新堂 冬樹『日本一不運な男』

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弱小出版社勤務で見た目も冴えない凡人男・三沢は、結婚相談所が主催する船上パーティで知り合った清楚で可憐な恋人・まどかの付き合って初めての誕生日プレゼントを買い、待ち合わせ場所に向かう途中で何者かに拉致され、まどかを人質にされ、驚愕のあるミッションを遂行するよう命じられる。強いて取り柄と言えるものといったら逃げ足の速さぐらいしかない三沢は果たしてミッションを完遂し、愛するまどかを救うことができるのか!?


アホくさっ(笑)
一言に尽きる。ていうか表紙の犬に騙されたよ!
この帯に「白・新堂」でも「黒・新堂」でもない新色とありますが、強いて何色かと言えば・・・・・黄色かな。白黒どっちでもいいけどそれを求めて読んだらどっちにしてもガッカリです(笑)。
謎のグループに捕らえられた三沢はミッション遂行のために数々の訓練を課せられるのですが、かなり難易度の高い試練を与えられた時の心理描写が
このトレーニングの危険度は、ピラニアが蠢くアマゾン川でシンクロナイズドスイミングをする、もしくは、BSEに罹った牛の危険部位をタタキで食うことに匹敵する。
ですよ。言いたいことは分かるけど絶対しないって(笑)。もう新堂のこういうアホな例え大好き(笑)。