『SP』第10話

まず謝ります!先週の感想で4係がバタバタ撃たれて倒れるのもどうせ井上の妄想だろうしって書いてすいませんでした!とりあえずすごい展開に口ポカーンてなったわ。ナイフ男が井上に刺したナイフをグリっ!!って抉ったところまでは手のひら握り締めて見てたんだけどよかったのはそこまでで、総理の前に馬鹿みたく手広げて“1人1人次々と”盾になり簡単に撃たれてバッタバタ倒れるとか、拳銃構えてる警官に目もくれず(岡田様素敵!ってチラ見はしただろうけどw)ノタノタと逃げる客に(笑ってる人とかいたからね・・・)、人波に押されて前へ進めない無能係長とかもうどんなコントかとw。4係以外何やってんだっつのな。4係もさ、銃の前に身を投げ出す勇気は認めるけど、防弾チョッキ着てたってあんだけの至近距離で打たれりゃダメージ受けるとしても全員揃って完全に気失ってんだけど・・・1話で井上が横っ飛びして都知事守った時も防弾チョッキ越しに超至近距離で撃ちこまれてたけど、あの時は結構すぐさま立ち上がって“念のため防弾チョッキ着ててよかったですエヘヘ”とか言ってたのと比べると井上以外のSP弱すぎだろ。盾になるしかないって不満持ってるらしいけど組織的に盾になる練習してから言えっての。しかも山西どこで練習したんだか知らんけど銃撃つの上手すぎw。シングルハンドで全弾命中させるとかむしろそっちの道に進んだほうがいいんじゃないかw。
てか妄想タイムに突入する寸前の井上の笑みが怖すぎ+妄想リアル過ぎ。引き金を引いちゃった井上を見て“ああ・・・やってしまった・・・”って感じで目を閉じて心痛の表情を浮かべた『井上の妄想の中の田中』モエスw。妄想の中で田中にあんな表情をさせちゃう井上もモエスw。むしろあれでエンドだったら伝説のドラマになったかもしれなかったのにな。
ペイント弾があまりにもペイント弾すぎてどうしようかと思ったんだけど、あれはなに?パニックを起こしたあとで実は悪戯で総理の命に別状はありませんってな発表がなされて、でもいつこういう事件が起きるかわからないから警備力増強しますってのを狙うシナリオってことなのか?。ナイフ男は完全にやっかいなSP(井上)対策でしょ。で、山西は理事官たちとは繋がってない単独犯で、秘書官の言動とネットの情報からこの式典でなんちゃってテロが起きることを予測してて、その隙を狙って総理を殺ろうと狙ってたってことか?。てか次回予告で山西が井上に銃口向けてたけど、確か5発撃った・・・よな?。あの拳銃、制服警官から奪ったものだからまさか予備の弾なんて持ってないだろうし、あれがニューナンブだとしたら5発しか入らないから既に弾は入ってないはずだよなぁ。さっさと取り押さえりゃいいのにまさかSPたち動転して気付いてない・・・とか?

てかね、いっちばん納得いかないのは、これって確かバディ物って話だったと思うんだけど、尾形さんなんもしてねえむしろ今回に限っては足手まとい!ってことなんだけど。井上のトラウマとなっている両親刺殺現場にいた意味が最終回前にしても全くわからないんだよな。あの現場にいたのはもちろん偶然だろうから、たまたま目を付けためっけもんが恐らく尾形の中でも強烈な印象を残したであろう事件の時の子供だって知り、陰日向に井上を支えるために尽力するいい上司ってポジションならばそれでいいけど、それにしちゃ今のところ特別な心の交流みたいなものはなくて、単なる上司と部下の枠に収まっちゃってると思うし、井上は今回の妄想の中で自分ひとりで正義と復讐の葛藤を乗り越えたというか、少なくともそこに尾形の力は干渉してなかったと思うんだよな。妄想の中で「撃つな!」言われても結局撃ってたし。山西と面会してた理由とか最終回でそれなりのことは明かされるんだと思うけど、残り時間考えたらセリフでさらっと説明されて終わりっぽいよな。結局アクションもほとんど見れなかったし、堤さんに関してはほんとガッカリだよ。堤さんそのものじゃなくて尾形という役がね。


あとこんなこと言ってももうほんと今更なんだけど、やっぱ事件が起こるまでが長すぎるよね・・・。