『チーム・バチスタの栄光』第6話

おいおいおいおい、殺人犯は1人じゃないって・・・。大した人数いるわけでもないのに共犯者だか真犯人だかが何人いるか知らんけど、どれほど優秀であろうが 少なくとも7人のうち2人以上が殺人犯の“チーム”なんて嫌なんですけどwww。だって氷室の口ぶりからして今回やったのは自分だけど自分が手を下さなくとも患者が死んだケースもあるから犯人は他にもいるって感じじゃない?犯人同士の繋がりはないのだとしたら一人の患者に殺すための仕掛けが2つ以上為されてたってこともありえそうなわけで・・・もういっそ全員が共犯者ってほうがマシな気すらするわw。
で、警察が来るまで氷室を隔離(軟禁)するのは当然としても見張ってるのが黒崎教授とその子飼いっぽい放射線科の人(あれまさか島津じゃないわよね!?)ってところが怪しいわよねw。なんか思わせぶりな視線を交わしてたし、とりあえず「氷室先生がにげたー(棒)」のは黒崎教授の手引きだろうな。理由はバチスタチームへの嫌がらせ。あの教授それぐらいやりそうだものw。・・・ってのは冗談としても、黒崎教授に榎木さんをキャスティングしてるあたりこの先のミステリー展開には絡んでくると思うのよね。となると犯人のポジションにしっくり収まりそうなのはとりあえず黒崎派の垣谷かなぁ。垣谷先生が犯人だと知らされて、半泣きで「なぜこんなことをしたんですか垣谷先生!僕はあなたのことが嫌いだったけど医者としては尊敬してたのにっ!」って涙目で食ってかかる酒井先生を想像したらもっこりしちゃいました☆


今回テンポいいし緊迫感もあったなーと思ったんだけど、あれか、喫茶店と田口家のシーンがなかったからか!


原作者はAIを入れてくれりゃあとはどう料理してもらっても構いませんというスタンスだと聞いたことがあるのですが、今回のあのAI描写で満足というか納得できたのだろうか。遺体にさらにメスを入れることを遺族が嫌がるってのは気持ちとして理解できるし、それでも必要だと白鳥が土下座するシーンもドラマ的に必要だったと思う。そうまでしても原因が特定できなかったことで更なる検査の話を持ち出した時、遺族は最初に解剖を申し入れた時以上に反発しただろうことは想像に難くないよね。だからこそ出てくるのがAIで、“これ以上身体を傷つけることなく”“より精密な検査ができる”ってのが売りなわけじゃない?だとしたら遺族に説明するという形でそここそ力入れて白鳥に語らせて欲しかったと思った。ドラマではどうだかわからないけど原作の白鳥はAIオタと言っても過言じゃないぐらいだからねぇ。心情として“生きてる人間のために使うべき道具を死者のために使うのは無駄だ”って意見も分からなくもないと思うし、 “AI”についてはもうちょい突っ込んで描写してもよかったんじゃないかなー。