嶋さんがいるROMESルームのイメージが全然違う・・・。メインモニターはあれでいいとしてももっと沢山モニターがあるイメージだったし、部屋もあんないい言い方をすればシンプル悪い言い方をすればスッカスカなイメージじゃないよー。一万歩譲ってそこまでは堪えるとしてもあのボタンはねーだろうと。つーかあの部屋で国内一のハブ空港を管理してる風には全然見えないってのが致命的すぎる。ROMESから“凄いシステムなんだ”というオーラであり説得力が全く感じられないんだもん。これだけシンプルなシステム空間で警備できるからこそ最新鋭なんだ!というつもりなのかもしれませんが、原作が機能に関してはそれなりの描写があるけど外見(見た目)的なものに関してはほとんど記述がないわけだからそれを逆手に取ってというか、映像化するにあたってはむしろ仰々しいほどのものにしたほうが絶対に良かったと思う。だってこの物語の真の主役は「ROMESシステム」なんだもん。『人間嫌いの若き美貌の天才・成嶋が操る「ROMES」』、それが肝なのに、これは“形で見せる”という映像化の一番のメリットを活かしたとは到底いえないと思う。まだ03までしか使ってないしROMESが本気出してからこそが勝負ではあるんだけどさ、1話を見た限りではこの先CGなんかの映像技術でそれらしく見せてくれそうな気配は微塵も感じられません。
性格や関係性を含めた人物設定もかなり変えてるようですが、ジャニが主役なわけだしそもそも原作からして人間関係面での“ドラマ性”が五條作品の中ではもっとも薄いといってもいいぐらいの作品なので多少の変更や設定の盛りはあるだろうとは思ってたけど、一つとしてその改変に納得いくものがなかったってのはどうしたもんかなーと。中でもいっっっっっっっちばん納得いかないのは成嶋さんが銀縁眼鏡かけてないってことね。わたしの中で成嶋さんの眼鏡ってのはその人間性を表すために必須のアイテムだと思うわけで、眼鏡オン=ROMESを使って防衛してる時、眼鏡オフ=ハルとイチャイチャしてる時、って気持ちの面でのオンオフの描き分けも容易にできるしなぜ眼鏡をかけさせないのか心底理解できません。てか原作の成嶋さんはとにかく敵も味方も問答無用で全ての人を魅惑してしまう天使のような美貌に悪魔の笑顔を浮かべて周囲の人間を使うというまさに“天使のような悪魔の笑顔”を地でいくお方でして、だから眼鏡をかけないことにしたのは「美貌」をフューチャーするためなんだなと自分を納得させたのに、例えば成嶋さんを見た人が片っ端から「い、いけめん・・・!」と呆然とするとかさ、国仲さん演じる八坂さんが寝顔を見てポーッとなってしまうとかさ、美貌設定ならば初回でそういうものだと印象(説明)付けなくてどうするってな話なわけで、それらしき描写がなかったということはどうやら「美貌」設定はない・・・みたい?。だったら眼鏡かけさせろやああああああああああああああああああああああああああああ!!!オサレ帽子とかいらんねん!!!!!!!(ちなみにたっちょんは眼鏡をかけたほうが顔が絞まって見えて素敵だと思います)。ついでに言えばパーマヘアも微妙。寝癖らしくヘアセットするのが大変だからとりあえずモジャ頭にしとけってか!?ちがーーーーーーーう!『天才なのにいっつも寝癖』これがいいんじゃねーかよーーーー!!もひとつついでに言えばジレとか着せてんじゃねえええええええええ!白シャツにベージュのコットンパンツ!これでいいの!てかこれがいいのに!!。
砂村はなぁ・・・・・・ヤスがキャスティングされた時点でわかりきってたことではあるけど小っちゃい砂村だな(笑)。華奢な成嶋さんが大型わんこタイプの部下に笑顔でキッツイ命令を下すその絵を妄想してグヘグヘするのがこの作品の楽しみ方の一つだと思っているのでその点については正直ガッカリではありますが、スーツといいへアスタイルといい存在の硬さといい(笑)新人らしさは出てたと思う。でも一つ気になることは、原作は関西の空港(通称・西空)だったものをわざわざ東京湾にある空港という設定に変えたということは、このドラマの中の世界では成田は存在してないという設定なのかなぁ。となると砂村の背景(家族のこととか)は描かれないってこともありえそうだなぁ。
あ、改変に納得いくものがひとつもなかったと前述しましたが、池鉄演じる梶谷を犬の訓練師にしたのは賛成とまではいいませんが、放送局がNHKということを考えればまぁ納得です。郵便局員でない梶谷が必要か?とは思うけどw。てか池鉄のあのサングラスなんぞwww。


まだ1話を終えたところなので断定するのは尚早かとは思いますが、やっぱり五條さんの作品を映像化するのは難しかったな・・・と思う。そうキッパリ割り切ってしまえば深く考えることなく単純に大型わんこ2匹(たっちょんとハル)とチンパンジーがキャッキャするドラマとして楽しめそうな気がしますw。渡辺裕之とか小木さんとか正雄とか宮内敦士さん(浪花の花の弓月王だよ!左近殿のお兄様だよ!)とかダンディなオジサマ俳優揃いだし、池鉄を筆頭に柄本佑くんや嶋田久作さんと個性派(顔面)もなかなかのツボだし、あらら?そう考えたら結構な男前ドラマなんじゃないのー?w。