『ハゲタカ』第5回「ホワイトナイト」

にしのおさむB型が調子乗りすぎたばっかりに全てをなくし、由香の実家である三島製作所に拘るなんてらしくないことしたばっかりに鷲津さんがホライズンをクビになるという物語的には相当動きのあった回でしたが、なんかもう南朋さんが素敵すぎて内容がちっとも頭に入ってこない(3回見たのにw)。今現在の南朋さんの魅力がぎゅぎゅっと凝縮されたようなまさにネ申回でございました。
危ない橋を渡ってしまってどんどんと追い詰められていく鷲津さん・・・あの女(あの工場)の為だと思うとキィィィィィィ!!ってなるけどそれがまたセクシーでございます。分かりやすい脅しをかけるおさむB型の元を訪ね、送られてきた銃弾3発バァーーーーンと叩きつけて
「祭り上げられてるのは・・・・・・お前じゃないのか?」
ひゃぁ!すてきすてきすてきぃーーーーーーーーーーーー!!!!!早足で立ち去る時にふんわりあげた前髪が乱れてるとこもテラセクシー。壊れていく、鷲津さんが壊れていくよ・・・(涎ジュルっ)。秘密裏にセッティングしたテクスンとの昼食会を、アランの注進のせいで本社に横槍入れられキャンセルとなったことを聞かされ、ハンッと薄笑いして(瞬間アランが裏切ったって分かったんだろうなぁ)上着を脱いでこれまたバーーーーーンッ!と叩きつけ眼鏡を取る鷲津さんハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン★前に芝野に出し抜かれてキレた時も思ったけど、怒りを見せる鷲津さんってほんと素敵。そしてやはりプラベの時は眼鏡外すのか鷲津www。薄暗い空間で白いソファーに座って何かを考えているような鷲津さん。え!?これ鷲津さんの自宅!?頭すっきりさせるためにシャワー浴びたりしないのかしら!?ハァハァ・・・って期待しましたごめんなさい。でもでも脱がなくても(そういうドラマじゃありませんw)暗闇で由香の留守電を聞く横顔がむちゃくちゃ色っぽいんですけど!留守電聞いてる途中からスイッチが入ったというか、ほんのちょっとの変化なんだけど表情が変わる瞬間がまた素敵だった。由香のテレビに出演し、冷静に意見を述べるクールな鷲津さんでしたが、番組途中で本社からの解雇通告を受け、携帯をまたもやバーーーーーーーーンッ!と壁に投げつけて「ふざけるなっ!」うぎゃぼええぇぇぇぇぇぇぇぇぇかっこえぇぇぇぇぇぇぇ!!!必死で高ぶる感情を抑えつけ、解雇の事実を告げる鷲津さんむさむさかっこえぇぇぇぇぇぇぇ!!!鷲津さんは頭に血が昇ると何かを投げる癖があるんですねw鷲津さんにちょっぴり人間味を感じる瞬間w。

解雇され、自宅に隠遁中?でもYシャツ(しかもカフス付き!)にスラックスと決して着崩さない鷲津さん。多分いつもキッチリしたカッコをしてるんだと思うんだけど、まさかまさかあのテレビ出演の日からずっとお風呂にも入らず着の身着のままだったらどうしよう・・・。もはやどうにもならない大空電機の再建計画書を再検討?する鷲津さん。会長と交わした会話のこともあるし由香の工場のこともあるし、やっぱりただ金儲けだけを目的としてるわけじゃないんだよなぁ。そしてたばこに火をつけて眼鏡を外し、上を向いて一瞬目を閉じた横顔テラモエス!!!!!!!!!大人の色気ダダ漏れです!以前にフラッとタクシー捕まえてジャズバーに向かったときもそうだったけど、鷲津さんの最大の魅力は疲れてる時に一瞬だけ見せる無防備で迷子のような表情なのよねっ!(と力説w)。そんでもってそんでもって勝手に人んち入ってきて金ばら撒きながらピストル持ち出すむちゃくちゃ迷惑なwおさむB型に向かって
「撃てよ。」
・・・もう何も言うことはございません。このシーンは南朋さんモエ史上殿堂入りするかと思ったヴァイブレータを超えました。本当に有難うございました。撃てよと言った瞬間の、おさむのこれまでのことや気持ち、自分の過去もすべてひっくるめた上で全てを受け止める覚悟と諦念と、ようやく苦しみから解放されることへのほんのちょっとの安堵が混ざったような表情が穏やかで哀しげで、ああこれが鷲津の素顔なんだろうなぁって胸が苦しくなった。その直後、もみ合ってるうちに弾丸が発射されちゃってそんなつもりはなかったのにパターンでガッカリしたけどw。予告で「最後までハゲタカなりのやり方を通させていただきます」とか「私と芝野に賭けてもらえませんか」みたいなことを言ってたし、思いっきり助かるようで一安心でございます。ていうかおさむどうなっちゃうのおさむ。

ということで、おさむB型。南朋さんプロモ状態なネ申回になったのはおさむB型のおかげでございます。神棚に向かって拍手打つおさむはどっからどうみても893です。これがさ、西野屋時代はもっと普通の若者っぽかったってんならIT業界でのし上がる過程で裏社会と関わって変わっちゃったんだねおさむ・・・と思えるんだけど、おさむB型時代から明らかに堅気じゃないオーラびんびんでしたからねwあれはおさむの地なんだろう。何言ってんだかわかんなかったと方々で言われてる「しかけるよ。戦争だよ、戦争。」は龍平の真骨頂という感じでございました(あたしは初見で聞き取れたもん!龍平免疫があってよかったと思った瞬間w)。この時一瞬映ったおさむの部下がかなりカッコよかったんですけど、あれ眞島秀和さんだよな。ハイパーはもう終わりだろうし出番あれだけなのかな。つくづく贅沢なドラマだ。バイブルだという大空の塚本社長やテクスンの社長の大木会長本はボッロボロだってのに同じようにバイブルですと言うおさむの本はピカピカで、おさむだってバカじゃないだろうに相手にもその意味が分かることを承知の上でそう言ってわざわざ新品の本を見せるおさむが怖かった。インテリヤクザってこういう感じなのかななんて思ったもんw。あと村田さんを引き抜くときにおさむの口元だけ映ったのも怖かったなー。由香の番組でホライズンとハイパーとの違いをつっこまれ「フッ、まいったな・・・それは私もホライズンと一緒ということですか?」と静かに脅してみたり、自分の過去を暴露して被害者の位置にさっさと座るその手際の良さはどう見ても普通じゃないわけで、そこまでやると話が散漫になるから必要ないのかもしれないけど、やっぱりどうやっておさむB型がここまで這い上がってきたかってのも見たかったな。ていうかわたしずっとおさむB型は祭り上げられてるって分かっててやってるもんだとばっかり思ってたのに、ほんとに調子のってただけのバカ若者だったんだな・・・。鷲津が認めたぐらいだから、西野屋時代は見所がある若者だっただろうに、結局はサンデーの息子と一緒で権力を手に入れた途端狂ってしまったということなのだろうか。

芝野はいろいろと事情があったのだろうけど、ほんとに影が薄いな・・・。仕事が出来るというよりも、単なる鈍感ないい人ってだけのような・・・。


ああもう次は最終回だよー。次を見ちゃったらもう新しい鷲津さんを見ることがないのだと思うと、喪失感の重さに耐えられる自信がありません・・・。